鹿島槍ヶ岳に… 届かなかった訳② (2015年8月) [北アルプス]
8月19日(水) くもり 時々 晴れ
前日の疲労で夜はよく眠れるかと思っていたのだけど、実際はあまり眠ることができませんでした。
浅い眠りを繰り返し、夜中に何度も目が覚めてしまいます。
そして目が覚めるとどうしてもトイレに行きたくなってしまう・・・
真暗闇のなか、ヘッドライトの光が他のテントに当たらないよう気を付けながら小屋横のトイレに向かいます。
種池山荘のテント場はトイレにも比較的行き易いのでありがたい。
(それでも夜中だと片道3分はかかります。 ちなみに冷池山荘は片道15分かかるらしい・・・ 当初冷池山荘テント場に泊まる予定だったので、念のため携帯トイレも持参していました。)
テント泊をはじめた頃は暗闇が怖くて夜のトイレのたびにパートナーに付き合っていてもらっていたのだけど、最近はひとりでも夜の景色を楽しみつつ行けるようになってきました。
外に出るたびに夜空を見上げたけれど、この日は明け方まで濃いガスに覆われていました。
体調がよければ鹿島槍ヶ岳を往復するつもりでいたのですが・・・
カメラ以外の荷物をほとんどパートナーに担いでもらい、よしころんほぼ空荷で歩いているにもかかわらず登りになると息があがってしまう。
やはりどうにも体にうまく酸素がとり込めていないようで、歩きはじめてわずか2時間の時点で脚に疲れもきはじめていました。
この体調ではとても無理だな・・・
種池山荘~鹿島槍ヶ岳のほぼ中間地点で引き返すことにしました。 時間は午前8時。
「時間もまだまだあるし、鹿島槍まで行ってきていいよ。」
『一人で行ってもつまんないからね。 俺たちはピークハンターじゃないし、また機会があれば行けばいいよ。』
「ホントすみません・・・ ToT」
【再会その2】
前方から背の高い外国人の男性がやってきました。
「こんにちは~^^」
『コンニチハ~^^ コノサキニ ライチョウハ イマシタカ?』
「さっきから声は聞こえているんですけど、姿は見えなくて~^^;」
『150メートルクライシタニ メスノライチョウガイマシタヨ~』
お話ししながら あれ? この方、前に会ったことがあるかも・・・ よしころん
「あの~ クマとライチョウを追いかけている方ですよね。 以前双六でお会いしたことがあります!」
『OH! スゴロクデ!! イツゴロデスカ?』
「3年くらい前かな~」
そのときの記事 http://yoshikoronron2.blog.so-net.ne.jp/2012-09-04
やはり3年前に双六でお会いしたレンジャーでした!
相変わらず、『景色カンケイナイ~』でクマとライチョウを元気に追いかけていらっしゃるよう^^
『ジャ~マタ! 3年後ニアイマショウ~(笑) 』 笑ってお別れしました (^_^)/~
そしてしばらく進むとレンジャーの言葉どおり♪
体も少し小さめでヒナも連れていなかったので、まだ若いメスのようでした。今度会うときは立派なお母さんになってるかな^^
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
8月20日(木) くもり のち 雨
朝、前日よりも体調がよかったので、よしころん一人で爺ケ岳の途中まで登り日の出を待ってみたのですが、残念ながら朝陽を望むことは叶いませんでした。
さぁ、下山です。
種池山荘のFさんに「また来るね~!」 下山のご挨拶♪
Fさん、山荘の窓から私たちが見えなくなるまで見送ってくれました (^_^)/~
最終日、よしころんの体調も問題なく雨が本降りになる前に扇沢到着。
こうしてなんとも不思議な3日間の山旅が無事終了しました。
計画通りにはいかなかったけれど、菊池先生はじめ、Fさん、レンジャー、1度の山行でこんなにもたくさんの人に会えるなんていままでにないことでした。
【ガツガツ歩くのはお前たちの山歩きじゃないだろう 自分たちの原点を思い出せ】
山の神様からのメッセージだったのかもしれないね。 そんな話をしながら下山しました。
ということで、今後はいままで以上に森や花を愛でながらのまったり山歩きを目指す予定の2人なのでした(笑)
種池山荘(テント泊) ~ 爺ケ岳(南峰) ~ 爺ケ岳(中峰) ~ 爺ケ岳 北峰付近 (往復)
今回の山旅での最高地点
種池山荘のうしろは立山~剱岳
谷間から少しずつ雲が湧いてきています。
爺ケ岳(南峰)
体調がよければ明け方前にここまで登ってきたかったのだけど・・・
前日の疲労で夜はよく眠れるかと思っていたのだけど、実際はあまり眠ることができませんでした。
浅い眠りを繰り返し、夜中に何度も目が覚めてしまいます。
そして目が覚めるとどうしてもトイレに行きたくなってしまう・・・
真暗闇のなか、ヘッドライトの光が他のテントに当たらないよう気を付けながら小屋横のトイレに向かいます。
種池山荘のテント場はトイレにも比較的行き易いのでありがたい。
(それでも夜中だと片道3分はかかります。 ちなみに冷池山荘は片道15分かかるらしい・・・ 当初冷池山荘テント場に泊まる予定だったので、念のため携帯トイレも持参していました。)
テント泊をはじめた頃は暗闇が怖くて夜のトイレのたびにパートナーに付き合っていてもらっていたのだけど、最近はひとりでも夜の景色を楽しみつつ行けるようになってきました。
外に出るたびに夜空を見上げたけれど、この日は明け方まで濃いガスに覆われていました。
鹿島槍ヶ岳
体調がよければ鹿島槍ヶ岳を往復するつもりでいたのですが・・・
カメラ以外の荷物をほとんどパートナーに担いでもらい、よしころんほぼ空荷で歩いているにもかかわらず登りになると息があがってしまう。
やはりどうにも体にうまく酸素がとり込めていないようで、歩きはじめてわずか2時間の時点で脚に疲れもきはじめていました。
この体調ではとても無理だな・・・
種池山荘~鹿島槍ヶ岳のほぼ中間地点で引き返すことにしました。 時間は午前8時。
「時間もまだまだあるし、鹿島槍まで行ってきていいよ。」
『一人で行ってもつまんないからね。 俺たちはピークハンターじゃないし、また機会があれば行けばいいよ。』
「ホントすみません・・・ ToT」
またね~ ヽ(^o^)丿
1枚目の写真、爺ケ岳(中峰)でゆっくり過ごすことに♪
この贅沢な景色を2人貸切^^
あぁ 綺麗・・・
動かなければ元気なよしころん ^^;
のんびりと写真を撮りながら種池山荘のテント場に戻ります。
トウヤクリンドウ
どっちゃり!(笑)
【再会その2】
前方から背の高い外国人の男性がやってきました。
「こんにちは~^^」
『コンニチハ~^^ コノサキニ ライチョウハ イマシタカ?』
「さっきから声は聞こえているんですけど、姿は見えなくて~^^;」
『150メートルクライシタニ メスノライチョウガイマシタヨ~』
お話ししながら あれ? この方、前に会ったことがあるかも・・・ よしころん
「あの~ クマとライチョウを追いかけている方ですよね。 以前双六でお会いしたことがあります!」
『OH! スゴロクデ!! イツゴロデスカ?』
「3年くらい前かな~」
そのときの記事 http://yoshikoronron2.blog.so-net.ne.jp/2012-09-04
やはり3年前に双六でお会いしたレンジャーでした!
相変わらず、『景色カンケイナイ~』でクマとライチョウを元気に追いかけていらっしゃるよう^^
『ジャ~マタ! 3年後ニアイマショウ~(笑) 』 笑ってお別れしました (^_^)/~
そしてしばらく進むとレンジャーの言葉どおり♪
ライチョウさん~(メス)ヽ(^o^)丿
あぁ~ ハイマツの中に入っちゃった~~~ と思ったら 足元に出てきて ビックリ! (@_@。
体も少し小さめでヒナも連れていなかったので、まだ若いメスのようでした。今度会うときは立派なお母さんになってるかな^^
タカネヨモギ
ウサギギク
11時前にはテント場に戻り、その後はテント場のまわりでゆっくりと過ごしました。
燃ゆる剱岳2
この日の夜は途中で目覚めることもなく、朝までぐっすりと眠ることができました。
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8月20日(木) くもり のち 雨
種池山荘(テント場) ~ 扇沢
朝、前日よりも体調がよかったので、よしころん一人で爺ケ岳の途中まで登り日の出を待ってみたのですが、残念ながら朝陽を望むことは叶いませんでした。
さぁ、下山です。
種池山荘のFさんに「また来るね~!」 下山のご挨拶♪
Fさん、山荘の窓から私たちが見えなくなるまで見送ってくれました (^_^)/~
最終日、よしころんの体調も問題なく雨が本降りになる前に扇沢到着。
こうしてなんとも不思議な3日間の山旅が無事終了しました。
計画通りにはいかなかったけれど、菊池先生はじめ、Fさん、レンジャー、1度の山行でこんなにもたくさんの人に会えるなんていままでにないことでした。
【ガツガツ歩くのはお前たちの山歩きじゃないだろう 自分たちの原点を思い出せ】
山の神様からのメッセージだったのかもしれないね。 そんな話をしながら下山しました。
ということで、今後はいままで以上に森や花を愛でながらのまったり山歩きを目指す予定の2人なのでした(笑)
8月の花嫁 [おめでとう♪]
長女が嫁ぎました。
当日は撮ることに集中していたためなのか・・・ 今ごろになって感激がこみ上げてきています。
結婚おめでとう。
親を反面教師に覚悟をもって夫婦としての人生を切り拓いていってください。
たくさんの幸せをありがとう。
今回生花のブーケをお願いしたのはこちら♪ ↓ ↓ ↓
とても素敵なブーケを作成、当日会場まで届けていただきました。
先方の許可をいただきましたのでご紹介させていただきます。
Alegriaさま、ありがとうございました♪
鹿島槍ヶ岳に… 届かなかった訳① (2015年8月) [北アルプス]
燃ゆる剱岳 (撮影2015年8月19日)
※今回の記事はふだんより文章が多めです ^^;
8月18日(火) くもり 時々 晴れ のち ガス
扇沢無料駐車場 ~ 柏原新道登山口 ~ 種池山荘(テント泊)
午前7時 扇沢無料駐車場。
生薬系のドリンク剤を一気に飲み干した。
年に数回、体調不良時にお世話になるよしころんのいわゆる特効薬。
食物に対するアレルギーは皆無なのだけど、こと薬に関して私の体はことごとく拒否をする。 市販の風邪薬でさえも。
体調不良の際服用できるのは生薬や漢方系のものにほぼ限られる。
やや風邪気味だった体にいつものように「喝」を入れて欲しかったのだけど・・・
計画では初日のうちに柏原新道を経て種池山荘~爺ケ岳~冷池山荘まで歩く。休憩込7時間半の行程。
しかし頼りだった特効薬の効き目は1時間半前後でみるみるうちになくなってきた。
柏原新道、登山口から種池山荘までの標高差は約1000メートル。コースタイムは約4時間。よく整備された歩きやすい登山道。
急登もあるけれど、ところどころ平坦な箇所もあり、ふだんの体調であれば急登で上がっていた心拍数がそこで落ち着いて、自分のペースを保つことができる。
登り始めて2時間は経っただろうか。
ふだんのペースよりかなりゆっくり歩いているにもかかわらず、どうにも心拍数が下がらない。息苦しい。
仕方なく一旦立ち止っては水分を補給し深呼吸をしてなんとか酸素を体に取り込もうとするのだけど焼け石に水だ。
いつもはそう汗をかくほうではないのだけれど、汗はぽたぽたと流れ落ち、目の前にはチカチカと星が飛び続けている。
一度しゃがんでしまうと二度と立ち上がれないような気がしたので、立ったままストックに頭をつけては休む。
「どうする? 下山する??」 見るに見かねたパートナーが声をかけた。
『種池山荘までは登る・・・』 よしころん。
種池山荘まではあと1時間前後のはず。頭痛はない。吐き気もない。大丈夫、登れる!
今までの経験値と体力貯金が教えてくれた。
息を深く吸ってとにかくゆっくりと。でもできるだけ休まずに一歩一歩・・・
登山口から4時間弱、11時前息絶え絶えで種池山荘に着いた。
『ごめん、今日はこれ以上は無理・・・』 よしころん
「もちろんだよ。その体調でよく登ったよ。しかもほぼコースタイムだし。」 パートナー。
初日は種池山荘のテント場に滞在し、翌日の体調で下山するかもう1日留まるか決めることに。
2泊3日テント泊装備、ザック重量はパートナー19.5キロ。よしころん15キロでした。
小屋でテントの受付を済ませ、ポカリスエットを一気に飲み干した。
テント場にはまだ他にひと張のみ、プライベートを確保できるいい場所を確保できた。
木々に囲まれているので眺望は望めないけれど風の影響が少ない。全体的に平坦地でトイレも近い快適なテン場だ。
(一人一泊¥600、連泊すると二泊目は¥400に)
テントを設置しているうちに心拍数は少しずつ落ち着いてきたけれど、まだ血中酸素量が足りないようで頭がぼんやりしている。
【出逢いその1】
ふと登山道に目をやると見覚えのあるラムダのカメラザックを背負った男性の後ろ姿。
『あれ、先生のような気がする・・・ ちょっと声かけてみるね。』
『菊池先生~~! 』 かなぁ・・・
「おぉ~ 今日からだっけ!?」 やはり師匠 山岳写真家の菊池哲男プロでした。
(菊池先生が顧問のTKフォトクラブによしころんは所属。クラブでは山行計画をメンバーで共有しているのです)
体調不良でこの日の行程は種池山荘までに短縮した旨を伝える。
先生は小屋で昼休憩をされるそうなのであとで小屋で合流することに。
種池山荘より
【再会その1】
小屋の女性スタッフも交え、菊池先生、パートナー、よしころん 歓談していると・・・
「前にどこかでお会いしましたよね。」 女性スタッフのFさん。
『ん~~ どこでかなぁ・・・』 思いだせないよしころん夫婦。
「そうだ・・・雲ノ平・・・ 高天原から歩いてきてましたよね!」
『あの大雨のとき??』
「そうそう! 間違いないです!! 思いだしました!!!」
まだ目の前にいるFさんと雲ノ平での記憶が結びつかないよしころん夫婦。
『ひょっとして、その頃ってちょっと個性的な髪形じゃなかった!?』 よしころん。
「そうです!そうです!!」
『あああああ~~~!!!! お布団がとなりだったソロの女の子!』 よしころん夫婦。
あのときの個性的な髪形の女の子と頭に手拭いを巻いたFさんがなかなか結びつかなかったのですが~
Fさんはその後山好きが高じていくつかの山小屋で勤務。 種池山荘は2年目なのだそう。
筋金入りの山バカぶりです(笑)
こんなことって現実にあるのですねぇ。 もうびっくりです。
よしころん、この頃になると食事も摂れるほどに体調回復していました。
Fさんは登場していませんが、このときの記事はこちら
http://yoshikoronron.blog.so-net.ne.jp/2011-09-08
菊池先生と^^
Fさんと^^
お2人のおかげで、よしころん体調不良だったことも忘れるくらい楽しい時間を過ごさせていただきましたヽ(^o^)丿
菊池先生はこのあと柏原新道で下山されました。体調に不安のあるよしころんに以下の指示を残し。
軽い高山病の症状にて
・とにかく水分を補給すること!(体調が悪いときは吸収のよいスポーツドリンクがベスト)
・うかつに眠ると呼吸数が落ちて症状悪化の恐れがあるので、このまま15時をすぎるまでは寝ないこと!
・明日は無理をしないこと!
菊池先生とFさんに教えてもらったお花畑を散策♪
左 : ハクサンフウロ 右 : ノビネチドリ
ウサギギク
左 : ミヤマバイケイソウ 右 : クルマユリ
※続きます~^^
余談・・・
先生が下山する直前、中高年の女性グループが到着。
小屋の方が 「有名な山岳カメラマンの方なんですよ~」 とみなさんに紹介。
あっというまにおばちゃまたちに囲まれる菊池先生。
『山岳写真家』って紹介してくれないとね・・・のちほどボソッとつぶやく先生。
そんな有名山岳写真家に小屋のスリッパを出させ、ランチのトレーを下げさせてしまったよしころん夫婦なのでした ^^;
鹿島槍ヶ岳に… 届かず (2015年8月) [予告]
爺ケ岳 中峰より
【当初計画】 扇沢 ~ 種池山荘 ~ 爺ケ岳 ~ 冷池山荘 ~ 布引山 ~ 鹿島槍ヶ岳(2泊3日テント泊往復)
【今回実際歩いたルート】 よしころん、不覚にも初日早々に体調を崩してしまったため、行程を大幅変更 ToT
1日目 : 扇沢 ~ 種池山荘(テント泊)
2日目 : 種池山荘(テント泊) ~ 爺ケ岳(南峰) ~ 爺ケ岳(中峰) ~ 爺ケ岳 北峰付近 (往復)
3日目 : 種池山荘 ~ 扇沢
いつの日かこの雲の上を歩いてあの天(そら)へ☆彡
泣けそうなくらい美しい景色は山の神様からいただいたご褒美♪
計画通りに歩くことはできなかったけれど、不思議なくらい出逢いと再会のあった山旅となりました。
本編に続きます・・・
残暑お見舞い♪ (2015年8月) [谷川岳]
残暑お見舞い申し上げます。 (画像:冬の谷川岳)
いつまでも暑いので、季節外れではありますが少し涼しくなれそうな写真をば^^
本日(18日)より我が家担いでお山に行ってまいります。みなさまも体調崩さないよう気を付けてお過ごしくださいませ (^o^)丿
苗場山 (2015年8月) [甲信越の山]
8月4日(火) 晴れ 時々 くもり
苗場山への山行、過去二回は新潟側登山口 「祓川コース」 を利用。
このコース、関東からのアクセスは悪くないのですが、歩く距離が長く日帰りだとかなりキツイ。
そこで思いついたのがブロ友のsuikaちゃんや矢車草ちゃんも利用していた長野側登山口「小赤沢コース」。
登山口までのアクセスに時間は要するのですが、三合目スタートなので歩く時間は短そう! ということで計画してみました♪
苗場山自然体験交流センターでトイレをお借りしました。 入口付近に 「本日は予約で満室です」 の札。
受付の男性 : 「外はもう人たくさん来てるかい~?」
よしころん : 『いえ、まだ数えるくらいの人ですね~』
受付の男性 : 「あぁ、それくらいならゆっくりしていけるね。」
苗場山はテン場もなく、山小屋も一軒だけになってしまったので、この時期毎日お忙しいようです。
一度泊りでゆっくり訪れてみたいのですが、連休の少ない我が家はなかなか叶いません。
小屋下の大きなテラスでのんびりランチのあと下山開始です。
下山後、前記事記載の津南町のひまわり畑に寄り、温泉で汗を流して帰路につきました。
人それぞれでしょうが、わたしたちは今回歩いた 「小赤沢コース」 のほうが好みの道でした♪
(あ、でも途中に鎖場もあったりして楽々~という訳ではありません ^^;)
ただ関東からだと関越トンネルを越えて苗場山をぐるっとまわりこまないと登山口にたどり着けないため、時間も費用もかかるのがネックかなぁ。
苗場山、他にもいくつかの登山口がありますのでみなさんお好みのコースでどうぞ^^
三合目駐車場 ~ 平太郎尾根分岐 ~ 山頂方面分岐 ~ 苗場山 (往復)
三度目の苗場山に行ってまいりました♪
苗場山への山行、過去二回は新潟側登山口 「祓川コース」 を利用。
このコース、関東からのアクセスは悪くないのですが、歩く距離が長く日帰りだとかなりキツイ。
そこで思いついたのがブロ友のsuikaちゃんや矢車草ちゃんも利用していた長野側登山口「小赤沢コース」。
登山口までのアクセスに時間は要するのですが、三合目スタートなので歩く時間は短そう! ということで計画してみました♪
大きなブナが 「いらっしゃい~」 出向かえてくれました♪
苔と根っこはよしころんの大好物(笑)
『一体何を撮ってるのかしら・・・』 行きかう登山者から視線を浴びつつも撮ります ^^;
頂上稜線にたどり着くと、突然ぽっかりと目の前に広がる広大な湿原
何度来てもいきなり目の前に広がる光景に思わず声がでます。
いつもそうなのですが、ここにきた途端時間の流れが変わるような気がします。
会津駒ヶ岳の雰囲気とも少し似ていますね^^ 黄色いお花はキンコウカ♪
まだワタスゲの果穂が残っていました♪
入道雲 ポンポン!
苗場山自然体験交流センターでトイレをお借りしました。 入口付近に 「本日は予約で満室です」 の札。
受付の男性 : 「外はもう人たくさん来てるかい~?」
よしころん : 『いえ、まだ数えるくらいの人ですね~』
受付の男性 : 「あぁ、それくらいならゆっくりしていけるね。」
苗場山はテン場もなく、山小屋も一軒だけになってしまったので、この時期毎日お忙しいようです。
一度泊りでゆっくり訪れてみたいのですが、連休の少ない我が家はなかなか叶いません。
小屋下の大きなテラスでのんびりランチのあと下山開始です。
会津駒ヶ岳の雰囲気が好きな方は、苗場山も間違いなく気に入るかと ^^v
さようなら・・・ きっとまたいつか♪
今年はどこに行っても ゴゼンタチバナ が豊作だったよう。
イチヤクソウが登山道脇、所々で微笑んでくれました^^
ツルアリドオシ 群生して咲いているのは初めてみました。
コイチヨウランに会うのは数年ぶり! パートナーが発見ヽ(^o^)丿
最後に大好きな エゾアジサイ がお見送り~♪
下山後、前記事記載の津南町のひまわり畑に寄り、温泉で汗を流して帰路につきました。
人それぞれでしょうが、わたしたちは今回歩いた 「小赤沢コース」 のほうが好みの道でした♪
(あ、でも途中に鎖場もあったりして楽々~という訳ではありません ^^;)
ただ関東からだと関越トンネルを越えて苗場山をぐるっとまわりこまないと登山口にたどり着けないため、時間も費用もかかるのがネックかなぁ。
苗場山、他にもいくつかの登山口がありますのでみなさんお好みのコースでどうぞ^^
ひまわり (2015年8月) [花]
8月4日(火) 晴れ 時々 くもり
日帰りで苗場山を訪れた帰り道 、津南町付近で 「ひまわり畑」 の看板を発見。
山を歩くようになってから、人の手の入ったお花畑に行くことはほとんどなくなったのですが、 『ひまわりもこの時期しか見られないものね~』 ということで立ち寄ってみることに。
駐車料金¥300(普通車)を支払えば、ひまわり畑周辺に出店している露店、または津南町で使用可能な¥500のプレミアム商品券をいただけます♪
まぁ~なんて良心的なイベント!2人して感激しましたヽ(^o^)丿
ひまわりも少しずつ時期をずらして咲くよう植えられているです。 まだまだ楽しめそうでした♪
※ちなみにここは三脚禁止です。カメラマンの方気を付けて。
ということで、次回は3度目となった苗場山歩記事の予定です^^
素晴らしいひまわり畑でした ヽ(^o^)丿
日帰りで苗場山を訪れた帰り道 、津南町付近で 「ひまわり畑」 の看板を発見。
山を歩くようになってから、人の手の入ったお花畑に行くことはほとんどなくなったのですが、 『ひまわりもこの時期しか見られないものね~』 ということで立ち寄ってみることに。
すごい~~ 迫力あるね~~~!
ひまわりって不思議なパワーのあるお花のように思います。
見たまんまに近い感じのショット
見ているだけでお花の発するパワーが伝わってくるのです。
新潟県 津南町方面に行かれることがあれば立ち寄られてみてはいかがでしょう^^
駐車料金¥300(普通車)を支払えば、ひまわり畑周辺に出店している露店、または津南町で使用可能な¥500のプレミアム商品券をいただけます♪
まぁ~なんて良心的なイベント!2人して感激しましたヽ(^o^)丿
ひまわりも少しずつ時期をずらして咲くよう植えられているです。 まだまだ楽しめそうでした♪
※ちなみにここは三脚禁止です。カメラマンの方気を付けて。
ということで、次回は3度目となった苗場山歩記事の予定です^^
2015年 夏山旅 その2 (2015年7月) [百名山]
蝶ケ岳にて(2015.7.30)
今年の夏山旅には若干の不安要素が付きまとっていました。
春先より2人して膝腰に不調を抱えており決して万全の体調とはいえない。
夏の山旅、毎年数パターンの計画を練り、例年ならそのなかから直前の天気予報が一番安定した場所に赴く。
今年もパートナーが北ア、南ア、八ヶ岳、東北と綿密な計画を作成。
第一候補は昨年行けなかった南アルプス、仙丈ケ岳から北岳への縦走。お天気も問題はなさそうだ。
しかしこのルートはエスケープが1か所に限られる。
うまく北岳まで縦走できたとしても、テント装備での北岳からの下りに脚が持ちこたえるのかも不安・・・
日程的にも一番無理がなく、小屋も点在。万が一のときのエスケープルートの選択肢も何か所かある。
そんな訳で今年の夏山旅(燕岳~大天井岳~常念岳~蝶ケ岳~上高地)は消去法的に決まりました。
膝腰への負担を少しでも減らすため、縦走途中にある小屋で食事を摂ったり水を補給することで出来る限り荷物も軽量化。
3泊4日テント泊装備のザック重量はパートナー18.5~20キロ(水の担ぎ具合で変化)。よしころん14キロでした。
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7月29日(水) 晴れ 時々 くもり
常念小屋テント場 ~ 常念岳 ~ 2592ピーク ~ 蝶槍 ~ 蝶ケ岳 蝶ケ岳ヒュッテ テント場泊
朝陽に染まる 常念岳
槍穂も美しい・・・
大キレットを流れ落ちる滝雲
夜中に何度か外を眺めた際は濃いガスに包まれており、視界は10メートル前後でした。
それにしてもこんなに槍穂が美しく見えるテン場だったのですねぇ♪ さぁ、今日も歩きますよ!!
常念小屋、テントサイトがどんどん小さくなっていきます。
1時間ちょっとで常念岳山頂到着♪
因みに百名山にもピークにもあまり興味のないパートナーは 『常念・・・巻き道ないのかなぁ・・・』 しきりに呟いていました^^;
常念岳山頂よりこれから向かうルートを確認。 目指す蝶ケ岳は目視できず・・・
ここを下るのかぁ・・・ それにしてもまぁなんという下り(><) ここから蝶槍まで怒涛のアップダウンが始まる。
2512ピーク付近より常念岳
高度感のある岩場を一気に400メートル近く下り、登り返す。 小ピークを登って下ってまた登り返す・・・
2592ピーク付近。 とんがってるのは常念岳ね。 ここからまた下り・・・
このあたりは一面お花畑になっていたので、歩いていて楽しい♪ こちら側はガスだけど・・・
見上げると青空
綺麗だねぇ~♪
アサギマダラ 発見ヽ(^o^)丿
このあたりに咲いている タカネグンナイフウロは白っぽいお花で清楚な雰囲気でした♪
蝶槍を過ぎるとやっと登山道はたおやか稜線となり、同時に槍ヶ岳もその姿を現しましたヽ(^o^)丿
この3日間で一番綺麗に槍穂も見えてきて、テンションあげあげ中~(笑)
このあたりからは時間を気にせず写真撮りまくり~(笑)
まったり稜線が好みの私たち。 個人的には 蝶槍~蝶ケ岳 ここの稜線はツボなのでしたヽ(^o^)丿
日中はいつも安曇野側からガスが沸き立っていました。
13時過ぎに蝶ケ岳ヒュッテ テント場に到着。 常念小屋よりジャスト7時間(休憩込)の行程でした。
イワツメグサ
こんなにも過酷な環境にもかかわらず可憐に咲く花々。 すごいなぁ・・・
日が西に傾いた頃、ガスが消えこの日歩いた稜線を望むことができました。
おやすみなさい・・・
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7月30日(木) 晴れ 時々 くもり
蝶ケ岳ヒュッテ テント場 ~ 長塀山 ~ 徳沢 ~ 上高地バスターミナル
その後バスと電車を乗り継いで穂高駅駐車場に戻る
雲間に射す朝陽
夜明けの時間には小屋泊の人も含めたくさんの人が外に出て太陽が昇ってくるのを待ち構えていたのですが、残念ながら太陽は雲の中。
稜線上は風が強いこともあり、ほとんどの人はほどなく引き上げていきました。
朝陽は見られなかったけれど、安曇野に広がる雲海のうごめくさまが不思議で美しくて飽きることなく眺めていると・・・
突然雲間から陽が差し込みました。言葉もないくらい美しく神々しいその瞬間、稜線上にいたのは私だけでした。
さようなら・・・ きっとまた来ます。
おはよう~♪
クルマユリも咲き始め・・・
最後にまたアサギマダラが見送ってくれました。
10時半、徳沢到着。 ビーフカレー、野沢菜チャーハン、ソフトクリーム完食。 この日2食目。
15時すぎ、松本駅到着。 ラーメン、あんみつ完食。 3食目。
18時半、みどり湖SA。から揚げコロッケ定食、サバの味噌煮定食、完食。 4食目。
最終日下界に戻った途端、食欲全開!! ガッツリ食べてしまいましたが、帰宅後に計った体重は・・・
パートナー1.5キロ減。 よしころん1キロ減(体脂肪率は19%台に減少)
1週間経って・・・ すっかり元の体に戻ったことは言うまでもありません ^^;
2015年 夏山旅 その1 (2015年7月) [北アルプス]
7月27日(月) 晴れ のち くもり
1日目 : 穂高駅 ⇒ 中房温泉(バス移動)
晴天続きだった天気予報が直前になって変わった。 どうやら台風12号の影響らしい。
長い山旅の前はいつも以上に天気予報をチェックするのだけど、台風がどんどん近づいてきているにもかかわらず、晴天予報。
台風の影響がないわけないよねぇ・・・
天邪鬼のわたしはずっと疑ってかかっていたのだけど、どうやらその予感は当たったようだ。
深夜の高速道路を走りながらラジオの天気予報とスマホの天気予報をチェック。
1日目の夕方から2日目の午前中は雨の確率が高くなった。
穂高駅駐車場で中房温泉行の始発バスを待ちながら作戦会議。
明日雨の中テント装備で長時間歩くのは辛いよね・・・ 今日は夕方までお天気はもちそうだよ。
燕岳から大天井岳へは2年前に歩いたことがあるためルートの様子も分かっている。
切通岩までは緩やかにアップダウン、大天井岳への最後の登りがちょっとキツかったな。
わたしたちのペースでは初日の行程が約3時間半プラスになるけれど、燕山荘を12時に出れば遅くとも16時までには大天井岳に着くはず。
雨予報となった2日目の行程を軽くするべく、燕山荘まで登ってみて、その時点で余力があれば初日のうちに大天井岳まで行ってみよう!
6時半中房温泉登山口をスタート。体力温存と時間短縮のため、稜線にたどり着くまでカメラはザックに片づけました。
がっつり食べて、のんびり休憩もでき充電完了!
燕山荘内に掲示されていた最新の天気予報でも夕方から明日の朝にかけて雨模様。
11時半、初日はがんばって大天井岳まで足を進めることにしました。
幸いなことに燕岳付近では携帯の電波がきていたので、初日の宿泊地変更を娘たちに知らせておきました。
そろそろカメラ出してもいいんじゃない~ : パートナー。
お天気も下り坂だし、槍の穂先には雲がかかりがち・・・ 今日はもうスマホでいいかなぁと思っていたのですが、やはりめったに来られる場所ではないので、よしころん よっこらしょとザックからカメラを取り出しました ^^;
前回このコースを歩いたのは2年前。 大天井岳から西岳、槍ヶ岳を経て上高地に至るいわゆる表銀座縦走。
http://yoshikoronron2.blog.so-net.ne.jp/2013-09-26
前回は早朝に歩いたためか、燕岳から切通岩までの記憶がほぼ抜けていたのですが、やはりそう楽な道のりではありませんでした ^^;
15時半、大天荘に到着。 雨の中のテント泊は雨音で眠れないし撤収も辛いのでこの日はあっさり小屋泊に変更~(笑)
ここ大天荘から次の幕営地常念小屋までは約3時間。
翌日は雨の様子を見て最悪ここを12時に出発しても15時過ぎには着けるはず。
真夜中からほぼ寝ずの移動、テント装備で中房温泉から一気に大天井岳までの行程は決して楽ではなかったけれど、ここまで歩いたことで明日はたとえ終日雨でも行動はかなり楽になる。
初日に頑張った分、翌日の行程に対する精神的安堵感は大きなものがありました。
夜半過ぎ、屋根に打ちつける大きな雨音で目が覚めました。
『この雨だとテントではとても眠れないな・・・ 初日からちょっと贅沢したけれどやはり小屋泊にしてよかった・・・』
そんなことを思いながらいつのまにかまた眠りについていました。
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7月28日(火) ガス のち 晴れ
上に見えているハイマツの中に巣があるのでしょう。 お母さんと3羽のヒナが確認できました。
4羽が食事をする様子をしばらく眺めていました^^
11時前に常念小屋到着。 ほぼ一番乗りでテント設営です。
しかしやはり前日の疲れが残っていたのでしょう。 よしころん、眠くて眠くて仕方がありません。
昼食後、小一時間ほど昼寝タイム~ zzz
早く着いた分、その後もゆっくりのんびり過ごすことができました♪
白いお花はミヤマコゴメグサ♪ すでに秋のお花も咲き始め・・・ 山の夏は本当に短いのですねぇ。
この日は月明かりの美しい夜でした。
※その2に続きます^^
1日目 : 穂高駅 ⇒ 中房温泉(バス移動)
中房温泉 ~ 合戦小屋(スイカ) ~ 燕山荘(昼食) ~ 切通岩 ~ 大天井岳(大天荘泊)
晴天続きだった天気予報が直前になって変わった。 どうやら台風12号の影響らしい。
長い山旅の前はいつも以上に天気予報をチェックするのだけど、台風がどんどん近づいてきているにもかかわらず、晴天予報。
台風の影響がないわけないよねぇ・・・
天邪鬼のわたしはずっと疑ってかかっていたのだけど、どうやらその予感は当たったようだ。
深夜の高速道路を走りながらラジオの天気予報とスマホの天気予報をチェック。
1日目の夕方から2日目の午前中は雨の確率が高くなった。
穂高駅駐車場で中房温泉行の始発バスを待ちながら作戦会議。
明日雨の中テント装備で長時間歩くのは辛いよね・・・ 今日は夕方までお天気はもちそうだよ。
燕岳から大天井岳へは2年前に歩いたことがあるためルートの様子も分かっている。
切通岩までは緩やかにアップダウン、大天井岳への最後の登りがちょっとキツかったな。
わたしたちのペースでは初日の行程が約3時間半プラスになるけれど、燕山荘を12時に出れば遅くとも16時までには大天井岳に着くはず。
雨予報となった2日目の行程を軽くするべく、燕山荘まで登ってみて、その時点で余力があれば初日のうちに大天井岳まで行ってみよう!
6時半中房温泉登山口をスタート。体力温存と時間短縮のため、稜線にたどり着くまでカメラはザックに片づけました。
燕山荘見えた~♪ (iphone5)
相変わらず美しい山容の燕岳♪ (iphone5)
うはは~ ヽ(^o^)丿 (iphone5)
左 : 合戦小屋のスイカ♪ 、 中 : ビーフシチュー & カレーライス 、 右 : 大好きな畦地梅太郎さんの版画♪
11時のランチ営業開始前に燕山荘に着いてしまったため小屋内の食堂でのんびり休憩させていただきました♪
燕岳を振り返るパートナー(iphone5)
がっつり食べて、のんびり休憩もでき充電完了!
燕山荘内に掲示されていた最新の天気予報でも夕方から明日の朝にかけて雨模様。
11時半、初日はがんばって大天井岳まで足を進めることにしました。
幸いなことに燕岳付近では携帯の電波がきていたので、初日の宿泊地変更を娘たちに知らせておきました。
コマクサは常念岳の手前付近まで、上にも下にも見飽きるほど咲いていましたよ^^
この2日間で一生分のコマクサに会ったかな~(笑) (iphone5)
槍ヶ岳もだんだんとオドロオドロしい雰囲気に・・・
そろそろカメラ出してもいいんじゃない~ : パートナー。
お天気も下り坂だし、槍の穂先には雲がかかりがち・・・ 今日はもうスマホでいいかなぁと思っていたのですが、やはりめったに来られる場所ではないので、よしころん よっこらしょとザックからカメラを取り出しました ^^;
眼下に見える梯子付近が切通岩。 あそこから大天井岳まで一気に標高を上げる。
前回このコースを歩いたのは2年前。 大天井岳から西岳、槍ヶ岳を経て上高地に至るいわゆる表銀座縦走。
http://yoshikoronron2.blog.so-net.ne.jp/2013-09-26
前回は早朝に歩いたためか、燕岳から切通岩までの記憶がほぼ抜けていたのですが、やはりそう楽な道のりではありませんでした ^^;
翌日歩く常念岳へと続く縦走路
15時半、大天荘に到着。 雨の中のテント泊は雨音で眠れないし撤収も辛いのでこの日はあっさり小屋泊に変更~(笑)
ここ大天荘から次の幕営地常念小屋までは約3時間。
翌日は雨の様子を見て最悪ここを12時に出発しても15時過ぎには着けるはず。
真夜中からほぼ寝ずの移動、テント装備で中房温泉から一気に大天井岳までの行程は決して楽ではなかったけれど、ここまで歩いたことで明日はたとえ終日雨でも行動はかなり楽になる。
初日に頑張った分、翌日の行程に対する精神的安堵感は大きなものがありました。
明日もよろしくお願いします♪
夜半過ぎ、屋根に打ちつける大きな雨音で目が覚めました。
『この雨だとテントではとても眠れないな・・・ 初日からちょっと贅沢したけれどやはり小屋泊にしてよかった・・・』
そんなことを思いながらいつのまにかまた眠りについていました。
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7月28日(火) ガス のち 晴れ
大天荘 ~ 東天井岳 ~ 横通岳 ~ 常念小屋 テント場泊
午前7時半、降っていた雨もあがり上空には青空が見え始めたので小屋を出発しました。 大天井岳はガスに巻かれています。
5分もたたないうちに・・・(@_@。 出発前に山頂踏んでおけばよかった・・・
天候は急激に回復 翌日目指す常念岳も見えてきました^^
もちろん槍もね ^^v
はい! ポーズヽ(^o^)丿
ほら、あそこ!ライチョウがいるよ!! ヒナも!!! お花畑の斜面を歩いているとき、パートナーが見つけてくれました♪
上に見えているハイマツの中に巣があるのでしょう。 お母さんと3羽のヒナが確認できました。
4羽が食事をする様子をしばらく眺めていました^^
常念岳の麓、ガスの下にこの日の目的地常念小屋が見えてきました。
11時前に常念小屋到着。 ほぼ一番乗りでテント設営です。
しかしやはり前日の疲れが残っていたのでしょう。 よしころん、眠くて眠くて仕方がありません。
昼食後、小一時間ほど昼寝タイム~ zzz
早く着いた分、その後もゆっくりのんびり過ごすことができました♪
左 : ホシガラス 右 : ミヤマアキノキリンソウ
わぁ~ もうオヤマリンドウが咲いてる~~~(><)
白いお花はミヤマコゴメグサ♪ すでに秋のお花も咲き始め・・・ 山の夏は本当に短いのですねぇ。
この日は月明かりの美しい夜でした。
※その2に続きます^^