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甲斐駒ケ岳 黒戸尾根 (2013年10月) [百名山]

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いつ頃からだろう。 「黒戸尾根で甲斐駒ケ岳に登ってみたい」 そう思うようになったのは・・・

【甲斐駒ケ岳 黒戸尾根】
かつての甲斐駒ケ岳への表登山道。 いにしえより修験道としても登り続けられている道。
北杜市白州町の2つの登山口(竹宇、横手、両駒ケ岳神社)から単純標高差約2,200メートル。
日本三大急登のひとつとしても知られる。(もうふたつは烏帽子岳へのブナ立尾根、谷川岳への西黒尾根)

「日本アルプスで一番つらい登りは、この甲斐駒ヶ岳の表参道かもしれない。」 深田久弥氏

「甲斐駒の表登山道として、この黒戸尾根を登って頂上に立ったということが、まず南アルプス登山を立派に成し遂げたことにも通ずるのだ。」 白旗史朗氏






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10月17日(木)    晴れ のち ガス

道の駅はくしゅう ~ 竹宇駒ヶ岳神社登山口 ~ 笹ノ平 ~ 刀利天狗 ~ 五合目 ~ 七丈小屋(泊)

車の外へ出ると、空には満天の星が瞬いていた。
ヘッドライトを装着し、まだ暗い車道を登山口に向けて黙々と歩き始める。
漆黒の空はブルーインクを少しずつ薄めていったような色に変化し、星の煌めきは淡い色のなかに消えていった。
星が消えると、それまで影絵のようなシルエットだった山並みが色をつけて現れ始める。
わたしたちの目指す山の頂もくっきりと見え始めた。 
「遠いなぁ・・・」 山頂付近が少し白く見える。 雪が積もっているのかもしれない。

道の駅から1時間、竹宇駒ヶ岳神社登山口に到着。 
ほとんどの人は2つあるどちらかの登山口に車を置いて日帰りまたは1泊して山頂を往復する。
なぜ登山口に車を置かず、標高も200メートル低い道の駅からわざわざここまで歩いたのか・・・
黒戸尾根、たとえ登ることはできたとしても、とてもこの尾根を無事下りきる自信のない私達。
初日は七丈小屋で1泊。翌朝駒ヶ岳登頂後北沢峠方面へ下り、バスと電車を乗り継いで車を停めた道の駅へと戻る。
下り不得手のヘタレ夫婦は黒戸尾根を下らないためのプランを立てたのでした。
(このプランだと黒戸尾根は下りませんが、歩き始めから山頂までの単純標高差は約2400メートルになります ^^;)









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いざ、甲斐駒ケ岳へ向けて出発です!

まず登山口手前にある 「竹宇駒ヶ岳神社」 にお参り。 『つたない私達をどうぞお導きくださいませ・・・』







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歩き始めてしばらくは広葉樹の森が続きます。







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笹ノ平分岐

登山口から2時間、道の駅から歩き始めて3時間の地点に現れるこの道標。
「7時間・・・ アハハハ・・・・・・」 この数字にはもう笑うしかないかんじ。 道標にスポツトライト当たってるし ^^;
(私達、初日は七丈小屋までなので5時間あればなんとか小屋に着きそうかな)






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標高を上げるにつれ、少しずつ針葉樹が増えてきました。



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森の香りに癒されながら登ります♪

笹ノ平分岐を過ぎたあたりですごい勢いで下ってくる男性が。 七丈小屋の小屋番さんです。

「小屋泊りですか? 帰り遅くなるんで食事は用意できないから。」

「はい、分かりました。」

七丈小屋は事前予約できない山小屋です。
小屋番さん、今から下山していろいろなものを担いで、また夕方までに登り返してこられるのでしょう。
ここの食事は美味しそうで楽しみにしていたのだけど、仕方ありません。
翌日の昼食分とオヤツでなんとか食いつなげそう。 予定通り登り続けます。
※小屋でもカップラーメン等販売しているようです。









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ここが有名な 「刃渡り」 



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足場もしっかり。 鎖もあるので私でも怖くありませんでしたよ ^^v







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刀利天狗



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たくさんの石碑とともに祠がありました。  『この先もどうかお見守りくださいませ・・・』



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ルリビタキの先達さん。 それとも刀利天狗さまの化身?










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五合目小屋跡までは苦労して登った標高を一旦下ります。 ここでランチ休憩。 
ここまでくれば七丈小屋まではあと1時間ほどです。
予定よりも早く小屋に着けそうなので、のんびりと1時間近く休憩していると男性が登ってきました。 
この日同宿となる糸魚川のおじさまです♪

「こんにちは~ 小屋泊り? 小屋番さんに会った? 食事できないってね。 小屋まであとどれくらいか分かる?」

『はい~ 食事のことは聞きました。 小屋まではCTであと1時間ちょっとですね。』

「ありがとう。 じゃ、先に行ってるよ。」

おじさま、風のようにスイスイ行かれます。 早っ!!

このあと七丈小屋まで怒涛の梯子&鎖攻撃が始まります・・・









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梯子・・・





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板の隙間から下が見える橋。 渡り終わったらまた梯子・・・





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う~~ん、どこで撮ったんだかよく覚えていない・・・





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1日目で一番怖かったトラバースポイント・・・ ToT

怖さが全く伝わらない画像ですが、ここ高所恐怖症にとってはめっちゃ怖いんです。
画像の向かって左側と奥は切れ落ちてます。 踏み外したらおそらくこの世とお別れかな・・・
ルート上一番傾斜のある垂直梯子を登り終わったろころで現れるこのトラバース。
写っているピンと鎖が頼りです。 今見返していても怖い(><)

しばらく進むと朝すごい勢いで私達を追い越していった日帰り組の二人の男性が下ってこられました。

「すみませ~ん この先まだ梯子ありますかぁ~~(泣) ToT」

『七丈小屋まではあと1か所かな。 小屋、もうすぐそこですよ!』

「ありがとうございますぅ~ もう山頂まで行かれたんですよねぇ~ すごいですねぇ~ 早いですねぇ~~」






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七丈小屋到着♪ 糸魚川のおじさまがストーブを点けて小屋を温めておいてくれました ヽ(^o^)丿

この日の小屋泊りは糸魚川のおじさま、八ヶ岳がホームのソロの女性、私達夫婦の4人。
ソロの女性は途中まで同じペースで登っていたのですが、私達がちんたらしている間に山頂まで往復されて夕方小屋に戻ってこられました。
一歩ずつ確実にしっかり登られるタイプの方。 黒戸尾根は今回で3回目だそう。 
女性一人で黒戸尾根に来られる方はやはり只者ではありませぬ。
8合目を過ぎると雪が残っていること、昼間でも北側の岩場が凍りついていたので朝は注意したほうがいいこと。
登山道の詳細を詳しく教えてくださいました。

糸魚川のおじさまが終始私達を笑わせてくださいます。

「俺さ~ なんか余計な一言が多くていつも山で怒られるんだよね。 南アの奥地の山小屋で ”乾燥室どこですか?” 聞いたら   『ここは北じゃないんだ~~!!』 怒鳴られちゃってさぁ~」

一同 爆、爆、!! 

「だから今日も小屋番さんから ”食事ない” って聞いたときも 『分かりました。気を付けて。』 余計なこと何も言わなかったよ。」

再び 爆、爆、爆!!!

19時過ぎには皆眠りにつきました。






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10月18日(金)    くもり 時々 晴れ

七丈小屋 ~ 甲斐駒ケ岳 ~ 駒ツ峰 ~ 双児山 ~ 北沢峠 (その後バス、電車を乗り継いて道の駅はくしゅうへ戻る)


午前5時、4人ともほぼ同じ時間に起床。
ソロの女性は前日すでに山頂まで行かれているのでこのまま黒戸尾根を下られるそう。
糸魚川のおじさまと私達は山頂に向かいます。
おじさまは駒ケ岳に登ったあと、この日は下の仙水小屋に泊まられ、翌日にまた黒戸尾根から下る予定とか・・・(*_*)
「ありがとうございました。 気を付けて。」 ソロの女性とはここでお別れです。

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やはりここは神の領域なのかもしれない・・・





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先人たちも同じように感じながらこの尾根を登っていたのでしょうか。










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岩場が凍りつき始めました。

8合目で糸魚川のおじさまが私達に追いつきました。
私達の先を行くおじさま 「鎖場のステップが凍ってるよ~!」  「この辺り足場がヤバイから気を付けてきて!!」 
ポイント、ポイントで上から声をかけてくれてとてもありがたい。
そうそう、糸魚川のおじさまも高い所は不得意だそう。 でも恐怖ポイントが私とは微妙に違うみたいで(笑)
(1日目の恐怖ポイントはおんなじでした。)
※おじさま、百名山残すところあと10前後だそう。 「早月尾根は大丈夫だよ」 お勧めされましたが・・・ 行かないです・・・






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有名な大刀





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CARRERA隊長の写真で拝見していたアングルにはどうしてもならない・・・
隊長、足元にある1メートルくらいの岩の上に立って撮ったな・・・ (足場悪し・・・ もちろん私にゃできませぬ ^^;)






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岩も主張しています!







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八ヶ岳方面







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鳳凰三山と富士山







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2日目、凍りついた岩場と鎖場はそれはそれは怖ろしく写真を撮る余裕全くありませんでした。 (ここは登山道じゃないよ^^;)







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山頂まであと少し・・・







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北沢峠からの登山道と合流した付近










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甲斐駒ケ岳山頂~~ 着きましたぁ~~~ ToT

『無事に登らせていただき、ありがとうございました・・・』 山の神様にお礼をします。
風もなく穏やかな朝の山頂は糸魚川のおじさまとよしころん夫婦、三人の貸切 ヽ(^o^)丿
北アルプス、白馬、白山、妙高方面まで綺麗に見えています♪  どの山も白く雪化粧、すっかり冬山の装いでした。






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仙丈ケ岳方面

「その山、分かんね~んだけど。」 おじさま

『仙丈ですよ~! 登ったでしょ~~』 (笑) よしころん

「あぁ~! そうか!!」 (笑) おじさま






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八ヶ岳方面







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来年は鳳凰三山にも行きたいな♪







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甲斐駒ケ岳 黒戸尾根、厳しくも本当に素晴らしい道でした。

私は 「登りだけならまた登ってもいいかな~」 と思っていますが、パートナーは 「2度と登らない!!」 意見が割れております ^^;
しかし下らないとなると、やはり車の回収がめんどうだし、今回の方法だと時間もお金もかかってしまいます。 
黒戸尾根、登るだけで下らない方法、他にいい案があればどうぞご伝授くださいませ m(__)m
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八甲田山 (2013年10月) [百名山]

遅くなりましたが、前回からの続きです ^^;

10月9日(水)    小雨(福島会津)~晴れ(新潟)

当初計画では前日の会津駒下山直後から青森へと向かい、この日は朝から八甲田山を登っている予定でした。
しかし毎週のようにやってくる台風の影響で東北青森方面は見事に雨予報。
片道8時間近く車で走って、訪れた先が雨だとあまりにも悲しい・・・

八甲田山は諦め、裏燧林道をまったり歩きましょうかね~ と考えていました。
朝、御池駐車場で出勤してきたozebaka親方、hidamariちゃんとおしゃべりしていると、
空からポツポツと雨が・・・アチャチャ~~(><)
「この時期、只見から小出に抜ける道もお勧めだよ」 
2人の言葉で、裏燧林道まったり歩きの予定から、御池から新潟経由のんびりドライブしつつ千葉の自宅へ向かうことにしました。(雨を避け、どんどんと楽なほうへと流れゆく2人・・・)

只見経由小出に抜ける道を走るのは初めて。 
途中浅草岳や守門岳が現れて「ここに出てくるんだ~~!」と納得した次第。
新潟に向かったことでお天気はとてもよくなったのですが、只見湖周辺の紅葉にはまだまだ早く ^^; 
時間もあることだし、一般道(17号)で関越道昭和インターまで行きましょう~~となりました。
(関越トンネルを通らないことで高速料金かなり節約できるのです)

やがて六万騎山が見えてきたところで、この近くに住むブロ友のsuika980さんに思わずメール。
お昼ごはんに「へぎそば」を食べていると、
「三国峠超えるなら、苗場山に行く途中のトレッキング湯沢もいいよ~~」suika980さんから返信。
ぐるりと周回できるコースのようでしたが、午後になっていたこともあり、さわりを1時間だけ歩いてみました。
ここも紅葉の時期には美しそう♪ またゆっくり歩いてみたい場所です^^

一般道(17号)を走り、まもなく昭和インターという直前の17時頃、明日のお天気はどうかな~ スマホで見ていると・・・

「明日の八甲田方面、快晴なんだけど・・・」 よしころん
「えぇぇ~~~!!!」 パートナー

台風が高速で過ぎ去り、お天気が急激に回復したようで~~
ということで、計画の変更の変更の変更が振り出しに戻るようなかたちで、私達はここから一路八甲田山に向かいました。

我らの行方はお天気まかせ、風まかせ。 なんたって「山さえ登れりゃご満悦」夫婦ですからね。

ついさっき 「今から帰ります。」メールをした次女に、「やはり八甲田に向かいます。」メールを送付し直します。
『は~い、気を付けて。』 と次女。 
こんな私達を理解してくれている娘たち、いつもありがとうね。









10月10日(木)    晴れ[晴れ]

酸ヶ湯温泉 ~ 仙人岱 ~ 大岳 ~ 大岳避難小屋 ~ 上毛無岱 ~ 毛無岱 ~ 酸ヶ湯温泉

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夜明けとともに歩き始めました。

東北道津軽SAに到着したのは午前0時半。 関越道昭和インターを出発して7時間半経っていました。
ここで朝まで仮眠。 2日連続の車中泊。 (節約旅ですからね~^^;)
シュラフを積んでいましたので寒くはありません。 もうすっかり車中泊の達人?(笑)






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八甲田山という山頂は存在しません。 (赤城山とおんなじね^^)
酸ヶ湯温泉から最高峰の大岳を周回するコースを巡ります。 見えているのが大岳。






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ケルンの向こうに見えているのは津軽海峡? いやぁ~本州最北端まで遥々やってきました ヽ(^o^)丿
台風の余波なのか山頂は強風で長居できませんでした。






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大岳避難小屋が見えてきました。 うしろにそびえているのは井戸岳。 (登りません ^^;)







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大岳避難小屋。 環境省管理の避難小屋でとても立派な小屋でした。 次回はここに泊まってもいいな~♪







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あれま!? 会津駒に戻ってきた?



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ね^^ 雰囲気が似てるでしょ♪







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おぉぉぉぉ~~~~!



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眼下に望む 毛無岱 の紅葉。







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圧倒されます。







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お花の時期も素敵だろうなぁ。







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「思い切って来て本当によかったね。」 何度も何度もそう言いながら快晴の八甲田を歩きました。










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ブナの森はまもなく金色に







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ありがとう、八甲田山。 きっと必ず花の時期にまた戻ってきます♪

次の機会には、数日かけて南八甲田や奥入瀬渓谷も歩かないと~~
まったりと時間をかけて歩くが好みの私達に東北の山は相性がよさそうな気がします。

往復約1500キロ、1泊2日車中泊の八甲田弾丸ツアー。
今回の旅で一番疲れたのは車での帰路。 
酸ヶ湯温泉で汗を流したあと13時に八甲田を出発、千葉の自宅に戻ったのは23時でした。
(翌日に予定が入っていたため、どうしてもその日のうちに帰っておきたかったのです。)
真似る方もいないと思いますが、このプランあまりお勧めできません。 
みなさま旅の計画はどうか時間に余裕をもって ^^;
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秋の若草女子会 & 御池散策 [女子会]

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御池付近の紅葉







10月8日(火)    晴れ[晴れ]

会津駒ケ岳滝沢登山口 ~ 水場 ~ 駒ノ小屋 (往復)

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午前5時すぎ、まだ暗い滝沢登山口をパートナーと2人ヘッドライトを付けて出発しました。
駒ノ小屋では前日から宿泊している若草女子会のメンバーが朝ごはんと共に待ってくれているはず。
ヘッドランプを付けて歩き始めて約30分、夜が明けてきました。 なんて綺麗な夜明け。 この景色みんなも見てるね♪






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水場も秋の気配







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山は秋の装い♪







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燧ケ岳 おはよう~♪







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ただいま~~ヽ(^o^)丿

朝ごはん! 朝ごはん!! 気合いを入れて小屋に向かって歩いていると・・・

「よしころんちゃ~~~ん!」 「のぶさ~~~ん!!」 山頂方面から私達を呼ぶ声が!?

ほら! あそこ!! 駒ヶ岳から下りてくる道の途中に遠目にも美しい(姦しいともいう・・・)4人組が!(笑)






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私達のほうが先に駒の小屋に到着しました。 みんなを迎えに行ってくるね~







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キタキタ! 美女軍団!?




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おっはよ~~ヽ(^o^)丿







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お待ちかねの朝ごはん~~ヽ(^o^)丿

駒の小屋は自炊小屋なので、朝ごはんの食材は前日ひだまりちゃんとおじ~が担いできてくれたもの。
最高の景色とお天気、大好きな仲間との朝ごはん、美味しくない訳がない! ありがとう^^ ご馳走様でした♪






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いつのまにか10時を過ぎています。 そろそろ下山しないと。 駒の姉さま、お世話になりました。 ありがと~~ヽ(^o^)丿

ということでよしころん夫婦は駒の小屋まで朝ごはんを食べに登ったようなものでして~^^; (詳細は他メンバーの記事にて)









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水場にて小屋へビールを運ぶ兄さま(小屋番三橋さん)とお会いしました。 兄さま、ご苦労様です m(__)m







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朝ごはんあんなに沢山いただいたのに、この頃になるとすでに 腹減り減り~~^^;

合言葉は お・そ・ば~! お・ふ・ろ~~!!
 






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全員無事 滝沢登山口到着~~ ヽ(^o^)丿



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女エグザイル もう一枚~! なんだか後ろのほうにいくほど壊れてますね・・・ えぇ・・・誰とはいいませんが・・・

このあと桧枝岐村にて裁ち蕎麦と天ぷらにてお昼ごはん。 燧ノ湯でひとっ風呂[いい気分(温泉)]

名残惜しいけれどみんなとはここでお別れです。 みんなありがと~♪ またね~~ヽ(^o^)丿










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よしころん夫婦、下山後八甲田へと北上予定でしたが台風の影響で翌日は悪天予報。御池で車中泊して計画を練り直すことに。







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御池へと向かう道路沿いの紅葉はちょうど見頃を迎えていました♪







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翌朝、御池の駐車場をぼんやり歩いていると 「お・は・よ~~~!!!」 ひだまりちゃん (*_*)

ちょうどozebaka親方と出勤してきたところ。 尾瀬沼へと出勤する2人を見送りました♪







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見えているのは燧ケ岳だよ^^

行きたかった八甲田方面は未だ悪天予報。よしころん夫婦は只見から新潟経由でのんびり千葉への帰途につくことにしました。



続く・・・
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錦秋の裏銀座 (2013年10月) [北アルプス]

10月1日(火)    晴れ 時々 くもり

新穂高温泉無料駐車場 ~ わさび平小屋 ~ 鏡平山荘 ~ 弓折乗越 ~ 双六小屋(テント泊)


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今年も裏銀座を歩いてきました♪

裏銀座を歩くのは3年連続。 過去2年は夏の山歩きでしたが今回ははじめての秋山歩き♪
ただ大好きな高天原温泉と次こそは訪れたいと思っていた黒部五郎小舎は前日9月末で終了。
残念ながらどちらにも泊まることは叶いません。
大好きな裏銀座、双六のテント場を拠点に秋を楽しもう!計画としました。

※今回も三日分を一度にまとめたため写真多めになります。 どうぞお付き合いくださいませ m(__)m








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標高を上げるにつれ木々が色づきはじめました♪

新穂高温泉から弓折乗越へと続く 「小池新道」。 危険箇所はありませんが、弓折乗越までがとにかく長い・・・ 
「なんかいつもより荷物が重く感じるんだけど・・・」
林道が長いせいなのかテント装備の荷物が肩に食い込みキツイ (><)
2人してペースもあがりません・・・
「小池新道」 私達的には合戦尾根よりしんどい・・・ ↓ ↓ ↓









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それでも美しい紅葉に慰められながら登ります。










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重い荷物に苦しみながらも予定通り鏡平到着~~





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池に空が写りこんで綺麗だねぇ♪







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先に行ってお昼頼んでおいてね~~ (牛丼&カレー)  ^^v







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この景色を見ながらですので、何を食べても美味しいです ヽ(^o^)丿 名物のカキ氷は終了していて残念・・・







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さて、ここから弓折乗越までが急登。 がんばるべ!!







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まるで絵葉書のなかを歩いているようです♪





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鏡平付近の標高の紅葉が見ごろだったよう♪










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眼下に鏡平。 その向こうには大キレットも見えています。





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まるで箱庭のような鏡平♪










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弓折乗越を過ぎると稜線歩きになります。







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鏡平があんなに小さくなりました。







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槍を眺めながらの稜線歩き♪







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つい槍ばかり撮ってしまいますぅ~~ ^^; (カッコイイからね!)







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双六山荘(テント場)が見えてきました。 (うしろの山は鷲羽岳)  でもここからが結構長い・・・










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わわ! あの谷の紅葉めっちゃ綺麗~~~!!





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光が当たると輝きを増す紅葉!!!





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美しすぎるあの谷はこの世ではないのかもしれない・・・

14時半には双六小屋のテント場に到着。 テントを張ったあとはもちろん 生ビール~~~~ヽ(^o^)丿
こんな山奥で生ビールを飲めるってホントありがたい! ヤマノボラー至福の時間です。

さて明日はどうしよう・・・

西鎌尾根を槍方面に歩いてみる?
鷲羽もいいし、雲ノ平もいいね。
黒部五郎も小舎までなら行けそう。 

明日のお楽しみです♪




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10月2日(水)    くもり 時々 晴れ 午後からガス

双六小屋(テント場) ~ 双六岳 ~ 三俣蓮華岳 ~ 黒部五郎小舎 (往復)

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午前5時、東の空から猫の爪のような三日月が昇ってきました♪







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今日もカッコイイ槍ヶ岳[黒ハート]







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鷲羽岳方面







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大好きな双六岳から三俣蓮華岳へと続く稜線。 右奥のとんがったお山は笠が岳。







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何度見てもカッコイイです ^^v







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三俣蓮華岳にて♪







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わたしたちは黒部五郎岳のふもとにある黒部五郎小舎に向かうことにしました♪










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奥のお山は薬師岳。 手前は雲ノ平 赤い屋根の雲ノ平山荘も見えています♪










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三俣蓮華岳から黒部五郎小舎までは これでもか~~~~! というくらい下ります ↓





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小舎閉めの作業を行っていたので、少し離れた所で休憩させていただきました。







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小舎のまわりも秋真っ盛りでした♪

私達の足では黒部五郎岳山頂まではとても無理。 (小舎から山頂まで片道約2時間半 ここまで既に4時間以上歩いてきています)
小舎が営業しているときにまた再訪しましょう~。
これでもか~~~~! というくらい下った道を再度エイエイヤ~~! と登り返して双六のテン場まで帰りまする。









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雲の上を歩いて我が家に帰ります。










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テント場に戻ってくると なんと一軒家になってました~~ ヽ(^o^)丿 (このあと何軒も建ちましたよ)

夕方以降はガスで真っ白に、夜半からは霧雨となりました。





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10月3日(木)    霧雨

双六小屋(テント場) ~ 弓折乗越 ~ 鏡平山荘 ~ わさび平小屋 ~ 新穂高無料駐車場


前日夕方から発生したガスはやがて霧雨となり、夜が明けてもガスが晴れる様子はありません。
細かい雨の中テント撤収。 2日間ありがとうございました。

あがる様子のないガスと霧雨だったので、カメラは歩きはじめからザックの中に片づけて休んでもらいました。
大粒の雨にはならなかったものの、雨は駐車場につくまで降ったりやんだり。
ということで最終日の写真はありません m(__)m

大好きな裏銀座を今年も歩くことができました♪
やはり好きなルートは何度も歩くことによって更に好きになるように感じます。
来年はまた花のある頃に歩きたいな~~
そして来年こそは五郎ちゃんまで! あ、でも高天原温泉にも行きたいし~~[いい気分(温泉)] さぁ、どうしましょう ^^;

   
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坂の上の雲へと続く道 小蓮華山~白馬岳 (2013年9月) [百名山]

9月24日(火) ~ 25日(水)

蓮華温泉 ~ 白馬大池 ~ 小蓮華山 ~ 白馬岳 ~ 白馬山荘(泊)   (往復)


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白馬岳

2009年11月29日から2011年12月25日まで 足掛け3年に亘ってNHKで放送されたテレビドラマ 「坂の上の雲」
年末になると家族で楽しみに見ていた作品。
このドラマのエンディングで流れていた画像をご記憶でしょうか。
ガスの向こうにかすかに見え隠れする坂の上へと続く美しい道。 まるで自分がその道を歩いているような画。
はじめてこのエンディング画像を見たとき、私はあまりにもの美しさに涙がこぼれていました。
白馬大池から小蓮華山へと続く天空の登山道。
『いつかこの稜線を歩いてみたい・・・』 憧れの路のひとつとなりました。

前後編に分けたいところですが、なかなか時間がとれないので2日分を一気にご紹介します。
写真中心(多め)です。 よろしければどうぞお付き合いくださいませ。









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当初は蓮華温泉から小蓮華山、白馬岳を経て朝日岳を2泊3日で周回縦走の予定でした。





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登山道も秋の気配・・・







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チングルマさんも秋の気配^^







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グラデーションが美しいです♪










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白馬大池に到着。 山荘に立ち寄ると、ちょうど昼食の提供が始まったので、少し早いランチにしました。





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白馬大池を過ぎた頃からガスが本格的に湧き上がってくるようになりました。










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雲上の散歩道










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あ、このあたりかも・・・





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雲の向こうに見え隠れする稜線。 足元の路を光芒が射す・・・ まさにドラマのエンディング画像そのままの景色が・・・

あぁ・・・ 山の神様ありがとうございます。 私達は自分たちの足でこの道を歩くこと、ずっと憧れていました。

そしてこの写真を見た瞬間 「あ、坂の上の雲!」 一目見て分かった次女。 さすがわが娘(笑)







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小蓮華山 山頂







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白の世界になってしまいました。







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いつのまにかウェアがしっとりと濡れてしまうほどの濃いガスとなりました。 冷えないようにレインウェアを上に羽織ります。
このガス、テントが濡れると撤収が大変だよね・・・ 
ということで、ヘタレ夫婦はテント泊予定から小屋素泊まりに変更しました。

山小屋泊は昨年秋の雲取山荘以来、約1年ぶり。
この日は宿泊客も少なく、部屋はグループ毎に1部屋状態。 わたしたちは2人貸切です ^^v
部屋を広く使えるのはとっても便利、ありがたいことです♪
でも掛布団が私達にはとても重く感じたので、テント泊のために持参していたシュラフを掛布団にして寝たのでした。









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昨日のガスは嘘のように消えてなくなっていました。 (テント泊できたよね・・・^^;)







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剱岳も綺麗に見えています。







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やはり山の朝は気持ちがよいです♪







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昨日は真っ白だった山頂







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白馬岳から小蓮華山への稜線もくっきり!







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広く歩きやすい稜線。 白馬岳、沢山の方が訪れる人気の理由が分かります。







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こんなに素晴らしい天気ですが、午後から雨、翌日は終日雨予報。
計画では白馬岳から三国境を経て朝日岳へ縦走予定でしたが、この悪天予報にてあっさり下山することに ^^;






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おぉ~ 小蓮華山からはこんな景色だったんですね~~







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朝日岳はまた次の楽しみに♪










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少しずつ雲が湧きあがってきました。





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瞬く間にモクモクモク~~~





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雲ってこうやって大きくなるのねぇ。







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美しいなぁ・・・







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自然の色って一体どれくらいあるのだろう。










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白馬大池でティータイム♪

あとは蓮華温泉に下るだけなので小屋前のテーブルでまったりお茶をしていると・・・

「まもなく荷揚げのヘリがきま~す! 砂埃が飛んできますから~~ 気を付けてくださ~~い!!」






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おぉぉぉ~~! 迫力満点!! と思うまもなく目も開けられないほどの砂埃 ぶふぉ!ぶふぉ!!(>o<)

かっこいいね~! いいもの見せていただきました^^ さてさて~いざ!温泉じゃ~~~[いい気分(温泉)]










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カラマツも秋色に♪










早朝のあまりにもの晴天に 『下山するのもったいないかな・・・』 少し思いましたが、

蓮華温泉に下山した頃には今にも泣き出しそうな空模様となっていました。

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三国一ノ湯[いい気分(温泉)]



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仙気ノ湯[いい気分(温泉)]



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薬師ノ湯[いい気分(温泉)]



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黄金ノ湯[いい気分(温泉)]

蓮華温泉の4つの野天風呂と内風呂、全て貸切でござりました~~ヽ(^o^)丿

全てのお風呂が源泉かけ流し、お湯の泉質もそれぞれ異なっており大変よいお湯でした♪

が、が、が・・・ こちらはまさに野天の湯でございまして~~ ^^;
道の脇がすぐお風呂。 脱衣所も囲いもなんにもありません。 貸切だったことはこのうえなく幸運だったと。
女性の方はちょっと覚悟していかれてくださいませね。






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また来年、花の時期に戻ってきたい2人でした♪ 

坂の上の雲の道。 凝縮した2日間をありがとうございました。

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