里山歩き (2018年9月) [奥多摩・奥秩父・奥武蔵の山]
里山でも彼岸花が咲きはじめていました。
ベンチの横にひっそりと数輪の花
ほら雫のなかにわたしの姿が~(ウソ^^;)
雲の真っ只中。雨こそ降っていませんが山道もこのような雰囲気。
まるで東山魁夷画伯の絵の中の世界に入り込んだよう。
鳥の囀りもなく怖いくらい静か…
バリエーションルート(登山地図には記載のないルート)のため人もいません。
関東地方もこのところどんよりとしたお天気続き。
見慣れた風景がまるで違って見えるこんな日の山歩きも悪くありません。
あ、土砂降りだとちょっとムリですが^^; カメラ片付けてしまうからね。
爽やかな秋晴れが待ち遠しいですねぇ。
祝!? 初高尾山① (2017年4月) [奥多摩・奥秩父・奥武蔵の山]
日影沢のニリンソウ
山行前日のこと。
明日は山行日なのにどこもかしこも悪天予報(><)
唯一東京だけはなんとか午後までお天気もちそうな雰囲気。行かず嫌いだった高尾山、行ってみよう!
そうはいって訪ねたことがないのでどのルートがよいのかいまいち検討がつかない ^^;
そうだ! あの人に聞いてみよ~♪
『明日高尾山に行ってみようと思っていますが、山頂には行かなくていいので、お花の多いお勧めコース教えてくださいませ~』
ブログ友達のachamiさんにメール。
シャガ アンダーで
シャガ ハイキーで
achamiさんより早々に返信あり ^^v
【 日影 ~ 小仏城山 ~ もみじ台 ~ 日影 】 お勧めいただいたこのコースを歩いてみました^^
人の気配多そうな山頂はスルーしましたので若干タイトルに偽りありです(笑)
落ちツバキ
ヤマブキ
八重ヤマブキ
上も下もあっちにもこっちにもお花だらけでサッパリ前に進みませぬ ^^;
ツクバネウツギ
標高をあげるとまだ桜が綺麗に咲いています^^
ヤマノボラー冥利につきまする♪
小仏城山茶屋付近の桜がハラハラと散り、とても綺麗♪
achamiさんからは「小仏城山までゆっくり歩いて2時間半」との話でしたが、がっつり3時間かかりました(笑)
撮らずにはいられないのよぉー(笑)
カエデの花も咲いていました^^
次回は裏高尾のすみれ以外の草花を載せる予定です♪
高尾天平 (2016年11月) [奥多摩・奥秩父・奥武蔵の山]
奥多摩の高尾天平(たかおてんでえろ)を歩いてきました^^
パートナーが珍しく風邪でダウン・・・ だんだんと体調が戻ってきたのでリハビリで軽く歩きたいとの本人希望でGO!
天平尾根までは一時間弱。 ちょっと急登なので息があがらないよう、ふだんにもましてゆっくりゆっくり登ります。
(息があがると咳き込んじゃうの ^^; 今年の風邪は咳が酷いみたい・・・)
ミズナラがメインの明るい森。 緑の低木は馬酔木(あせび)。
あら~綺麗~~~♪
ちょっとの坂道が辛いみたい・・・^^;
レモンイエローの葉っぱ♪
高尾天平、この先延々と大菩薩峠まで歩くこともできますが、この日は往復3時間弱の軽いお散歩。
黄葉もちょうど見ごろでパートナーにはよいリハビリになったかな。
しかし今週になって今度はわたしが体調不良(><) 早く夫婦揃ってすっきり山を歩きたいものです ^^;
撮影日:11月10日
※前記事にて突然画像が表示されないというトラブル、夕べから無事表示できる状態に戻ったようです。
ご覧いただけなかった方、よろしければお時間ある際に前記事も併せてご覧くださいませ^^
何度も来ていただいたみなさま、ご迷惑をおかけしました m(__)m
原因判明次第追記させていただきますね~
※11/18 追記
11/17 so-net より返信あり。
【 画像が表示できない現象、不具合により発生しておりました。 ご迷惑をおかけして申し訳ありません。】
との文面でした。
なんとなくスッキリしませんが、こちらになにか原因があってのことではなかったようです ^^;
何度も訪問していただいた方にもご迷惑おかけいたしました m(__)m
冬の森 (2015年12月) [奥多摩・奥秩父・奥武蔵の山]
12月4日(金) 晴れ 強風・・・
ゴオォォォ・・・ 遠くに風の音が聞こえる。
ほどなくするとその音が到達、尾根に積もった枯葉が強風に拭き飛ばされ舞い上がるたびに目を閉じる。
避難小屋でホッと一息。 今年2月、ドカ雪のなか一晩お世話になった小屋だ。
奥多摩の避難小屋はいつも清潔に保たれていて安心してくつろぐことができる。
コンロで沸かしていれたコーヒーが温かい。
さてこの先、頂上までの稜線は遮るものがなく風をまともに受けることになる。
「今日はここまででいいね・・・」 意見一致。
帰路に立ち寄る温泉を目指し、歩いてきた尾根を下った。
のめこいの湯、臨時休業・・・
小菅の湯、定休日・・・ (休憩所に新しく出来ていたイタリアンのお店のピザとパスタは絶品なり♪)
平日休み組には年に数度ある温泉彷徨い日。
上野原IC近くでようやく地元の温泉に入ることができた。
番号が記されたクジを2枚渡されたけれど、年末までに再訪することはなさそうなので近くにいたおばあちゃんに差し上げた。
おばあちゃん思いの外喜んで 「何かお礼を・・・」 と。 もちろん笑顔で手を振って別れた。
おばあちゃん、何か当たるといいね。
そんな師走の休日でした。
恐竜の足みたい
ゴオォォォ・・・ 遠くに風の音が聞こえる。
ほどなくするとその音が到達、尾根に積もった枯葉が強風に拭き飛ばされ舞い上がるたびに目を閉じる。
避難小屋でホッと一息。 今年2月、ドカ雪のなか一晩お世話になった小屋だ。
奥多摩の避難小屋はいつも清潔に保たれていて安心してくつろぐことができる。
コンロで沸かしていれたコーヒーが温かい。
さてこの先、頂上までの稜線は遮るものがなく風をまともに受けることになる。
「今日はここまででいいね・・・」 意見一致。
帰路に立ち寄る温泉を目指し、歩いてきた尾根を下った。
のめこいの湯、臨時休業・・・
小菅の湯、定休日・・・ (休憩所に新しく出来ていたイタリアンのお店のピザとパスタは絶品なり♪)
平日休み組には年に数度ある温泉彷徨い日。
上野原IC近くでようやく地元の温泉に入ることができた。
番号が記されたクジを2枚渡されたけれど、年末までに再訪することはなさそうなので近くにいたおばあちゃんに差し上げた。
おばあちゃん思いの外喜んで 「何かお礼を・・・」 と。 もちろん笑顔で手を振って別れた。
おばあちゃん、何か当たるといいね。
そんな師走の休日でした。
hidamariちゃん 「尾瀬鹿プロジェクト」 クラウドファンディング 挑戦中!
趣旨にご賛同いただける方、応援どうぞよろしくお願いいたしますヽ(^o^)丿
チョキ ^^v (2015年10月) [奥多摩・奥秩父・奥武蔵の山]
10月21日(水) 晴れ
※次回に続きます♪
※コメント欄開いておりますが、お返事はまとめてのお返しとなると思います。 ご了承くださいませm(__)m
林道支線入口 ~ チョキ登山道入口 ~ チョキ山頂 (往復)
夜が明けました。 さすがにほぼ徹夜だったので一旦車に戻り仮眠をとりました。
1時間半ほど爆睡zzz 朝食を摂ったあと目的の山に向かいます。
向かって右、こんもりしたおにぎりの形の山がわたしたちが目指す山。 左に見えているのは瑞牆山。
右に見えているのは金峰山。 ふたつの百名山を背後に従えたこのお山の名前は・・・
「チョキ」 ^^v
このあたり、カラマツが植栽されているよう。 ちっちゃいカラマツが整然と並んだようすがなんだか可愛い♪
林道沿いもよい雰囲気
ちょっとハイキー気味に
ここからは破線ルート
薄い踏み跡があったり、なかったり・・・
このあたりははっきりした尾根になっているので分かりやすい。
山でよく見かける「境界指示標」を足元に確認することでルートが間違っていないことが分かるかんじ。
山頂が見えてきました ^^v 綺麗な三角形のお山ってどこも急登ですぅ~
最後はひたすら直登~!
チョキ、到着~ ^^v
残念ながら眺望はあまりなく・・・^^; 瑞牆山が雲間に少し見えていました。
稜線を辿ると金峰山まで縦走できるようです。 藪漕ぎ好きの方はいかがでしょう(笑)
誰もいない貸切の紅葉山行~^^
写真を撮りつつ、ポイントをチェックしつつ山勘フルスロットルで慎重に下山。
この樹まで戻ってきました。 よしよしルートは合ってるね。
しかし、このあと油断したのか少しルートを外して谷方面に下りそうになりました ^^;
こんなところにバベルの塔が~~(*_*;
無事に林道まで戻り、このバベルの塔の麓でランチの後下山完了しました。
チョキ、急登ではありますが、危険箇所はなく、時間も短め、なかなか楽しい山でした^^
紅葉真っ盛りのクリスタルラインで勝沼方面に向かいます。
※次回に続きます♪
※コメント欄開いておりますが、お返事はまとめてのお返しとなると思います。 ご了承くださいませm(__)m
若草+大人の遠足♪ 奥多摩編 続き(2015年3月) [奥多摩・奥秩父・奥武蔵の山]
三ツ釜の滝
ランチのあとは海沢に向かいました。
PLフィルター忘れました・・・
NDフィルターも忘れました・・・ ToT もう少しシャッタースピード落としたかったす・・・
小さな滝が点在して続いており、個人的にはかなりのツボ!!! う~ん 一日中写真撮っていられそう~♪
上から見ると雰囲気変わります。
殿下、いい写真撮れたかな^^
ネジレの滝
カタクリちゃんも咲き始めました♪ (青梅市 即清寺にて)
ムムム・・・ 姉ちゃま~ このこはだぁれ? あら~ アオイスミレちゃんよ♪ 一番はじめに咲くスミレちゃんのひとつよ♪
椿も好き♪
空を見上げるとまるで秋のような雲がでていました♪
朝から夕方まであっというまの楽しい1日でした^^
安曇野さん、sizuku姉ちゃま、ご案内役ありがとうございました m(__)m
みなさま各ポイントでお待たせして申し訳ございませんでした ^^; 懲りずにまたどうぞよろしくお願いいたします。
春がやってきましたね~♪
2015年冬 雲取山 その2 (2015年2月) [奥多摩・奥秩父・奥武蔵の山]
鷹ノ巣山避難小屋
小屋内の温度計は夕方から-5℃を示したままだけど、シュラフの中にさえいれば寒くない。
室内にいても吐く息は常に白い。 トイレは外にあるので夜はヘッドライトを点けて靴をはいていく。
もちろん電気もないので陽が落ちれば室内は真暗。
こんなところに水や食料を背負い、雪道を何時間もかけてわざわざ泊りにくるなんて正気の沙汰でなはないなと我ながら思う。
この日は予想外に長時間のラッセルを強いられ、疲れていたこともあり同宿の男性も含め18時半には眠りについた。
途中顔が寒くて目が覚める。ヘッドライトを点けて時間を確認するとまだ22時前。
お星さま、どうしよう・・・少し頭をよぎったけれど温かいシュラフから出る勇気も気力もない。
呼吸だけできるよう顔までシュラフを覆い再び目を閉じた。
ときおり森を吹き抜ける乾いた風の音が聞こえていた。
ソロの男性が準備を始めた気配で目が覚める。 小屋の中はまだ暗い。 おそらく5時頃だろう。
わたしたちはここを9時に出発しても十分な行程、もうしばらくシュラクの中でウトウト。
男性は明るくなり始めた6時すぎに出発。 「ありがとうございました。 お気をつけて。」 起き上がって声をかけた。
パートナーはもうしばらく眠りたがっていたがはっぱをかけて起きることにした。
軽い朝食を食べ、身支度をし、一晩の宿のお礼に小屋を掃除したあと8時に出発しました。
富士山 おはよう~♪
ありがたいことにこの日の稜線もほぼ無風。
風がない、それだけで精神的安堵感がまったく違う。
途中までは前日歩いた自分たちトレースもある。 ところがルンルンの稜線歩き~という訳にはいかなかった。
相変わらずサクサク歩けるレベルの踏み跡にはなっていないのだ。
ラッセルしなくていい分前日に比べるといくぶん楽なのだけどスピードはでない。
前日踏んでいない七つ石山へ向かう稜線ルートでトレースがまったくなくなった。
吹き溜まりが延々と続いているかんじのものすんごい積雪量(><) 膝や腿のレベルではない。
あ~ こりゃ無理ね。 巻きましょう。(巻く決断はいつも早い 笑)
稜線からいったん外れて七つ石小屋方面に下り、えっちらと登り返して七つ石山到着。
前日同様またもここまで3時間かかってしまいました ^^; (通常1時間半)
午後になっても綺麗に望めている富士山♪
ブナ坂までくると見事に整地された?(笑)トレースが現れました ヽ(^o^)丿 さすが雲取山メインコース!
ブナ坂を少し登った陽だまりでランチ。
「4L持ってきた水が残り2Lになってるから、ここで雪融かして水作るわ。」
『2Lあれば小屋まで持つだろうから、小屋に着いてからゆっくり作ったほうがいいんじゃない。 荷物も重くなるし。』
パートナー 今ここで作ると譲らない・・・
水を確保したいパートナーと少しでも早く小屋に着きたいよしころん。
その場では折れましたけどね。 どう考えても私のほうが合理的だったと今でも思っています(笑)
山頂避難小屋、到着~ヽ(^o^)丿
ブナ坂からはほぼコースタイムで歩くことができました。 やはり整地されたトレースの威力は絶大!
この日一番のりだったので小屋の掃き掃除をして自分たちのスペースを確保。
小屋前のベンチでコーヒーを飲んでいると大きな荷物の男性が「あぁ~疲れた~」といいながら到着しました。
笑顔の素敵な爽やかな若者です。
『お疲れ様~ 泊りですよね。 よろしくお願いします♪』
彼のザック重量は25キロ!(*_*) にもかかわらず小袖駐車場から4時間かからずにここまでやってきました。
ものすごいパワーと脚力です。 6Lの水を担いでいたので彼は通称6Lさん(笑)
山頂付近も雪どっちゃり!
前日作り忘れたので、5号と6号 ^^v
今日もありがとう^^
この日の避難小屋泊はよしころん夫婦、6Lさん含め計6人。(女性2人、男性4人)
あとの3人を到着順にご紹介♪
連泊されるというおじさま、実業団ロードレーサーというレーサーさん、某山雑誌の校正のK書店さん。
この時期、避難小屋泊のためにやってくる正気ではない個性的な面々(笑)。 面白かったですよ~
また明日~♪
日が暮れたあとは小屋での爆笑トーク大会!
連泊のおじさまは早々に休まれていたのですが、あとの5人で「山でのそれあるある!トーク」が続く、続く。
すでに小屋の中は真暗闇。 お互いの顔も見えない。
それぞれシュラフ内に寝転がっていたり、ヘッドライト点けて食事をしたりお酒を飲みながらも各々の話にツッコミが入る入る!
教訓 「山屋は山屋を観察していますよ~(笑)」
休まれていた連泊のおじさまには「すみません。夕べはお騒がせしました。」 翌朝お詫びしておきました ^^;
見える人には見える! ラブジョイを探せ!! ^^;
19時過ぎ、星を撮るためだったり、夜景を見るためにそれぞれ外に出てみます。
『ラブジョイ彗星ってまだ見えてますかね・・・』
「あのあたりを撮ってごらん」 奥多摩小屋にテント泊され、星を撮りに登ってきたというおじさまに教えていただきました。
拡大して確認 「わぁ~ 写ってる☆彡」
肉眼で見ることは叶わなかったのですが、おじさまのおかげでなんとか証拠写真残せました ヽ(^o^)丿
ラスト2枚の星空画像はソフトフィルター使用
よしころん、星撮りは机上の知識だけで今までなんとな~く撮っていたのですが、
「ピントはLVを使ってこうやって合わせるんだよ。」おじさまに手取り足取り教えていただくことが出来ました。
おかげで今まであやふやだったことがようやく理解でき万々歳ヽ(^o^)丿
翌朝奥多摩小屋付近にいらっしゃれば再度お礼をと思っていたのですが、すでに発たれたあとのようでした。
-10℃の極寒のなか本当にありがとうございました。
20時半すぎ、小屋に戻ると爆笑トーク大会も終了し、みな寝入っていました。
6人の熱気のためかこの日の小屋内の気温は-2℃。 前日より暖かく眠ることができました。
その3に続きます・・・
2015年冬 雲取山 その1(2015年2月) [奥多摩・奥秩父・奥武蔵の山]
9回目の雲取山です。
前日の昼頃 「明日から三連休になったよ~ 行先検討しておいてね!」 パートナーからメール。
さてさて降ってわいたような2泊3日の休日、どこに行きましょうか。
夏山シーズンなら沢山の選択肢があるのだけれどこの時期に私達でも行ける山はかなり限られてくる。
しかも翌日からはこの冬一番の寒気がやってくる予報。
天候が安定していて私達でも泊りで行けそうなのは八ヶ岳(の下の方)か雲取山。
八ヶ岳はめっちゃ寒そうだな・・・となると雲取山。
雲取山周辺2泊3日プランなると・・・
プラン① 1日目 酉谷避難小屋泊、2日目 雲取山避難小屋泊
プラン② 1日目 雲取山避難小屋泊、2日目 三条の湯泊
パートナも同様のプランを考えていたのだけれど今日は間違いなく山に雪が降っている。明日の稜線上はノートレースだろう。
プラン① マイナーな長沢背稜にトレースは全くないだろう。 コースタイムも長くこの時期はリスクが高い。
プラン② 稜線上が深雪でラッセルを要すると1日目に雲取山避難小屋まで辿り着けない可能性がある。 2日目の雲取山避難小屋から三条の湯へのルートもノートレース要ラッセルの可能性が高い。
うぅ~ん・・・どうしよう。
人が多く入る週末山行ならトレースの心配をすることはないのでしょうが平日組にはついてまわる大問題なのでありんす。
全行程ラッセルとなると倍のコースタイムを要することになってしまいます。
そこで地図を眺めながら思いついたのがこのプラン!
1日目 鴨沢ルートで七つ石小屋経由鷹ノ巣小屋避難小屋泊
2日目 鷹ノ巣小屋避難小屋から七つ石山経由で雲取山避難小屋泊
3日目 鴨沢ルートで小袖駐車場に戻る
1日目七つ石小屋までは踏み跡もはっきりしているはず。 問題は稜線上の積雪具合。 このコースなら稜線上でラッセルを要したとしても下り基調となるのでなんとかなりそう。コースタイムも短い。
2日目は稜線ルート。 前日の自分たちのトレースを辿って七つ石山まで行ける。 ブナ坂より先は前日に日帰り山行された方のトレースも出来ているはず。
パートナーも 「いいね! 鷹ノ巣の避難小屋には泊まったことがないし、無理なく歩けそうだし、そのプランで行こう!!」
やっぱしね・・・
予想どおり七つ石小屋までの道はよく踏まれ、積雪もそう多くなく想定の時間内で歩くことができていました。
でもってこれまた予想通り稜線に出た途端どっちゃりの雪、もちろんトレースはなくなりました・・・
がんばれぃ~~ (もちろんわたしもラッセルしたよ~)
昨日は風も強かったみたい。
どこまでもまっさらな稜線・・・ 歩いても歩いても遅々として進まない・・・
はぁぁぁ・・・
目指す鷹ノ巣山は向かって右のピーク(日陰名栗峰)の左にちょっとだけ頭が見えている山の鞍部。
2泊3日装備のザック (パートナー22キロ、よしころん14キロ) を背負ってのラッセルがボディーブロのように効いてくる・・・
山屋さんには山腹に走っている巻き道が見えるかと思います。
雪山では雪崩や滑落の危険を避けるためできるだけトラバースせず尾根を辿るのがセオリーですが、もう巻く気満々 ^^;
この巻き道は無雪期に何度か歩いていて登山道の様子も分かっています。
稜線上は終始ひざ上ラッセルでしたが、巻き道ではくるぶし上くらい。
さっきまでに比べるとずいぶん楽になりましたがもちろんトレースはなくラッセルに変わりはありません。
細く切れ落ちたいやらしい箇所ではバランスを崩さないよう慎重に進みます。
それにしても歩けども歩けども目的地の避難小屋が見えてこない・・・
もうとっくに着いていい頃なのになんでまだ着かないんだろぅ・・・ まさか通り過ぎた?
いやいや前方に見えているのは浅間尾根。 ルートは間違いようがない。
それくらいふだんよりも時間がかかっているのだ。
「小屋が見えたよ~!」 パートナー。 冬枯れの森に佇む小さな避難小屋がようやく目視できました。
七つ石小屋から約3時間 (無雪期のコースタイム1時間20分の約2倍) 経った14時、ようやく目的地の鷹ノ巣山避難小屋に到着しました。
やっと着いた~~~ToT 疲れたぁ~~~ToT ToT
この日の宿泊はわたしたちとソロの男性の3名。 男性は東日原から稲村岩尾根を来られたそう。
この時期に雪の付いた岩尾根を登ろうなんてかなりのツワモノ間違いなし。
もうひと方昼食を摂られていた男性は榧ノ木尾根日帰りピストンだそう。
そのコースは南斜面で稜線に上がるまで雪はほとんどなかったとか。
計画では到着後、鷹ノ巣山に向かう予定でしたが小屋で荷物を下ろしたあと、そのままシュラフで寝入ってしまいました。
1時間弱で昼寝から目覚めましたが、もう2人して鷹ノ巣山に向かう気力はありません。
早々に夕飯を摂ったあと日が暮れた18時半には眠りにつきました。
お天気もよかったのですが、夜に星を撮るパワーと気力、この日は残っていませんでした。
外の気温は-10℃。 室内の温度計は-5℃を示していました。
続きます・・・
冬の森 (2014年12月) [奥多摩・奥秩父・奥武蔵の山]
師走の山、木々もすっかり葉を落としました。
12月14日(日) 奥多摩、高尾天平(たかおでんでえろ)を、17日(水)は三頭山(みとうさん)を歩いてきました。
つぶらな瞳のカモシカくん。
「あそこ・・・ なんか黒いのがいる。 クマ!?」 : パートナー。
一瞬ヒヤリとしましたが、車道の上からこちらの様子を伺っていたのはカモシカくん。 少し微笑んでいるように見えませんか^^
おはよう~♪ 今から山に入るのでよろしくね。
向こうに見えているのは飛龍山。
雲取山から飛龍山までは縦走したけれど、その先の山梨方面は未踏。 いつか甲武信ヶ岳まで縦走してみたいなぁ♪
高尾天平、その名の通り山の上とは思えないくらい広い平地の尾根。
この道は大菩薩嶺まで続きます。 この日は時間がなくて途中で折り返しましたが、ここもいつか歩いてみましょう~^^
17日(水) 三頭山
うっすらと雪がついているように見えますが、実はこれガチガチに凍っています(><)
アイゼンを付けるには帯に短し襷に流しななんとも中途半端な状態。
スッテンころりんすること、よしころん1回、パートナー4回 ^^;
チェーンスパイクのおじさまが 「滑るでしょう~」 と快適そうに歩かれていました。
山頂までずぅ~っとガチガチでした ToT
東峰、中央峰、西峰、三つの頂があるので三頭山 ^^v
三頭大滝
森の花火みたい♪
今後年末にかけてパートナーは休みなく2014年の山行はこれで終了かな。
この日も滑って転んだりはしたのですが、10月末に痛めた右脚はもう大丈夫そうです。
新年には雪景色拝めるかな~。
行先は風まかせ・・・ [奥多摩・奥秩父・奥武蔵の山]
11月4日(火) ~ 5日(水)
11月5日 廃道沿いの絶景
平日休みの我が家。 連休は月に一度あったりなかったり。
今年は私達にとっての貴重な連休がことごとく台風とぶつかってしまい、7月末の裏銀座縦走以来山泊はできていない。
「次の連休はやっとお天気よさげだね~♪ テントで鳳凰三山!」 脚の故障でその計画は泡と消えました・・・ ToT
この日のお泊りは みずかき山自然公園 キャンプ場。 16時頃までにここに着けばよし。
過去2回利用していましすが、予約不要、増富温泉も近くまったりテント泊には最適のキャンプ場。
(テント1張 ¥2000 ターフ代別途)
よしころんの脚はまだ長時間歩ける状態ではないので地図を眺めながら歩けそうな場所を探します。
11月4日 乾徳山のふもとに緩そうな渓谷沿いの遊歩道発見~♪
間近に眺められる滝がいくつかあったのですが、紅葉は残念ながらほぼ終了していました。
クリスタルラインから眺めた 金峰山
クリスタルラインは八ヶ岳から秩父山系にまたがる林道。 総延長68.1キロ。
http://crystal-line-guide.info/01.html
ドライブに気持ちのいい道ではありますが、林道なので幅員は狭く対向に苦労するような場所もあります。
運転に自信のない方はにはあまりお勧めできないかな。 (標高高く 夜間~早朝は凍結の恐れあり)
八ヶ岳方面 左奥は御嶽山
パートナーが見つけてくれた展望スペース ヽ(^o^)丿
瑞牆山 (みずがきやま)
南アルプス方面とお昼寝中のおじさん ^^;
みずがき山自然公園
こちらでのキャンプは3回目。 いつもこの樹の下がわたしたちの定位置です♪
過去2回は貸切でしたが、今回はもう1張テントが張られていました。
それでもこの広いテントサイトに2張のみ ヽ(^o^)丿
いつもは搬入、搬出時のみテントサイトへの車乗り入れ可能なのですが、
「今日は人少ないから車横づけしてていいですよ!」
『えぇ~~ いいんですか!? ありがとうございます~~~』
ザック等必要ないものはすべて車に置いておけるので、テント内も広々♪ 忘れ物もすぐ車にとりにいけるし~(笑)
オートキャンプ状態だね~♪ それにしても車がそばにあるとキャンプってこんなにも楽ちんなのですね^^
標高は1500m近いのでこの時期朝晩はかなり冷えます。 寝具も冬用のシュラフでないとかなり寒いかと。
営業時期は12月上旬までとアバウト。 雪で道路が通行困難になるとクローズするのかもしれません。
今回もゆったりまったり過ごさせていただき、ありがとうございました♪
明けて11月5日。 前日訪れた展望スペース。 モルゲンロートを狙っていましたが・・・
富士山方面もいまひとつ・・・↓ ↓ ↓
撮影の際もいつも付き添ってくれるパートナーなのですが、体調がやはりいまひとつ。 (早朝は特に弱い)
頭も痛いというので車で寝てもらっていました。
午前5時。 この展望スペースまで山道歩いて約15分。暗闇のなかよしころん初めてヘッドライト点けての1人歩き。
途中に危険箇所がないことは前日歩いて分かっていましたからね。
真暗くらな登山道、遠くで鹿が 「キャ~~~!」
ひぃぃ~~ こっちがキャ~! だよぉ~~~(><) 一人でブツブツ。
展望スペースに着いた頃にはだんだんと明るくなりはじめ、結局7時頃まで1人で撮ってました。
帰り道、橋の下の紅葉がよい雰囲気の場所発見!
お! この道歩けそうだよ!! トップ写真はこの廃道沿い
すでに車は入れないようになっていますが、人は歩ける遊歩道のようです♪
紅葉真っ盛りです~ヽ(^o^)丿
おぉぉ~~~♪
とてもいい雰囲気 ♪ そして誰もいない~~^^
2日間のうち、このあたりの標高 800m前後が一番綺麗に色づいていました。
紅葉追っかけもそろそろ終盤ですね。
あてもなくふらふらした2日間でしたが、ゆっくりまったり楽しむことができました。
連休、今年はおそらくもうないと思います。 次の連休(来年かな)は山泊できるといいなぁ~♪