2018年夏山旅 鹿島槍ヶ岳~爺ヶ岳③ (2018年8月) [北アルプス]
爺ヶ岳(南峰)より 扇沢方面
3日目の朝。
深夜には明るい月や接近中の火星も綺麗に見えていたのですが、朝起きるとガスで真っ白…
完全に雲の中にいるかんじ。もちろん朝日を望むことも叶わずそそくさとテント撤収。
パートナーの休みは翌日まで。種池山荘まで歩いてみて下山するか、もう1泊するかを決定です。
私は出来ればもう1泊希望なのだけど(写真撮りたい)、パートナーは下山する気満々(1日は家でゆっくりしたい)
テント撤収後はカメラも片付け黙々と歩いたため最終日は写真もほとんどなく^^;
前日会えた雷鳥と蝶の写真を数枚ご紹介させていただきます♪
「あ、ライチョウみっけ~♪」よしころん
『え!?どこどこ??』しばらく見つけられないパートナー。
はい、みなさんも探してみてくださいませ ^^v
1枚目の雷鳥、すぐ見つかりました?(笑)
フレンドリーさんです^^
こちらに近づきすぎて『あ、しまった…』という感じでUターン。振り向きざまにこちらを伺っています。
初日に会えたイワヒバリ同様こちらも70㎜ノートリミング、手の届く距離でした♪
10分くらい遊んでくれたあと私たちから遠ざかっていきました。
※山で雷鳥に会えたときは ①大騒ぎしないこと ②追いかけまわさないこと
基本人を怖がらない鳥なので、慌てず騒がず静かに見守っていると向こうから近づいてくれることも多いです。
パートナーのズボンに止まったチョウ
一心不乱にミネラル補給中
64先生のご意見お待ちしております m(_ _)m
ここから最終日の写真に戻ります ^^;
オヤジたち、爺ヶ岳で何を思ふ…(笑)
到着時は視界なしでしたが、少しずつガスが薄くなってきたよう。
爺ヶ岳(南峰)でしばらく待ってみることに。
鹿島槍ヶ岳
それは突然、レースのカーテンを開けたようにサーッ!ほんの一瞬でガスがなくなりました\(^o^)/
このあと種池山荘までは展望の稜線歩き♪
そしてやはりパートナーの要望に応え、この日泊まることはやめそのまま下山することに^^;
下山を決めて種池山荘前での休憩時、なんと山での三度目の出会いが!
見覚えのある背の高い外国人が柏原新道からやってきました。
『あ、レンジャーだ!』私は一目見た瞬間分かりました。
レンジャーに初めて会ったのは2012年8月、裏銀座双六小屋前。
2回目は2015年8月、このすぐ近く種池山荘から少し爺ヶ岳方面に登ったあたり。
このときレンジャーは『ジャ~マタ! 3年後ニアイマショウ~(笑) 』なんとそう言って別れていたのだ。
レンジャーの言葉通りちょうど3年後、私たちはまた山で再会。
今回も少しの時間お話し。いろいろお話ししたかったけれどそれは出来なかった。
この日のレンジャーは話しかけるのもはばかられるほど疲労の色が濃く見えた。
私たちにも3年という時間が流れたけれど、レンジャーには加速がついていたのかもしれない。
6年前、長い足で小池新道をズンズン進んでいたレンジャーとは別人のようなレンジャーがそこにいた。
別れ際、レンジャーは名刺を手渡してくれた。
槍を背景にしたライチョウの写真入りの素敵な名刺♪ 山の宝物がまたひとつ増えました。
レンジャー、ジャ~マタ! 3年後ニアイマショウ~!!
2018年夏山旅 最後までお付き合いいただきありがとうございました。