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冬の谷川岳 肩の小屋まで (2018年2月) [谷川岳]

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天神尾根より     左:川棚ノ頭    右:オジカ沢ノ頭
  

通算27回目の谷川岳(うち積雪期は今回含め3回目)

2018年初谷川岳は… 微笑んでくれませんでした(><)
 

天気予報はバッチリ! 絶好の雪山日和間違いなし~♪

チケットカウンターのお姉さんも「今日はお天気もいいし、人も少なくて最高の雪山日和ですねぇ♪」

『はい~^^ 気を付けて行ってきます!』

まだ山頂は見えていないけれど、お姉さんのお墨付き!そのうち雲もなくなるでしょう。そう期待していました。















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山頂へと続く人の列 (半分はBC(バックカントリー)のボーダー・スキーヤー)


すでにもう何人かのBCボーダーのファーストトラックの跡があります。

みんなもう一度登り返してまた滑るみたい。すごいわー^^;

山頂は画面右奥付近、朝からまだ一度も顔をだしていない。

このあたりからイヤな予感が…^^;















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お!ソロのボーダーがやってきました。


この方はそのまま西黒沢方面へと滑っていかれました。いちいち、すごいわー^^;

上のほうはガスっているかもしれないけれど、とりあえず肩の小屋付近まで登ってみましょう!















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じゃーん!(笑)


あ、失敗写真ではありません。 これはまだ見えているほう^^;

「ホワイトアウト」という言葉をお聞きになったことがあると思いますが、雰囲気としてはこんなかんじ。

ぼんやりと見えているケルンはこういった視界不良時、方向を定めるのに本当にありがたい存在なのです。

山頂付近の視界が悪いだけで天候は安定。吹雪いてもいないため精神的プレッシャーはありません。

ケルンから画面左方向に5分も歩けば双耳峰のひとつトマの耳。


ランチをしつつ1時間近くガスが晴れるのを待ってみましたが状況に変化なし…

「どうする?山頂行く?」 パートナー

『行かない。』 即答 よしころん w















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下山開始~


肩の広場付近。このあたりは尾根が広いため、視界不良時、進むべき方向を定めづらいポイント。

小さな赤旗が進むべきルートの目印になります。設置くださった沼田山岳会の方に感謝です。















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天狗の留まり場より     左奥:上州武尊山


このあたりまで下りてくるとガスは全くありません~。

↓ ↓ ↓ 積雪量は前回(2014年2月)と同じくらいかな♪ ↓ ↓ ↓


山頂を振り返ってみましたが相変わらず男前な山頂は姿を見せてくれません。

ロープウェイ最終は16時半。 のんびりまったり下山します^^


※続きます♪


【追記】雪山にお出かけの際は天候確認はもちろん、雪崩についても十分ご注意くださいませ。


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一ノ倉沢 リベンジ (2018年1月) [谷川岳]

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一ノ倉沢3週目 なんとかリベンジ^^;















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やはりいつ来ても、何度眺めても男前です!

刻々とその様相を変える 一ノ倉沢の大岩壁 もう惚れ惚れしながら撮ってます♪















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お!こちらの男前は雪だるま作成中(笑) (スマホ撮影)







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4号、5号 名付けて お雛様ダルマ (スマホ撮影)


100メートルほど後ろまで雪崩が到達している様子、分かりますか?

一ノ倉沢も言わずと知れた雪崩多発地帯。

早朝の時間帯に雪崩が発生することは少ないけれど油断禁物。

本谷には大きなクラックも数か所確認できたため、万が一の際を想定し、安全な逃げ場所を確認しておきます。












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マチガ沢より武能岳


2週目のミスでポイントはしっかり把握できたはず…^^;

休みとお天気のタイミングが合えばまたどうぞよろしくお願いいたします。

大寒波を経て積雪量もさらに増え、次回はまた違う表情を見せてもらえることと思います。


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一ノ倉沢周辺 (2018年1月) [谷川岳]

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衝立岩


前回の続き。 3週連続一ノ倉沢の2週目のこと。

やってしまいました…


いままで何度も訪れている冬の一ノ倉沢。ルートミスをおかしてしまいました(><)

一ノ倉沢へ登り上げるルートを通り過ぎ、いつのまにか違う谷を登りあげていました。

夜が明け、周りが明るくなりはじめ、ようやくルートを間違えたことに気づきました。

自戒を込めてのアップです ToT















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斜め45度の 衝立岩


雪道のナイトハイク、リカバリーのチャンスはあったのです。

あれ? このルート、いつもと違うよね。

普段とは違うトレースだったため、少し戻って確認。しかしこのときの確認作業が足りませんでした。

さらに手前のポイントまで戻り、少し明るくなるのを待って周りの様子を確認するべきでした。

そこはまだ一ノ倉沢へ登り上げるポイントではないと思いこみ、先に進んでしまったのが唯一最大の間違い。

夜の雪道、「間違いないだろう…」で進んではいけませぬ。















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マチガ沢付近 帰路撮影
 














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大寒波襲来前でしたが、気温は-15℃でした。

何度も訪ねているルートだからと決して気を抜いてはいけない。

谷川岳がそう言っているような気がしました。反省…



※一ノ倉沢への冬道、夏に電気バスが運行しているいわゆる旧道とは異なります。
 旧道はこの時期雪の斜面。雪崩多発地帯でもあり歩行は困難。
 冬道は雪の湯檜曽川から一ノ倉沢を登りつめます。
 本来は沢なので雪が少なくなってくると危険。何か所か雪崩地帯も存在します。
 冬は経験者同行をお勧めするルートです。

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一ノ倉沢 (2018年1月) [谷川岳]

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一ノ倉沢

2018年もよろしくお願いいたします♪ 一ノ倉沢へ新年のご挨拶に行ってまいりました^^


新年に入ってから自分たちの休みとこの辺りの天気が一致! 実は3週連続で通っております。はい、アホです^^;

ということで時系列バラバラですが、しばらく一ノ倉沢周辺の様子をお届けする予定です。















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白毛門(しらがもん)















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高くなっている尾根からだんだんと朝陽が射しはじめます。















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左 : 笠ヶ岳             右 : 白毛門(しらがもん)

白毛門~笠ヶ岳 一見近そうに見えるけど片道1時間(無雪期)の道のり。

どちらへも一旦鞍部まで下ってから登り返しなので、行きも帰りもキツイ(><)















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厳しい稜線上にぽっかりと浮かぶ下弦の月

稜線上の雲は形を変えながら流れては消える

一見穏やかそうに見えるけれど、上空では強い風が吹いていることが分かります。















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私がひたすら撮っているあいだに、パートナー雪の塊を運んで3号作成 ^^v

次回も一ノ倉沢周辺の冬景色をお届けする予定です。


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冬の一ノ倉沢② (2017年12月) [谷川岳]

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一ノ倉沢 もう幾度この場所に訪れたのか、分からなくなってしまいました。

この時期の一ノ倉の神々しさはとても写真や言葉では伝えることはできない。















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振り返って 白毛門(しらがもん)















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マチガ沢より トマの耳

帰路、西黒尾根登山口で今年のお礼と来年の安全登山をお願いいたしました♪















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セルフタイマー20秒で成功しました(笑)

厳冬期の平日でも1人、2人は必ず誰かと会う 一ノ倉沢。(物好きがいるんですよ^^;)

※もちろん冬山装備必須。無雪期は誰でも歩くことができる舗装道路も雪崩危険地帯となります。

この日はなんと終日貸切でした!

冬の間にできればあと2回行けるといいな^^






【今回使用レンズ】



使用レンズについての質問がありましたので^^

f2.8もいいなと思ったけど、私の場合ほぼ日中での使用になるので昨年こちらを購入しました。

重量も価格もかなり違うし~^^; 個人的には気に入っております♪

人それぞれ目的や価値観が異なりますので、あくまで自身が使用してみての感想です。

購入をお勧めするものではありませんので、そこのところは個々人の判断にてお願いいたします^^v


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冬の一ノ倉沢 (2017年12月) [谷川岳]

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撮りながら剱岳の山容に似ているようにかんじていました。















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いつものことだけど もっと現場であぁすればよかった、こうすればよかったと…帰宅後の反省。


気温-1℃ 風はほぼ無風 旧道は積雪なし (2017年12月1日)

次は簡単には行かせてもらえない可能性大かな…


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秋の谷川岳② (2017年9月) [谷川岳]

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ん~♪ まさに「山装う」

山頂稜線は紅葉真っ盛りでしたヽ(^o^)丿















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肩の小屋  爼嵓(マナイタグラ) オジカ沢の頭














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谷川連峰主脈稜線♪

一番手前のピークが オジカ沢の頭、その後ろ雲の影になっているずんぐりむっくりが万太郎山。

万太郎山の後ろの大きな山体が仙ノ倉山、左の三角がエビス大黒、右の三角が平標山。

私たちの山歩き原点の景色。

肩の小屋から平標山まで約10キロ。『いつかこの稜線を歩いてみたい』ここから私たちの山歩きは始まりました。


【 2013年9月 谷川連邦主脈稜線縦走 】

いつか、また、必ず!















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左:茂倉岳      右:一ノ倉岳     右斜面の谷の下は一ノ倉沢















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トマの耳

今回も無事登らせていただきありがとうございました。また来ます~ヽ(^o^)丿


タグ:D810
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秋の谷川岳① (2017年9月) [谷川岳]

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西黒尾根 ラクダの背より 谷川岳

今年2回目、通算26回目の谷川岳です♪

西黒尾根~トマの耳~オキの耳~奥の院~天神尾根 私たちのテッパンコース















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秋色になってきていますね^^

私たちペースで西黒尾根登山口からここラクダの背まで約2時間。

体感的にはこのあたりがコースの中間くらいかなぁ。ここまですでに4つの鎖場を越えてきています。















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さらに登って よしころん定番撮影ポイント^^v

休憩兼ねて行動食を食べつつしばらく撮影。画面右側、まあるいピークがトマの耳。

何度訪れてもここから眺める谷川岳には惚れ惚れします♪















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こちらが山頂 オキの耳















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マチガ沢を挟んで東尾根に光射す

さて、もうひと登り!


タグ:D810
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谷川岳 夏② (2017年7月) [谷川岳]

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肩の小屋と大好きな上越国境稜線。 綺麗に見えていますヽ(^o^)丿

2人で初めて山に登ったのが2008年7月ここ谷川岳。 この美しい稜線を目の当たりにした感動はあのころのまま^^
 














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早いものであれから9年経ちました。















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ずっと憧れていたこの主脈稜線を歩いたのは2013年9月


表銀座縦走はじめ、9年間でいろいろな縦走路を歩いたけれど一番感慨深いのはやはりこの縦走路かなぁ。

馬蹄形縦走はまだ残したままなのですが… 必ず歩きたい! 歩くぞ!!















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双耳峰のひとつ トマの耳















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2014年2月撮影















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この日はヘリが一ノ倉沢の岩壁をパトロールしていました














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左:茂倉岳                    右:一ノ倉岳

土合駅(群馬県)より西黒尾根、あの二つのピークを越えて土樽駅(新潟県)まで歩いたことも。















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あのころ、あの季節、あの山、この山、谷川岳ではどこを眺めても思い出いっぱい♪















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天神平にこんなものができていましたので記念撮影^^ (バックの山は笠ケ岳~朝日岳方面)

2人して故障箇所を抱えてしまい、以前のような長距離・長時間山行は難しいのですが、身体と相談しながらゆるゆる歩き続けたいものです^^




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谷川岳 夏① (2017年7月) [谷川岳]

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通算25回目の 谷川岳

西黒尾根、今回もなんとか登らせていただきました^^
 














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歩き始めて約2時間 樹林帯と鎖場を抜けてたどり着く ラクダの背 雲ひとつない晴天なり















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ここから一旦下るのが もったいない… いつも思ってしまいます ^^;

標高が2000mに満たない谷川岳、森林限界超えると陽射しを遮るものなし、もー暑くて、暑くて(><)















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定番ポイント














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平日ということもありますが、この日西黒尾根で会ったのは3人だけでした。(天神尾根はワンサカ^^;)















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オキの耳   右奥は巻機山















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落ちたら止まらないと思います…

西黒尾根、登山道の詳細はこちら ↓↓↓ の記事をご覧ください^^


※続きます♪


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