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一ノ倉沢 吹雪達磨 (2015年1月) [谷川岳]

1月5日(月)     くもり のち 吹雪 のち 晴れ

土合駅 ~ 土合橋 ~ マチガ沢 ~ 一ノ倉沢 (往復)

2015年 初の一ノ倉沢は吹雪でした。










白毛門(しらがもん) 登山口手前の橋

午前7時 土合駅前で準備。
パートナー 隣に駐車している男性と話をしています。
「隣のお兄さん、山岳警備隊の人だって。 今日はプライベートで白毛門に登るらしいけど、昨日谷川岳で遭難があったんで、もうすぐヘリが来るって。」

わたしたちがトイレに行っているあいだに山岳警備隊のお兄さんは出発されたよう。
お兄さんの歩いたトレースあるから白毛門の登山口の様子見に行ってみよ~ で寄り道して撮ったのが上の写真。
雪が融け始めるとこの橋は恐ろしいナイフリッジとなります ^^;
『トレースあるし松ノ木沢の頭あたりまでなら行けるかな・・・』
安易な考えがチラッと頭をよぎりましたが、冬の白毛門、私達では到底太刀打ちできる山ではないためもちろん止めました。
ほどなくすると上空にヘリがやってきました。
遭難した方のその後の詳細は分かりませんがどうやら大事には至らなかったようです。









一ノ倉沢

マチガ沢より先はノートレースでした。 ワカン大活躍^^v 途中一瞬日差しも覗いたのですが、一ノ倉沢到着時はご覧の景色。










2015年 1号♪

あまりにも寒いので、雪だるまだけチャチャッっと作って引き返すことに ^^;










ちょっと日が射し始めたかな。 真ん中を横切っているのが私達のトレース。










マチガ沢まで戻ってきました。 ここは雪は降ってないけど、一ノ倉沢方面はまだ雪みたい。









新道の途中にある東屋。 この時期、埋もれていることが多いのだけど誰かが掘り返してくれたようで使えます。










わたしたちは風のあたらない陽だまりでランチにしました♪










この頃から天候急回復するも、もはや再度一ノ倉沢へ引き返す気力なし・・・










下山すると完璧な晴天の残念なパターンでした ToT


この日はわたしの誕生日。
「バースデー登山だね~♪ おめでとうヽ(^o^)丿」 長女と次女からメールがきていました。

あぁ… いつのまにか半世紀過ごしてしまいました。
子供の頃からなんとなく50年というのを人生の区切りと思っていましたが、その年齢に達してしまった訳です。
子供たちも社会人としてそれぞれ自立し、親としての役目はひとつ越えられたように思います。
それでも昨年107歳で亡くなった祖父の半分も生きていません。

祖父の葬儀にて
  父    : 『 ワシは120歳まで生きるぞ~!!!』 
よしころん : 『 えぇ~!お父さんが120歳だとわたしは90歳過ぎ・・・ う~ん、お先に失礼します~~~』 (一同爆)

最期まで祖父の面倒を見、看取った父。
長寿であるが故の悲哀も十分分かったうえで、本気で 「120歳まで生きるぞ!」 そう言い切ることができるパワーにはわが父ながら脱帽の思いです。

この先さらに50年も視野にいれつつ、断捨離もしつつ10年ひと区切りで歩んでいければいいと思っています。
でも父より生きなければならないとするとあと70年以上・・・(笑)

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