GoTo 立山③ (2020年11月) [北アルプス]
太陽が沈む前、夢のような美しいひととき♪
立山室堂山荘、この日の宿泊者はわずか4組、コロナ禍の今年、部屋は個室対応のみ、お風呂は2回とも貸切
普段は山岳テント泊ということもあり、屋内にトイレ・お風呂がある、蛇口をひねれば水がでる、立ったまま着替えが出来る等々…
何をするにも快適~♪ なんたって暖房完備だし^^
密とは無縁の山小屋、申し訳ないくらい快適に過ごさせていただきました♪
※テント泊は野外で寝泊まりしているようなものなので、一般的感覚とはかなり相違があると思われます…^^;
雪の斜面が夕陽に燃えます~
夜へと移りゆく静寂の世界
翌朝、遠回りで室堂ターミナルに向かう途中に会えた ライチョウ♪
牛歩ならぬ雷鳥歩?でジワリジワリと移動^^
つま先まで冬毛でビッシリ!厳しいを冬乗り切ってまた来年ね!!
最終的に手の届く近さまでやってきてくれました♪(もちろん触ってはいけません)
今回の宿泊はGoToトラベル対象だったこともあり、電子クーポンが付与されました♪
しかしこの電子クーポン、山小屋はもちろん帰路の道中にも利用可能店舗がなかなか見つかりません(><)
宿泊は富山県でしたが長野県でも利用可能だったので、結局殆どのクーポンを地元のお店で使用したというオチが…^^;
1日も早くコロナが収束し誰もが安心して旅に出かけられる日が訪れることを願ってやみません。
※PC不調のため四苦八苦しながらの更新(><) ご訪問遅れがちになりそうですm(_ _)m
GoTo 立山② (2020年11月) [北アルプス]
風紋の跡
下の方に少し見えている地獄谷から風が吹き上げて作られる風と雪の造形
タイミングが合わないと見られることができない光景
右奥の平行に延びた雲の下は日本海です
1枚目の場所から少し上がったところ
谷から硫黄を含んだ風が吹き付けるためでしょう、分かりづらいですが実際はエビの尻尾が少し黄色がかっています
雪山散策日和♪
お天気がよかったのでスニーカーにコート姿でがんがん歩き回っている人も見かけましたが、
スニーカだとジワジワと水分が染みこんでいずれは靴下まで濡れてしまいます…
肌表面に水分が触れることは冬山では凍傷の原因にもなりますからね、山屋には厳禁事項のひとつ
写真に写っている方々はキチンとした装備で歩かれていましたよ
バックカントリーのボーダーを探せ!
立山は山スキーのメッカ!
山スキー装備と入山届提出で毎年沢山のスキーヤー、ボーダーが楽しまれています♪
あんなふうに思い通り滑ることが出来たら爽快だろうなぁー
因みにわたくしはボーゲンしか出来ませんので転がり落ちること必至の斜面^^;
昨日は全国で暑さを感じるくらいの陽気だったようですね。
昨日は休日で出かけておりまして、八ヶ岳連峰からの南風が吹き下ろす東御市という場所で途中下車した際の気温24℃!?( ゚Д゚)
冬山装備の服装なので、もう暑いのなんの(><)
八ヶ岳連峰から吹き下ろしてくる南風でちょっとしたフェーン現象も起きていたのかもしれません。
1時間もかからずに山の北側の自宅に帰宅、気温は14℃。ちょっとホッとした気持ちになりました。
それでもこの時期の気温としては10度近くオーバー…
気温のアップダウン、人にはどうしようもありませんがやはり年々身体に堪えます。
コロナ対応も含めて体調維持、みなさまもくれぐれも気を付けてお過ごしくださいませ。
GoTo 立山① (2020年11月) [北アルプス]
THE 立山
先日予告にてお知らせしておりました通り、11月1週目 Go To Travel 利用で雪の立山に出かけて参りました^^
「Go To Travel」 自分達にはあまり関係ないな… 正直そう思っておりました
何気なくネット検索してみたところ、行きたい山域のいくつかの山小屋がGoTo対象施設になっているではありませんか!?
奇しくもわたくしこの頃は機能性ディスペプシアの症状が発症しておりちょっと不調…
アルペンルートで標高約2450mの室堂まで運んでもらえる立山の山小屋泊は願ったり叶ったり
天候もバッチグー! 立山駅始発のケーブルカー目指してGo!
分かりづらいですが画面下のほうに小さく人が写っています
厳冬期冬山装備、体調以外の装備は万全にして油断なく望みます!(もちろん処方薬 + 頓服持参^^;)
室堂にて入山届提出
山岳監視員 『アイゼン・ピッケル持ってますか?』
「はい、持ってます。新室堂乗越方面にはトレースありますか?」パートナー
山岳監視員 『あーないねぇ。膝上の積雪だけどワカン持ってる?』
「しまった…ワカン…持って来なかった…」パートナー
山岳監視員 『今日はワカンないとちょっと厳しいねぇ』
「分かりました。トレースなしの膝上ラッセルは無理なので室堂付近の散策にします。」パートナー
あわよくば稜線上から剱岳を望みたいなと思っていましたが、無理は禁物あっさり諦めるの巻なのでした^^;
※アイゼン・ピッケル・ワカンいずれも雪山を歩くための道具。ワカンは主に潜りやすい新雪を歩く際に使用します。
※トレース:雪面に残された登山者の踏み跡のこと。トレースのありなしで体力の消耗は段違いになります。
※ラッセル:雪の中を掻き分け、踏み分けて道を開きながら進むこと
所々にエビの尻尾も 前日は気温も低く、画面右から左へと強風が吹きつけていたことが分かります
この日気温は氷点下ではあるものの風もなく歩いていると暑さを感じるくらい、ピカピカの晴天です♪
ミニチュアのように後ろに写っているのがお世話になった「立山室堂山荘」
立山ではいつも雷鳥沢キャンプ場でのテント泊だったので記念すべき立山初小屋泊!
Go to Travel ありがたく利用させていただきました m(_ _)m
2020年 種池山荘営業最終日②(2020年10月) [北アルプス]
柏原新道にて
今回で3回目の柏原新道、前回は2018年8月、その前は2015年8月
10月の柏原新道は秋真っ盛りでした♪
道行く登山者も思わず足を止めて素晴らしい紅葉に見入っています♪
「めちゃくちゃ綺麗ですね~!」道を譲った男性2人組と話しているうちに谷からガスが上がってきました^^;
稜線から谷を見下ろしたところ
雲の下に紅葉を眺めるって山屋冥利に尽きまする~^^
台風接近の影響もあってか爺ケ岳付近2日間の天候は晴れたりガスが発生したりの繰り返し。
それでもなんとか雨の心配はなさそうです。
私たちの山行は雨の心配の少ない場所に出かける!これは山歩きを始めた当初から一貫しています。
はじめての北アルプスで大失敗も経験済^^;
テント泊を始めてからはなおのこと!雨のテント泊は苦行以外のなにものでもなく^^;
6年前 新穂高~折立縦走時(4泊5日)、大雨でテント場から黒部五郎小舎に逃げ込んだことも…
https://yoshikoronron2.blog.ss-blog.jp/2014-08-06
雨だと写真も撮れませんしね。縦走途中雨に降られ、テント場から小屋に逃げ込んだのは唯一この時だけでした。
今回も直前まで谷川岳肩の小屋素泊まりのパッキングで準備していましたが、谷川岳の天候悪化予報にて行き先および小屋泊からテント泊に変更。(谷川岳にはテント場がないため)
中ザックから大ザックに諸々詰め直したのでした…
しかしそのような手間は雨の苦行山行と比較すると大したことではありません。
因みに谷川岳ロープウェイは豪雨災害のため9月から現在に至るまで運休中、ロープウェイ利用の観光・登山不可です。
事前確認お願いいたします。
http://www.tanigawadake-rw.com/
http://tanigawadake.ec-net.jp/kyouno.htm
現在の外気温は5℃。今日は1日冷たい雨になりそうです。
2人してやや風邪気味の今日この頃…^^;
みなさんも体調崩されないよう気を付けてお過ごしくださいませ。
【10/18追記】
昨日の冷たい雨、我が家近くから望むことが出来る八ヶ岳はじめ北ア、南ア、中央アルプス、三千メートル級の山々は冠雪しているのが確認出来ました。
麦草峠も「冠雪のため通行止」の電光掲示板。(午前中に解除されたよう)
https://www.city.chino.lg.jp/soshiki/kensetsu-suishin/2001.html
標高の高い場所から冬は始まりつつあります。
2020年種池山荘営業最終日(2020年10月) [北アルプス]
立山~剱 一瞬のモルゲンロート
10月6日(火)種池山荘、冷池山荘は小屋・テント場共に今年の宿泊営業最終日でした
種池山荘テント場1泊2日の山旅、雨に遭うこともなくゆっくり堪能して参りました♪
もちろん小屋もテント場も完全予約制
例年だと10月20日過ぎまでの営業なので、やはり今年はコロナの影響が相当にあったのものと思われます
来年はコロナを気にすることなく山に赴けますように♪
夜明け前から一人スタンバイしていたのですが、朝陽が雲に遮られ山が焼けたのはほんの1分足らずでしたToT
山旅記事は写真整理でき次第追々と…^^;
2020年山旅 大好きな裏銀座 ありがとう♪ (2020年8月) [北アルプス]
樅沢岳(もみさわだけ)より槍ヶ岳方面 朝の景色
幸せな5日間をありがとうございました
弓折岳から笠ヶ岳方面(ここから笠ヶ岳は見えません…^^;)
双六小屋と2日間お世話になった双六岳指定キャンプ場 正面の山は鷲羽岳
向かって右の斜面を登ると樅沢岳、西鎌尾根を経て槍ヶ岳へ(1枚目写真)
左の斜面を登ると双六山頂台地(ラスト写真の場所)三俣蓮華岳を経て正面に見えている鷲羽岳方面へと続いています♪
西鎌尾根と槍ヶ岳
5日間山に入るとなると1日程度の雨は覚悟のうえ入山します(そのため予備日設定)
ところが今回雨に降られたのは3日目の夜、数時間のみ
雲の様子を見ていると近くで局地的な雨は降っていたようなので、ピンポイントラッキー山行!
お大師さん(弘法大師)が見守ってくれていたようです♪
いつかまた必ずここに帰ってこよう
2020年夏・山行記、お付き合いいただきありがとうございました^^
連休にかけ小さいけれど強烈な2つのチビッコ台風が山の家に襲来予定^^;
という訳でまたまた1週間前後更新およびご訪問が滞りますがどうかご容赦くださりませ m(_ _)m
※西釜尾根→西鎌尾根 訂正いたしました^^; ichiさん、ご指摘ありがとうございます m(_ _)m
2020年山旅 大好きな裏銀座 双六編 (2020年8月) [北アルプス]
双六頂上台地より 槍ヶ岳
槍ヶ岳へと延びる滑走路のようなこの景色が大好き♪
こうして晴れているとそれは素晴らしい稜線歩きを楽しめますが、遮るもののない稜線は一旦荒れると豹変する場所
ご覧の通り草木もほとんど生息していないのが分かると思います
それくらい自然条件が厳しいことを示しています
霧にまかれると進む方向も分かりづらいので、晴れの日限定でのお勧め稜線です^^v
こちらが 双六岳
ご存じの方はあまりいないと思いますが、双六岳には南峰があります(画像左のピーク)
行けそうなら行ってみようと思っていたのですが…
双六岳から南峰方面はガラガラ岩とハイマツに阻まれておりあっさり諦めました^^;
帰宅後よく調べると双六岳南峰は残雪期限定のピークのようでした(それは無理です…)
ここでまったりとオヤツを食べていると…
「槍ヶ岳にお坊さんがいる!!」パートナー
「わぁ!ほんとだ!!」よしころん
このサイズだと分かりづらいので、大トリミングしてみました
拡大して分かったのですが、真ん中にお坊様、右横に寄りそうような弥勒菩薩のようなお姿も…
「弘法大師だ!!」「南無大師遍照金剛、南無大師遍照金剛…」2人して思わず手を合わせました
笠ヶ岳方面(弓折岳より先は未踏)
左から 三俣蓮華岳 水晶岳 鷲羽岳
こちら側の稜線や山は踏破しています♪ 我ながら頑張りましたねぇ^^;
バックの山は鷲羽岳
山野草はすっかり秋の花へと様変わりしていました
立山の秋③ (2019年9月) [北アルプス]
深夜2時過ぎ、雄山上空に冬の星座がお目見え♪
西の空の様子
画面左、少し山頂を覗かせているのは剱岳
奥大日岳へ向う稜線途中に振り返って
最終日の朝、室堂に向う途中、師匠菊池哲男プロと遭遇♪
前日訪れた奥大日岳を背景にみくりが池温泉にて
約1か月前の出来事で申し訳ありません。
「熱があり手足口病っぼい」朝から上の孫の通う保育園より呼び出しTEL。
相変わらず慌ただしい毎日は続いています。
立山の秋 (2019年9月) [北アルプス]
怒涛の10月に入る直前の9月末、立山に入っていました♪
2泊3日、なんと今年初のテント泊!(といってもゆるゆるです^^;)
3日間、おかげさまで天候にも恵まれました^^
奥大日岳へ向う登山道より別山(左)雄山(右)方面を振り返る
紅葉の最盛期には少しだけ早かったよう(><)
それでも稜線の紅葉は見事!(1枚目)
これは現実の世界なのかしら~ そう思えるくらい息をのむ素晴らしさ\(^o^)/
右奥に小さな家がたくさん見えています♪
わたしたちの小さな家(テント)もあの中に。
この素晴らしい景色に囲まれてのテント泊^^v
とはいえ標高は約2300メートル、この時期夜は0℃近くまで気温が下がるため冬装備は必須です!
時間が出来たときに写真だけでも少しずつ更新できればと思っています。
相変わらずご訪問は滞りがちになりそう。ご容赦くださいませ m(_ _)m
【余談】
SSブログへの移行もなんとか出来た模様。
私はメールアドレス会員と有料のコンテンツ会員を利用しているため、移行手続きが少し煩雑でしたがなんとかかんとか^^;
ところでみなさんラジオは聴かれますか?
私たちは車での移動途中や山の家ではラジオがお友達、一番よく聴いているのがNHK第一。
テント泊の際も、もちろんラジオ持参します^^v
土曜日の朝、NHK第一で「山カフェ」という石丸謙二郎さんがマスターとして山ラジオ番組が放送されています。
土日は勤務のため聴けないことも多いのですが、昨日の朝は孫の運動会に向う途中、車の中で聴いていました。
昨日は【谷川岳】特集。これは~!と思い番組サイトに投稿だけして孫の運動会に向いました。
しばらくするとブログ友達の暁烏英さんと矢車草ちゃんから
「よしころんちゃん!今「山カフェ」であなたの投稿が読まれたよ!!!」続けざまにメールが( ゚Д゚)!!
投稿が採用されたこともびっくりなのですが、まわりの友人がラジオを聴いていることにもビックリ( ゚Д゚)!!
「類は友を呼ぶ」かな(笑)
ネットラジオ「らじるらじる」聞き逃しサービスで過去1週間分の放送を聴くこともできます。
私たちもそちらを利用して読まれた自身の投稿を聴くことができました^^(実は少し短縮アレンジされていました^^;)
ご興味ある方はご自身でお調べくださいませ~^^;
と言いつつ見つけたのでリンク貼りました^^;
10月5日(土)9時台 -28.40ころから。
八方尾根④ (2019年3月) [北アルプス]
過酷な環境に生きる 稜線上のダケカンバ
なんという生命力
八方池は雪の下
白馬三山
15時過ぎ、無事小屋まで戻ってきました。
この日の宿泊客は10人足らず。ソロの方も含め全グループ個室対応にしてくださったよう♪
部屋はゆったり^^お風呂にも入れてもう快適~♪
小屋が快適すぎると夜の撮影で外に出るのが辛いのですが、この日は夕方から曇り空。
目が覚めるたびに夜空を眺めましたが星は薄く確認できるのみ。安心?してゆっくり眠れました^^;
沈むオリオン (2018年3月撮影)
昨年の星空です☆
朝まだ暗いうちから稜線上で待機していましたが、残念ながら山や雲が焼けることはありませんでした…(・_・、)
突如現れた虹色の雲(彩雲)に感謝♪
八方尾根シリーズ、最後までお付き合いいただきありがとうございました\(^o^)/