9月24日(火) ~ 25日(水)

蓮華温泉 ~ 白馬大池 ~ 小蓮華山 ~ 白馬岳 ~ 白馬山荘(泊)   (往復)


白馬岳

2009年11月29日から2011年12月25日まで 足掛け3年に亘ってNHKで放送されたテレビドラマ 「坂の上の雲」
年末になると家族で楽しみに見ていた作品。
このドラマのエンディングで流れていた画像をご記憶でしょうか。
ガスの向こうにかすかに見え隠れする坂の上へと続く美しい道。 まるで自分がその道を歩いているような画。
はじめてこのエンディング画像を見たとき、私はあまりにもの美しさに涙がこぼれていました。
白馬大池から小蓮華山へと続く天空の登山道。
『いつかこの稜線を歩いてみたい・・・』 憧れの路のひとつとなりました。

前後編に分けたいところですが、なかなか時間がとれないので2日分を一気にご紹介します。
写真中心(多め)です。 よろしければどうぞお付き合いくださいませ。









当初は蓮華温泉から小蓮華山、白馬岳を経て朝日岳を2泊3日で周回縦走の予定でした。





登山道も秋の気配・・・







チングルマさんも秋の気配^^







グラデーションが美しいです♪










白馬大池に到着。 山荘に立ち寄ると、ちょうど昼食の提供が始まったので、少し早いランチにしました。



















白馬大池を過ぎた頃からガスが本格的に湧き上がってくるようになりました。















雲上の散歩道










あ、このあたりかも・・・





雲の向こうに見え隠れする稜線。 足元の路を光芒が射す・・・ まさにドラマのエンディング画像そのままの景色が・・・

あぁ・・・ 山の神様ありがとうございます。 私達は自分たちの足でこの道を歩くこと、ずっと憧れていました。

そしてこの写真を見た瞬間 「あ、坂の上の雲!」 一目見て分かった次女。 さすがわが娘(笑)







小蓮華山 山頂







白の世界になってしまいました。








いつのまにかウェアがしっとりと濡れてしまうほどの濃いガスとなりました。 冷えないようにレインウェアを上に羽織ります。
このガス、テントが濡れると撤収が大変だよね・・・ 
ということで、ヘタレ夫婦はテント泊予定から小屋素泊まりに変更しました。

山小屋泊は昨年秋の雲取山荘以来、約1年ぶり。
この日は宿泊客も少なく、部屋はグループ毎に1部屋状態。 わたしたちは2人貸切です ^^v
部屋を広く使えるのはとっても便利、ありがたいことです♪
でも掛布団が私達にはとても重く感じたので、テント泊のために持参していたシュラフを掛布団にして寝たのでした。









昨日のガスは嘘のように消えてなくなっていました。 (テント泊できたよね・・・^^;)







剱岳も綺麗に見えています。







やはり山の朝は気持ちがよいです♪







昨日は真っ白だった山頂







白馬岳から小蓮華山への稜線もくっきり!







広く歩きやすい稜線。 白馬岳、沢山の方が訪れる人気の理由が分かります。








こんなに素晴らしい天気ですが、午後から雨、翌日は終日雨予報。
計画では白馬岳から三国境を経て朝日岳へ縦走予定でしたが、この悪天予報にてあっさり下山することに ^^;






おぉ~ 小蓮華山からはこんな景色だったんですね~~







朝日岳はまた次の楽しみに♪










少しずつ雲が湧きあがってきました。





瞬く間にモクモクモク~~~





雲ってこうやって大きくなるのねぇ。







美しいなぁ・・・







自然の色って一体どれくらいあるのだろう。










白馬大池でティータイム♪

あとは蓮華温泉に下るだけなので小屋前のテーブルでまったりお茶をしていると・・・

「まもなく荷揚げのヘリがきま~す! 砂埃が飛んできますから~~ 気を付けてくださ~~い!!」







おぉぉぉ~~! 迫力満点!! と思うまもなく目も開けられないほどの砂埃 ぶふぉ!ぶふぉ!!(>o<)

かっこいいね~! いいもの見せていただきました^^ さてさて~いざ!温泉じゃ~~~#59127;










カラマツも秋色に♪










早朝のあまりにもの晴天に 『下山するのもったいないかな・・・』 少し思いましたが、

蓮華温泉に下山した頃には今にも泣き出しそうな空模様となっていました。

三国一ノ湯#59127;



仙気ノ湯#59127;



薬師ノ湯#59127;



黄金ノ湯#59127;

蓮華温泉の4つの野天風呂と内風呂、全て貸切でござりました~~ヽ(^o^)丿

全てのお風呂が源泉かけ流し、お湯の泉質もそれぞれ異なっており大変よいお湯でした♪

が、が、が・・・ こちらはまさに野天の湯でございまして~~ ^^;
道の脇がすぐお風呂。 脱衣所も囲いもなんにもありません。 貸切だったことはこのうえなく幸運だったと。
女性の方はちょっと覚悟していかれてくださいませね。






また来年、花の時期に戻ってきたい2人でした♪ 

坂の上の雲の道。 凝縮した2日間をありがとうございました。