夏の谷川岳② (2018年6月) [谷川岳]
西黒尾根とトマの耳(右ピーク)
トマの耳から画面左下に続く所々斜面に残雪が張りついている尾根が西黒尾根。
谷川岳ロープウェイベースプラザから山頂(オキの耳)までの単純標高差はおよそ1200m、累積標高差は1400mを超える。
『まぁよくこんなところを登ってきたなぁ』いつもいつも我ながら思うのです。
ただ実際にこの尾根を歩いているときのアドレナリン放出量は【半端なーい!】と思われます(*゚∀゚*)
スマホで 「現在のアドレナリン量」 なんて計れると楽しい?かも(笑)
オキの耳(山頂)
谷川岳は双耳峰なのですがトマの耳は『手前の耳』が。オキの耳は『奥の耳』が転じたとも…
山頂なのになんで耳?と思われるかもしれませんが、谷川岳の双耳峰、麓から見るとネコの耳のように見えるのですよ^^
わたしはトトロの耳のようだと思っています。
私たちの原点の景色
「いつかこの稜線を歩いてみたい」
私たちの山歩きはここから始まりました。
早いものであの日から10年が経とうとしています。
2013年秋、夢だった憧れの稜線を二人で歩くことも出来ました。
厳冬期にも登らせていただきました。
茂倉岳(左) 一ノ倉岳(右)
あの山越えて土樽駅までも歩きましたねぇ。
どこを眺めてもたくさんの思い出で溢れています♪
遙か向こうに見えている台形の山は 苗場山
憧れの山は10年経った今も変わることなく私たちの憧れであり、夢であり続けています。
これからもずっとずっと…
夏の谷川岳① (2018年6月) [谷川岳]
西黒尾根よりトマの耳(真ん中)オキの耳(画面右)
通算28回目の谷川岳です。(6月中旬)
鬱蒼とした樹林帯を抜け、ひとつめの鎖場を越えると突然この光景が目の前に開けます。
はじめて西黒尾根を登る方はほとんどこの場所で歓声をあげています^^
何度登っていてもこの光景を目の前にするとやはりワクワクするし感動する瞬間。
毎度おなじみの ラクダの背
赤いお花は ベニサラサドウダン♪
いつも同じ場所で撮るため見覚えのある写真ばかりで申し訳ありません^^;
蛇紋岩に咲く ナエバキスミレが励ましてくれます^^
至仏山や早池峰山も蛇紋岩地質の山。独特な環境が多くの山野草を育んでいます。
オキの耳(左)の向こうに見えているのは 巻機山、越後駒ヶ岳方面。
やったー\(^o^)/ 山頂付近も稜線も晴れてます!
天神尾根経由だと眼下に見えている肩の小屋を経由しますが、西黒尾根はダイレクトに山頂稜線に出ます。
画面左に見えているケルン、冬の様子は…
こにゃにゃかんじ
次回に続きます♪
6月の山野草② (2018年6月) [花]
ツマトリソウ
とても端正な山野草でしょう♪ 山野草の名前として一番はじめに覚えたのはこのお花だったかも^^
アカモノの群生にビックリ!
ワタスゲの穗 奥日光戦場ヶ原ではたくさん見ることができました。
林床にひっそりと咲く ユキザサ
稜線に咲く ツガザクラ
とってもキュートなハート型の花びらのこのお花は…
ユキワリソウ(サクラソウ科)
サラサドウダン(更紗満天星)
ベニサラサドウダン(紅更紗満天星)
わたしのアイコンはこのお花なのです^^
サラサドウダン、私たちの行く山域では山梨や長野に多く、ベニサラサは群馬、新潟の県境付近に多い印象です。
今後は双方の花咲く地域にも注意したいなと思います。
菖蒲ヶ浜キャンプ場 (2018年6月) [キャンプ]
移動式我が家からの星景☆彡
千手ケ浜でクリンソウを堪能した夜、中禅寺湖畔唯一のキャンプ場「菖蒲ヶ浜キャンプ場」に泊まりました。
山岳テントエリア (我が家は真ん中)
本格的大型テントエリア
フリーサイトなのでどこに張っても構わないのですが、この日はうまい具合に大きい家と小さい家に分かれて建っていました(笑)
こちらのキャンプ場、車道からも離れているし、テントエリアに車は入れません。
18時以降オーディオ(音楽等)も禁止されています。平日ということもありましたが本当に静か。
夏休み中はこうはいかないと思いますが、とてもよいキャンプ場だと思いました♪
ハイシーズンを外しての再訪必至かな^^
バンガローもありますよ^^
テントサイトについては予約不要です。ただし林間学校実施日は一般客のテント泊は利用不可なのでご注意くださいませ。
流星フレームイン! 一瞬思ったのですが拡大確認すると人工衛星でしたToT
露光中に尾を引く大きな流星も流れたのですが見事フレームアウト(><)
実はこの日18時すぎから22時頃までは雨が降っていました。
深夜2時、雨音がしないので外を覗いてみると ひゃぁぁ~☆彡 飛び起きて撮り始めた次第^^;
大きくはないのですが流星が3つ写っています☆彡☆彡☆彡
しかしすでに空が明るくなり始めてしまっており星がボンヤリ…(AM3:05)
撮れた時間は1時間足らずでしたToT
夏の夜はとても短い…せめて午前1時に外を確認するべきでした。あぁ反省…
クリンソウ、九輪草♪ (2018年6月) [花]
奥日光 千手ヶ浜のクリンソウ(6月8日)
遅いアップで申し訳ありません。すでに今年のピークは過ぎているかと…m(_ _)m
久しぶりに訪ねてきました♪
ほとんどの人は赤沼のからの低公害バス利用ですが…
私たちは菖蒲ヶ浜から中禅寺湖沿いに歩きます。
のんびり歩いて1時間半~2時間のコースですが、この日は脇目も振らず歩いて約1時間で到着。
その理由は… 8時を過ぎるとバス利用の方がドッと到着するから^^;
人が増えると妖精ちゃんたちは隠れてしまうので。(よしころんも人混み苦手^^;)
似たような写真ばかりで申し訳ありません。
毎年梅雨の最中に見頃になるお花です♪
低公害バス利用で少しの時間歩きますが老若男女かかわらず訪れやすい場所。
クリンソウの時期を外せばとても静かなところです^^
諏訪湖周辺の山 (2018年6月) [甲信越の山]
高ボッチ山の朝
稜線歩きの気持ちよい二ツ山を歩いた日、夜は高ボッチ山にテント泊して一人星を撮っていました☆
朝飯を食べたあとテント撤収、その後車で守屋山登山口の杖突峠まで移動。
守屋山にて (てふてふを探せ!)
(杖突峠 ~ 立石登山口 ~ 守屋山 ~ 水呑場山荘登山口 ~ 杖突峠 周回コース利用)
画面左奥は南アルプス 北岳~仙丈ヶ岳
ほぼ徹夜のよしころん。さすがに疲労が大きく、ここは3回目ということもありこの先の東峰はパスしました^^;
冬はこんなかんじ♪ 画面右奥に写っている山 あちらは中央アルプスね。
水呑場登山口で山神様にお礼中のパートナー。
ポーズとってくれた しましまトンボ
『斜め45度からもどうぞ!』言わんばかりに再度ポーズ!(笑)
このトンボ、自分でも調べてみたのですが、いまひとつ分かりません。
64先生方のご意見お待ちしています m(_ _)m
↓
ダビドサナエ♀のようです
上の画像を拡大 前脚の基部の黄色がポイントなのだそうです。(ぜふ先生より)
みなさんご協力ありがとうございました m(_ _)m
オマケ
梅雨の晴れ間の空がまるで山の稜線から眺めているような素敵な空の色、雲模様だったので♪
マンション群が山や草原だったらなぁ… みなさまも妄想してみてくださいませ(笑)
夏!ですねぇ。
6月の山野草① (201年6月) [花]
コアジサイ
まるで星屑のようなお花だなぁといつも思うのです☆彡
全体はこんな雰囲気♪
こちらもコアジサイ
上のお花とはシベの雰囲気が異なりますね。
山に咲くアジサイは大好き♪
ハルジオン(春紫苑)
今年は当たり年なのかな。
いろいろな場所で群生して咲いている様子が見られます♪
当たり年といえば、今年はどうもコバイケイソウが当たり年のようですよー^^v
ムムム… 確認中
調べてみましたが分かりません(><) ご存じの方教えていただければありがたいです m(_ _)m
はじめまして♪ クサノオウ(草の王)…かな
ササバギンラン
ウツギ
いわゆる 卯の花 はこちら^^
クワガタソウ
この日歩いた道はクワガタソウロードになっていました\(^o^)/
今の時期は山野草の閑散期で、咲いているお花の種類は多くありませんがひとつひとつのお花を観察しながら歩いています^^
追記:記事UP直前に起きた関西の地震… 心配です。大きな被害のないことをお祈りしています。
爽快な稜線歩き 二ツ山 (2018年6月) [甲信越の山]
6年間あたため続けた稜線を歩いてまいりました♪
「二ツ山」この山の名前、聞いたことのない方がほとんどかと。
ブログ友達KIKIさんお気に入りの稜線歩きの山で、ずっと歩いてみたいと思っていました。
お天気問題なっし~!
高ボッチ山、鉢伏山のその先。美ヶ原へと続く稜線の途中にある山です。
目的地の「二ツ山」は画像の真ん中やや右、斜面の一部が少しスキー場のゲレンデのようになっている小高い山。
一番奥に見えているのは八ヶ岳連峰、その手前は霧ヶ峰です。
いったん樹林帯まで下ります。
振り返れば雄大な北アルプス!
何度かアップダウンを繰り返しながらの爽快な稜線歩き♪
鉢伏山荘駐車場から「二ツ山」までのんびり歩いて2時間足らずでしょうか。
山頂は地味な雰囲気だったので写真なし^^;
たぶん 乗鞍岳^^;
何気なくアップダウンあることが分かりますかね。
北アルプス!
この景色を眺めながら歩くことが出来る、復路のほうが気持ちよいかもしれません♪
この日お会いしたのはトレランの男性1名のみ。(写真はパートナーね^^;)
眺めよし!危険箇所なし!静か!
いや~! 気持ちよかった~~\(^o^)/ KIKIさん、ありがとね~♪
山はやはり有名無名関係ありませんねぇ。
夜は高ボッチ山にテントを張ってお泊まりさせていただきました。
また来よう~^^
踏み跡はハッキリしていますが、ルート上にトイレや小屋、水場はありません。
真夏は遮る樹木もほとんどなく直射日光かなりキツイかな。
このあたりは本当にいいお山てんこ盛り~\(^o^)/ 温泉も多いし 住みたいわぁ♪
高原山周辺 (2018年6月) [山と湿原]
おしらじの滝
(この日は滝じゃなくて池…というか大きな水たまり^^;)
高原山は水の豊富な山で、名水で知られる尚仁沢。いくつもの見事な滝で知られるスッカン沢が山麓に存在します。
ここには森の精霊がいて、静かに佇んでいると森とひとつになれるようなそんな気がする場所♪
こちらはヨシ沼。高原山山麓には小さな湿原もいくつか存在しています。
すでにレンゲツツジやワタスゲの穂が揺れはじめていました♪
日差しの入る時間帯にもう一度訪ねてみました。
滝になってきるときに再訪できればいいなと思っています^^;
森の中で出会えた野鳥のつがい(大トリミング)
もう一羽はこちら♪(こちらも大トリミング)
手のひらの半分くらいの大きさの小さな野鳥でした。
野鳥先生方、ご教示お願いいたします m(_ _)m
ミソサザイの幼鳥で間違いないようです。
山を歩いているとミソサザイは沢の近くでよく見かけるのですが、今回の2羽はあまりにも小さかったので???
巣立ちしたばかりの幼鳥だったのですね。
警戒心が薄くフレンドリーにカメラの前に出てきてくれたわけです。
野鳥先生方、ありがとうございました\(^o^)/
※またまた画像が滞りはじめたため、がんばって出来るだけ1日おきのアップ中~^^;
ツツジ、つつじ、躑躅~! (2018年6月) [花]
今まで見たこともないくらいのツツジの花道でした\(^o^)/(6月上旬)
森の中、まず出迎えてくれたのは ヤマツツジ♪
標高をあげるにつれ シロヤシオも♪
ひゃぁぁ~!!(゚Д゚)
事前リサーチをあまりせずに出かけたのですが、縄文躑躅(じょうもんつつじ)とも呼ばれているシロヤシオの大木もあったみたい。
この日歩いたのは 栃木県 高原山
夕方以降雨予報。歩き始めから高曇りで青空は見えません。
この先の剣ケ峰で山頂(釈迦ヶ岳)方面の様子を確認し、その先に向かうかどうかを決定します。
歩いても歩いても右も左もシロヤシオ!
ミツバツツジが色を添えてくれます^^
こちらの山のツツジ、ひとつひとつの木が大きいのですよ。
ゴヨウツツジ(=シロヤシオ) 愛子様のお印(皇族が身の回りの品などに用いる徽章・シンボルマーク)の花でもあります。
まだまだ
どんだけ~~~!
最後は シロヤシオ(=ゴヨウツツジ)とミツバツツジのコラボ♪
剣ケ峰で山頂(釈迦ヶ岳)方面を確認すると山頂はすっぽり雲の中。
もう十分お腹いっぱいだしね~ 山頂には向かわず周回ルートで戻ることにしました。
【今回歩いたルート】
小間々P ~ 大入道 ~ 剣ケ峰 ~ 八海山 ~ 大間々P ~ 小間々P
駐車場に戻ってしばらくすると雨が降ってきました。ぎりぎりセーフ^^;
帰宅後、毎年この時期の高原山に通っている方のレポによると、今年の高原山周辺のシロヤシオは10年に一度位の花付きだったそう!
いや~ 一生分のシロヤシオを見せていただきました\(^o^)/
(三脚を車に置いてきたことだけが悔やまれる山行でした…^^;)
タグ:高原山 シロヤシオ