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燧ヶ岳 (2018年8月) [百名山]

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燧ヶ岳(ひうちがたけ)に行ってまいりました♪


実は燧ヶ岳に登るのは初めてです^^; いつもいつも尾瀬沼からその頂を見上げるばかり。

連休の少ない我が家にとって燧ヶ岳は長い間行けそうで行けない山のひとつでした。


大清水(群馬県)入山の場合、私たちの足では尾瀬沼に要1泊。

燧ヶ岳には1日目に登るにせよ、2日目に登るにせよキツイ行程になる。

往路も復路もテント装備で三平峠を越えなければならないし…


御池(福島県)入山の場合、日帰りも可能ではあるが自家用車で入山口の御池にたどり着くまでが遠い…

日帰りの場合、行って登って帰るだけの余裕のない山行になってしまう。

かといって1泊のテント装備で御池から登り、尾瀬沼方面への下山はかなりキツイ。


まぁそんなこんなで10年間、登りたいと思いつつずっと登れなかったお山だったのです^^;



















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熊沢田代


めずらしくお盆の最中にパートナーが連休。

1日目はまずまずのお天気だけど2日目は崩れる天気予報。

2日目は天気もよくないし、どこの山に泊まっても混んでるだろうし、どこかに日帰りで行こうということに。

しかし日帰りにしても帰路の時間帯、高速道路はどこもかしこも大渋滞予測(><)

う~んどうしましょうと悩んでいたところ「そうだ!御池から燧は!?」パートナーがひらめきました!

理由① 翌日は休みなので日帰りでもゆっくりと余裕をもって歩ける!

理由② 下山後、交通情報確認し渋滞中なら温泉入って仮眠して深夜料金適応となる時間帯まで待ってゲートインして帰ればいい!

おぉ~!念願の燧にも行けるし~♪ nice! パートナー^^v















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俎嵓から柴安嵓(山頂)  燧ヶ岳は双耳峰です^^


















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二つの山頂の鞍部に咲いていた オヤマリンドウ♪ 健気です



















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尾瀬沼の全容をはじめて眺めることができました♪

残念ながら尾瀬ヶ原方面はガスに阻まれました ToT



















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柴安嵓(山頂)にて

あ、決して墓石ではありません(笑)

ここでパートナー再びnice! な提案 ^^v 「長英新道で尾瀬沼に下って沼山峠からバスで御池に戻ろう!」

登ってきた御池ルートは全体的に湿っぽく、大岩ゴロゴロ、段差も大きく歩きづらい二人して下山にはかなり不得手な登山道。

『この道を下山するのか…』膝爆弾を抱える我等、登りながら同じことを考えながら歩いていたようです^^;

長英新道、距離は長いけど勾配は緩いので下山には優しそう♪ 二つ返事で OK!それで下山しましょう^^v



















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途中、道の両側がナンブアザミどっちゃりな箇所があり、トゲがチクチク!イテテテ~~~^^;


















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オヤマリンドウ、アキノキリンソウ、トンボも一緒に、はいポーズ^^

気持ちに余裕がないと花を撮ることも出来ませんので、やはり長英新道での下山は正解でした ^^v



















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それにしても「一合目」の道標から尾瀬沼北岸合流までが長かった~~~ToT

おそらく「一合目」そう認識すると「あとわずか」知らず知らずインプットされてしまうのでしょうねぇ^^;



















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見慣れた風景はホッとします♪



















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お盆まっ最中でしたが、尾瀬沼周辺は驚くほど人も少なくゆったりと楽しむことができました。


下山後、交通情報チェックすると思ったとおりまだまだ恐ろしいほど渋滞中~~

時間調整も兼ねて蕎麦屋で夕飯、日帰り温泉でまったり、その後車内で仮眠。

22時すぎからしばらく一般道を走り、0時過ぎるのを確認して高速道路にゲートイン!
(高速道路料金は0時~3時台にゲートインすると深夜料金で3割引きになるため)

すみません。ずっと勘違いしていました。ゲートインかゲートアウトが0時~4時までで適用。(対象時間帯をまたいでもよいみたい)


お盆最中にもかかわらず、山ものんびり歩けたし、渋滞も避けられ、往復とも高速道路料金最安値で利用できたし~^^v

山屋としても主婦としても大満足の日帰り燧ヶ岳でした(笑)

唯一撮れ高は…^^;



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2018年夏山旅 鹿島槍ヶ岳~爺ヶ岳② (2018年8月) [百名山]

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2日目の朝~

おはようございます^^

今日もよろしくお願いいたします。









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立山~剱 方面はフンワリとした色合い



















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左から  布引山    鹿島槍ヶ岳南峰(山頂)    鹿島槍ヶ岳北峰



















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振り返って 爺ヶ岳(北峰~中峰~南峰) ※右奥に槍ヶ岳も^^

薄い雲のたなびいている下に赤い屋根の冷池山荘が見えているのが分かりますか。

あのあたりから歩いてきました♪



















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さんちょー\(^o^)/









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背景は剱岳という贅沢^^v


私たちは行ってみたい山や歩いてみたいルートをテント担いでのんびり歩くスタイル。

狙いを定めて百名山を追いかけている訳ではありませんが、

今回の鹿島槍ヶ岳でいつのまにか40座の山頂を踏ませていただきました♪

百名山、やはりそれだけいい山が多いのでしょうね。



※右膝に装着しているのは膝サポーター。右脚に関しては靱帯を痛めること数回。

その後更年期のころ座骨神経痛も併せて発症。なんだかんだと3年以上のお付き合いになりました。

神経痛を伴っているので長い付き合いになるのでしょうが、付き合い方も随分うまくなってきたかな(笑)



















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五竜岳~白馬岳方面

東側からどんどん雲が流れ込んでいます。



















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雲が流れ込んでいるのが八峰キレット、あの険しい稜線にキレット小屋もあります。

achamiさんは先日鹿島槍ヶ岳からあのキレットを越えて五竜岳まで行かれたのですねぇ。すごいわー!

私たちはもちろんここまで。 さてゆっくりお花見しながら我が家に戻りましょう♪



















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トウヤクリンドウはじめ、イワオウギ、タカネツメクサ等々…

幸せを感じるムフフな山歩き♪

このあとライチョウとしばらく遊んでもらえましたので、その様子は次回に^^

今回の山行で会えた花々は 8月の山野草シリーズで詳しくご紹介予定です。



















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お昼前には我が家(テント)に帰宅。 そのあとはお昼寝したり散策に出かけたりのんびり過ごしました♪

1日中眺めていても見飽きることのない雲の造形

時折ガスで真っ白になることはあっても雨に遭うことはありませんでした。



















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2日目の夕方は爺ヶ岳の背景の雲が焼けてくれました♪



















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そしてこの日は火星大接近の夜でした☆

夕方からのガスが深夜になってようやく晴れなんとか記念の1枚。

月が明るくて全体的にあまり星は写っていませんがさすがに大接近中の火星は分かるかなと^^;


※続きます~


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2017年 夏山 東北 秋田~山形放浪山旅 ④月山(2017年8月) [百名山]

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所々に雪渓が残り、いかにも 東北の夏山 という感じの風景♪















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雲の上に見えているのは 朝日連峰

小さく見えているのはリフト上駅、あそこから歩いてきました。いつのまにか駅より下は雲海に覆われていました。














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たおやかな稜線、巻機山とも似たような雰囲気があります^^















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下界のお天気の変わり目がよく分かりますね^^















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月山山頂神社 その後ろに少しだけ頭をのぞかせているのは 鳥海山

御祓いをうけて月山神社本宮へ参拝いたしました。(祓料1人500円)
ちょうど人の引いた時間だったのか2人のみでのお祓い頂きました。ご利益あるかな^^















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ミヤマリンドウ

まるで夏の青空を星型で抜いたよう♪ このお花が咲いていればお天気は大丈夫^^v















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イワカガミ と チングルマ♪

今年は雪が遅くまで残っていたのでしょう。なんとショウジョウバカマも見かけました!
「チングルマさんって呼ぶと、どうしてもちんぐるまさんの顔が浮かぶ~^^;雑念よ去れ~!(笑)」by パートナー
雑念を追い払って無事下山! その後、油断なく事故なく自宅まで帰りつきました。














「今日のてぬぐい」④
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今年の夏休みのお土産はこちらのてぬぐい♪ 月山、ミヤマクロユリの咲くころ、また訪れたいと思います。

3泊4日、4日連続山行。 突然の計画変更となった北東北への山旅。 
下調べ不足はあったものの4日間雨に遭うこともなく、ずっと行きたかった山を2人で巡ることができ思い出も沢山♪ 
とてもよい夏休みを過ごすことができましたヽ(^o^)丿

2017年夏休み山行記、長々とお付き合いいただきありがとうございました m(__)m
北東北で会えたお花たちは8月の山野草シリーズでまたご紹介させていただきます。

タグ:手ぬぐい
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2017年 夏山 東北 秋田~山形放浪山旅 ①八幡平(2017年8月) [百名山]

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やってきました 秋田県! 2人して人生初訪問^^

今年の夏休みは5日間、南アルプス北岳、北アルプス裏銀座、剱岳、白馬岳、鹿島槍、立山、八ヶ岳、飯豊山…等々
3泊4日(予備日1日最大4泊5日)テント泊縦走を計画していましたが迷走台風の影響でどこもかしこも天候が不安定。
毎年いくつかの夏山計画をパートナーが作成し、よしころんが前日の天気予報を最終確認。
一番天候の安定した場所へ赴いています。
日本海側は比較的よさそうだけど、どこかで雨に遭うことは避けられない。う~ん…
(テント泊縦走の場合、雨と風は苦行以外のなにものでもなくなります。)














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八幡沼

比較的天候が安定した飯豊山縦走かなぁ… 
しかし飯豊山縦走は食料がフル装備必要になりパートナーの負担が重い… どうしよう…

予報では秋田県や山形県の北東北日本海側はオホーツク海高気圧に覆われてしばらく天候が安定している。
このあたり、行きたい山はいくつか存在しているのだけど我が家からは距離も時間もかかるため訪れたことがない。
そうだ!最大5日間のお休み、縦走にこだわらなければ行きたかった山にまとめて行けるかも!!

帰宅したパートナーに提案。「それイイね!」
東北の登山地図は揃っている。目的の山の麓にはキャンプ場も点在。なんとかなりそうである。
数時間後の8月1日深夜2時、北東北に向けて出発しました。














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八幡平ではまだキスゲが咲いていてくれましたヽ(^o^)丿















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ニッコウキスゲ 今年はあまり会えなかったと思っていたのですが、こんなところで^^















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ありがとう^^ また来年ね♪














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ワタスゲも♪















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気持ちいいなぁ♪

八甲田山のようでもあり、会津駒ケ岳のようでもある。苗場山や巻機山とも共通した雰囲気のまったりとした山容♪















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八幡平の山頂は展望デッキのような形状。そこにいた2人連れ「ここは特に景色がいいわけじゃないね」と…
(山頂からはただ森が広がっているような景色しか見えません)

八幡平の真価は、やはり高原逍遙にあるだろう。一枚の大きな平坦な原ではなく、緩い傾斜を持った高低のある高原で、気持のいい岱(たい)を一つ横切るとみごとな原始林へ入ったり、一つの丘を越すと思いがけなく沼があったりして、その変化のある風景がおもしろい。(深田久弥『日本百名山』より抜粋)

この文章が目の前のプレートに刻まれているのですが。ピークを踏むだけが山歩きじゃない。














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あの山は八幡平山頂ではありません~

畚岳(もっこだけ) ゆるりさん、ありがとうございます m(__)m

後生掛温泉(すごくよかった)で立寄り湯したあと翌日登る予定の森吉山の麓のキャンプ場へ2時間半かけて移動~














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この日は私たちだけの貸切ということで、特別に車の横付けを許して頂けたのでしたヽ(^o^)丿

続きます~♪


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バンダイクワガタに会いに磐梯山へ^^ (2017年6月) [百名山]

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霧に包まれたブナの森は幻想的

ガスは濃いけれど、この日雨の降る心配はない。清浄な森の空気を深呼吸しつつゆっくり歩く。

こんな日はあのお花に会えそうだな… 2人して思っていると















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いました! コケイラン

この日はパートナーのコケイランセンサーが大活躍!
 
ふつうに歩いている分には見えずらい場所のお花もいくつも見つけてくれました^^















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ミツガシワの群生















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この日肝心のマクロレンズを忘れてしまった私… これ以上は寄れない ^^;

マクロレンズ、ここのところつけっぱなしだったのでそのまま持ってきたら広角レンズが付いておりまして…

じぇじぇじぇ~~~(*_*; 仕方なくもうひとつのカメラについていた24-70㎜ F2.8を装着。

レンズだけで1キロ近くあるのでちと重いけれど、チェックしなかった自分が悪いのだ。















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こちらでも満開の サラサソウダン に会えました^^















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ズダヤクシュ♪















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ガラスのサンカヨウ♪ 弱い雨や霧に濡れると花びらが透けるサンカヨウ^^
 
雨が強すぎてもダメ、諸条件が重ならないと見られません。透けたサンカヨウ、数年ぶりに見ることができました。

これだけでもかなりテンションUP~ヽ(^o^)丿















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弘法清水でお大師さんにご挨拶

それにしても登山道も整備されていない時代に山という山を歩かれていたお大師さん。(弘法大師空海)

なんてすごい山屋さん!最近つくづく思っています^^;

弘法清水の近くにある弘法清水小屋で目的のお花の咲き具合を確認。 山頂に向かいます^^















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バンダイクワガタ 会津磐梯山の固有種















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あなたに会いにきました~ヽ(^o^)丿

いわゆるクワガタソウよりもひと回り小さいかんじ。 咲いたばかりの株が多くかわゆい^^















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弘法清水小屋で教えていただいた 山頂ではない群生地に咲いていたお花^^

平日で登山者が少なかったこともあるのでしょう。弘法清水小屋の方はとても親切に色々と教えてくださいました。

群生地から戻ってきたときも 「おかえりなさい~ 分かった~?」小屋の中から声をかけてくれて^^

小屋で素敵な染めの手ぬぐいを購入したので、またご紹介いたします♪















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向かって右が 山頂 この日の山頂はずっと雲の中でした。(下山後撮影)

会津磐梯山、思った以上に花の山でした^^ リピートしそうです♪

出会えた沢山のお花たちは6月の山野草シリーズでもご紹介いたします。

次回は翌日歩いた雄国沼周辺の景色や花々をご紹介予定です^^ (キスゲには少し早かったです^^;)


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乗鞍岳 (2016年10月) [百名山]

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乗鞍岳(3026m)  あれ? 乗鞍高原を歩くはずが!?(笑)

番所大滝をあとにして、乗鞍高原へと車で標高をあげていると、目の前にど~ん!と乗鞍岳の雄姿が♪
「うわぁ~乗鞍、すごく綺麗に見えてるよ♪」
3000メートル峰が雲もなくこんなにすっきり見えているとウズウズしてきました(笑)
車を停めた場所が観光センター、乗鞍畳平へ向かうバスの始発ターミナル。
確認すると次のバスまであと15分。 「乗鞍、行こっか~!」 と相成りまして~ ^^;














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気持ちいいよー♪

正直言いますと、乗鞍岳って今までそう行ってみたい山ではなかったのです。
畳平までバスが通じていることもあり、どちらかというと観光地というイメージが強かったのですね。
(人の多い場所は苦手ということもあり・・・^^;)














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槍穂高方面♪ ちょっと雲が広がってきました。















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さんちょ~♪

実はめっちゃ強風~~~^^; シェルや巻きスカートが煽られてますね。
このあと急激に雲が広がり、気温も低下、10メートル先も見えないほどのガス。
シェルの下にダウンも重ねました。 ニット帽、巻きスカートは持参していたのですが、グローブだけが夏用だったので、手だけ寒くて仕方ありませんでした。
しばらくするとなんと雪が降ってきました。 さすが3000メートル峰、侮ってはいけませぬ。














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下山後、当初訪ねる予定だった 乗鞍高原を少し歩きました^^


※ということで次回に続きます ^^




2016年10月20日、登山家の田部井順子さんが腹膜がんのため亡くなりました。
ご存じのとおり女性で世界初のエベレスト登頂/7大陸最高峰登頂者を果たした登山家。
数年前からがんとの闘病を続けつつも最後まで明るく、山に向かい爽やかに逝かれた。
今頃どちらの山を歩かれているのでしょうか。
女性として人としてたくさんの希望と元気をありがとうございました。
心からご冥福をお祈りいたします。


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2016年 夏山③ (2016年7月) [百名山]

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富士ノ折立

富士ノ折立の標高が2999メートル。 
このあたりから大汝山(3015m)~雄山(3003m)へとほぼ3000メートルの稜線歩きが続く。
前日からの滞在とお散歩で高所に体が馴染んだようで、久しぶりの標高3000メートル近くでの空中散歩も普段の山歩きより調子がよいと感じるくらい体は軽い。
実際重い荷物はテントに置きっぱなしなので、ザックもいつもの半分以下の重量で歩いていることが大きいです ^^;














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内蔵助カール

富士ノ折立の手前にあるカール。 山スキーをされる方はここを滑ってみたいと思うのかな。















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大汝山より雄山方面を望む







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大汝山山頂にて
 
山頂での記念撮影って滅多にしないのですが、「よかったら~^^」 と関西の方が撮ってくださいました。ありがとうございます♪







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夏だけど 「春を背負って」 (笑)















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雄山山頂で家内安全を祈願♪

さて、このあとは我が家(雷鳥沢キャンプ場)に向かって下りなのですが、一ノ越までの下りルートが大変なことに・・・(><)
雄山周辺も学校登山の団体で通り抜けるのも大変な人、人、人~~~
この日はここまで数えるくらいの人にしか会っていなかったので、雄山まできてその人の多さにもうビックリ!
早くテン場に戻ろう~と思ったのですが、下りはじめると一ノ越まで延々と人の列が~~~~(*_*;

登る人も下る人も、ゴチャゴチャの無法地帯!
それでもゆるゆると進んでいた下りの列がある時から全く動かなくなりました。
おかしいなぁ・・・ そしてしばらくすると 「はーい!そろそろ出発しますよ~!みんな立って~!!」
学校登山の子供たちが登山道で座り込んで休憩していたのでした(><)
一ノ越までずっとこんな感じ・・・

雄山は学校登山のメッカのよう。 この日訪れていた学校は一体何校だったのか。
9年目に入った私たちの山歩き、今までで一番激しい登山道渋滞を経験させていただきました ^^;
夏山シーズンに雄山に行かれる予定の方、渋滞を避けたいなら早朝がいいかもしれません。














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室堂へと向かう学校登山の列は延々と続く・・・ ここで学校登山の列とはさよなら。















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このあとは雷鳥沢キャンプ場方面への登山道をのんびりと戻ったのでした。


※続きます^^


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故障もち山屋の休日 山頂編 [百名山]

地球防衛軍か!?ww















へっぽこ隊員? ^^;















山座同定中~ (パートナーの後ろの山は浅間山)















北アルプスに手が届きそうでした♪















雨氷は草たちにも















ちょっと化石っぽい















5号 おむすびマン風ダルマ ^^;


10年以上ぶりに患ってしまったインフルエンザ(><)
家族がかかっても私だけかからないことも多く、自分はインフルにはかからないわ~!ずっと思っていたのですが。
インフルエンザの症状は3日程度で落ち着いてきたのですが、併発した胃炎の症状がなかなかやっかいで・・・ToT
1週間経過しましたが、いまだに普通食を食べることができません。 昨日ようやくうどんを食べることができました。
体重は5日間で3キロ減。(あ、現在は急激に戻りつつあります^^;)
症状が落ち着いたら胃の内視鏡検査が待っています ↓ ↓ ↓

来年からは過信なく必ず予防接種を受けようと固く誓ったのでした。


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2015年 夏山旅 その2 (2015年7月) [百名山]

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蝶ケ岳にて(2015.7.30)

今年の夏山旅には若干の不安要素が付きまとっていました。
春先より2人して膝腰に不調を抱えており決して万全の体調とはいえない。

夏の山旅、毎年数パターンの計画を練り、例年ならそのなかから直前の天気予報が一番安定した場所に赴く。
今年もパートナーが北ア、南ア、八ヶ岳、東北と綿密な計画を作成。
第一候補は昨年行けなかった南アルプス、仙丈ケ岳から北岳への縦走。お天気も問題はなさそうだ。
しかしこのルートはエスケープが1か所に限られる。
うまく北岳まで縦走できたとしても、テント装備での北岳からの下りに脚が持ちこたえるのかも不安・・・

日程的にも一番無理がなく、小屋も点在。万が一のときのエスケープルートの選択肢も何か所かある。
そんな訳で今年の夏山旅(燕岳~大天井岳~常念岳~蝶ケ岳~上高地)は消去法的に決まりました。
膝腰への負担を少しでも減らすため、縦走途中にある小屋で食事を摂ったり水を補給することで出来る限り荷物も軽量化。
3泊4日テント泊装備のザック重量はパートナー18.5~20キロ(水の担ぎ具合で変化)。よしころん14キロでした。






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7月29日(水)    晴れ 時々 くもり

常念小屋テント場 ~ 常念岳 ~ 2592ピーク ~ 蝶槍 ~ 蝶ケ岳 蝶ケ岳ヒュッテ テント場泊


朝陽に染まる 常念岳















槍穂も美しい・・・







大キレットを流れ落ちる滝雲
















夜中に何度か外を眺めた際は濃いガスに包まれており、視界は10メートル前後でした。
それにしてもこんなに槍穂が美しく見えるテン場だったのですねぇ♪ さぁ、今日も歩きますよ!!














常念小屋、テントサイトがどんどん小さくなっていきます。















1時間ちょっとで常念岳山頂到着♪

因みに百名山にもピークにもあまり興味のないパートナーは 『常念・・・巻き道ないのかなぁ・・・』 しきりに呟いていました^^;






常念岳山頂よりこれから向かうルートを確認。 目指す蝶ケ岳は目視できず・・・

ここを下るのかぁ・・・ それにしてもまぁなんという下り(><) ここから蝶槍まで怒涛のアップダウンが始まる。














2512ピーク付近より常念岳

高度感のある岩場を一気に400メートル近く下り、登り返す。 小ピークを登って下ってまた登り返す・・・















2592ピーク付近。 とんがってるのは常念岳ね。 ここからまた下り・・・







このあたりは一面お花畑になっていたので、歩いていて楽しい♪ こちら側はガスだけど・・・







見上げると青空[晴れ]







綺麗だねぇ~♪







アサギマダラ 発見ヽ(^o^)丿








このあたりに咲いている タカネグンナイフウロは白っぽいお花で清楚な雰囲気でした♪















蝶槍を過ぎるとやっと登山道はたおやか稜線となり、同時に槍ヶ岳もその姿を現しましたヽ(^o^)丿
















この3日間で一番綺麗に槍穂も見えてきて、テンションあげあげ中~(笑)















このあたりからは時間を気にせず写真撮りまくり~(笑)















まったり稜線が好みの私たち。 個人的には 蝶槍~蝶ケ岳 ここの稜線はツボなのでしたヽ(^o^)丿















             
日中はいつも安曇野側からガスが沸き立っていました。

13時過ぎに蝶ケ岳ヒュッテ テント場に到着。 常念小屋よりジャスト7時間(休憩込)の行程でした。















イワツメグサ

こんなにも過酷な環境にもかかわらず可憐に咲く花々。 すごいなぁ・・・















日が西に傾いた頃、ガスが消えこの日歩いた稜線を望むことができました。















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おやすみなさい・・・







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7月30日(木)    晴れ 時々 くもり

蝶ケ岳ヒュッテ テント場 ~ 長塀山 ~ 徳沢 ~ 上高地バスターミナル

その後バスと電車を乗り継いで穂高駅駐車場に戻る

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雲間に射す朝陽

夜明けの時間には小屋泊の人も含めたくさんの人が外に出て太陽が昇ってくるのを待ち構えていたのですが、残念ながら太陽は雲の中。
稜線上は風が強いこともあり、ほとんどの人はほどなく引き上げていきました。
朝陽は見られなかったけれど、安曇野に広がる雲海のうごめくさまが不思議で美しくて飽きることなく眺めていると・・・
突然雲間から陽が差し込みました。言葉もないくらい美しく神々しいその瞬間、稜線上にいたのは私だけでした。














さようなら・・・ きっとまた来ます。















おはよう~♪















クルマユリも咲き始め・・・















最後にまたアサギマダラが見送ってくれました。

10時半、徳沢到着。 ビーフカレー、野沢菜チャーハン、ソフトクリーム完食。 この日2食目。
15時すぎ、松本駅到着。 ラーメン、あんみつ完食。 3食目。
18時半、みどり湖SA。から揚げコロッケ定食、サバの味噌煮定食、完食。 4食目。

最終日下界に戻った途端、食欲全開!! ガッツリ食べてしまいましたが、帰宅後に計った体重は・・・
パートナー1.5キロ減。 よしころん1キロ減(体脂肪率は19%台に減少)

1週間経って・・・ すっかり元の体に戻ったことは言うまでもありません ^^;

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八ヶ岳 赤岳 (2014年8月) [百名山]

8月5日(火)    下界は晴れ 山頂付近はガス&強風

美濃戸 ~ 行者小屋 ~(地蔵尾根経由)~ 地蔵の頭 ~ 赤岳 ~(文三郎尾根経由)~ 行者小屋 ~ 美濃戸
 

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苔のみどりが好き♪

人が多いイメージと岩イワのイメージでいつも素通りしてきた南八ツ赤岳、満を持して行って参りました。










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行者小屋

ムムム・・・ サスガニココデノムワケニハイカヌ・・・

え~ お気づきの方もいらっしゃるかと思われますが・・・
先日北アで使用した星撮り用のソフトフィルターをレンズに付けっぱなしでありんした。
しかも帰宅してPCに落としたあと、モニター見て気づくというお粗末ぶり (*_*;
あはは・・・ まぁいつものことで ^^; (でもね、ふむふむ昼間だとこんな雰囲気に撮れるのね~と怪我の功名もあり) 









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どうかガスがとれますように・・・  風が止みますように・・・

地蔵尾根経由で山頂に向かいます。










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「鬼が島」ってきっとこんな雰囲気

私達的には地蔵尾根は登り専用だな。 (下るには怖すぎる・・・^^;)










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強風に揺れるイワギキョウ










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コマクサ










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やれ風が強いだの・・・ 景色が見えないだの・・・ 人は文句ばかりでね・・・










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風をよけられる場所に人が集まっています。





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赤岳山頂
 









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風強し・・・  文三郎尾根で即下山 ^^;










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お! 晴れてきた!?










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と思ったのもつかの間・・・  この夏はどうもこのパターンが多い ^^;










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行者小屋まで戻ってきて、ここでランチ♪ 残念ながら山頂付近のガスが晴れることはありませんでした。

今日はちゃんとマクロレンズ持ってきたし~(笑)、南沢のお花を撮りながらのんびり下りましょう~♪










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イチヤクソウは真上からみるのも可愛いよ♪










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サワギクもたくさん♪










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キバナノヤマオダマキはランプのような、なんとも不思議なかたち 










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見事なまでの森のキノコ(*_*; (ベニテングダケ 毒キノコ)










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クガイソウのお花は蝶々に大人気!?










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ヤナギランも咲き始めました・・・ 秋近し。

「ガスも強風も山にはつきものだからね~ また来てねってことだよ~~」 パートナー、最近達観し始めたかも(笑)
赤岳、来年こそはツクモグサの時期にぜひ歩いてみたいと思っています♪

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