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大黒岳(2017年8月) [甲信越の山]

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大黒岳より焼岳~槍ヶ岳方面を望む

teppanさんの記事で乗鞍への「ご来光バス」というものが運行されていることを知りました。
連休のあまりない我が家、このバスを利用すれば泊まらずにしてご来光を拝める!?
これは行ってみたい!!
ご来光バス観光センター出発はAM3:40。余裕をみて3時には到着しておきたい。
前日の22時半、期待満々で我が家を出発しました。

前日パートナーは休日で少し昼寝ができたそう。
私は勤務日だったため帰宅したのが19時すぎ。少しの時間横になりましたが眠ることはできませんでした。

徹夜のうえ、バスで一気に三千メートル近くまで行くと… やっちまいました(><)2人して軽い高山病の症状が。
高山病、私は今回で3回目くらい。パートナーは初めての経験。
とにかくなにをするにもダルイ。思考能力、集中力が著しく低下します。
頭痛や吐き気はないので症状としてはまだましなほう。

そしてこれはどうも私だけの症状のようなのですが、高山病の症状として毎回手の甲が異常に痒くなります。
その後手がどんどんむくんでいきます。
今回は左手だけが異常にむくみ、右手の1.5倍くらいの大きさまでむくんでしまいました。















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秋の雲ですねぇ

こんな状態で山頂(剣ケ峰)を目指せるわけもなく。 お花畑の見渡せるベンチでしばらく朝のコーヒータイム。















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お花畑を一周して下山することに

マクロレンズでお花を撮るパワーなし…^^;















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やはり若くないのですねぇ。 2人してもう無理が効かない年齢なのだということを改めて実感しました。
下山後ぐっすり昼寝をして白骨温泉で立ち寄り湯。その後のんびり帰宅の途につきました。
パンパンにむくんでいた左手は帰宅したころにはほぼ元通りに戻っておりました。
私たちを反面教師にみなさんもどうぞ無理のない安全登山を ^^;



※高山病の症状の出た際、体中とてもだるくなりますが横になったり眠ってはいけません。
 横たわったり眠ってしまうと呼吸数が落ち、血中酸素濃度が減り症状を悪化させる恐れがあります。
 直ちに標高を下げるのが一番ですが、それができないときは少なくとも4~5時間は眠らないように。
 歩ける状態であればゆっくり歩いて深い呼吸を心がけます。
 私は以前これで高山病の症状が落ち着いたことがあります。
 もちろん状態の悪い際は直ちに下山、救助要請等臨機応変に対応しましょう。

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