パートナー、今年は5日間の夏休みをいただくことができましたヽ(^o^)丿
さてさてどこを歩きましょうかね~♪
縦走登山の際、わたしたちは出来るだけ予備日を設けて計画をたてることにしています。
今回は3泊4日(予備日1日)での計画と準備。 候補は3パターン 北ア方面、南ア方面、東北方面。
東北方面は天候が安定せず数日前に候補から消え、出発前日に決定していたのは天候が一番安定していそうな南ア方面。
丹渓新道 ~ 仙丈ケ岳 ~ 間ノ岳 ~ 北岳 小屋1泊、テント2泊のプランでした。
南ア計画、初日宿泊予定の仙丈ケ岳にはテント場がないため小屋泊予定。
前日朝、意気揚々と山頂直下の仙丈小屋に予約の℡を入れると・・・
「明日は学校登山が入っていていっぱいなんですよ~」
えぇぇ~~~! 夏休みとはいえまさか平日に予約がとれないとは想定外(><)
2日目の行程が少し長くなるけど少し標高の低い場所にある馬ノ背ヒュッテに℡。 こちらは予約可能。
念のため初めて登る丹渓新道の様子を訪ねてみると・・・
「今年はヒルが多くて登山道の整備がいまだに全くできていないので、ちょっとお勧めできませんねぇ・・・」
じぇじぇじぇ~~~(><)
「丹」 にはヒルがつきものなのか・・・ 南ア計画、ヒルに撃沈・・・
こうして第2プランだった北ア裏銀座縦走が繰り上がり当選とあいなったのです(笑)
【1日目】 7月22日(火) くもり 時々 晴れ
新穂岳温泉無料駐車場 ~ わさび平 ~ 鏡平 ~ 弓折乗越 ~ 双六小屋(テント泊)
わさび平の先に突然現れた大雪渓にビックリ (@_@。
そして何度歩いても辛く感じるのが登山道に取り付くまでの平坦な林道歩き。
調子悪いのかな。 何度も歩いているルートなので、この先の長さが分かるだけ余計に辛い。
今思うとこの日は祖父も担いで歩いていたのかもしれません。
ようやく秩父沢。 雪解けの冷たいお水を補給。
辛い道のりでもお花が咲いているとやはり嬉しい。
雪解け直後の場所に見たこともないくらい沢山のサンカヨウが群生していました。
キヌガサソウも一生分くらいたくさん会いました!!
こちらはピンクちゃん♪
雲がかかってしまい、残念ながら鏡池からの美しい槍穂の姿を拝むことはできませんでした。
ここまでは重い荷物に喘ぎながらもほぼ計画時間内で歩くことができていましたが、このあと急激に失速してしまいました。
分かりづらいですが、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、マイヅルソウが一緒に咲いていたので^^
5日間の行程中で一番お花が咲いていたのはこのあたりでした^^
(弓折乗越の先、砂地にベンチのあるあたり)
クロユリ平にて
今回歩いたルートのなかで、鏡平から弓折乗越までの急登が個人的には一番辛かったです。
いままではそんなに辛いと感じたこともなかったので、やはり体調的なこともあったのかもしれません。
(ルート的には4日目の黒部五郎小舎~薬師峠のほうがアップダウンもあり距離も長いと思われます)
クロユリ平でクロユリを見たのは初めてでした♪ たくさんのクロユリが今を盛りと咲き誇っていました。
「クマと駆けっこしても絶対勝てないよ!」 だそう ^^;
自分たち計画時間より30分遅れ、かつてないくらいヘロヘロになりましたが、なんとか無事双六小屋テント場に到着。
17時頃テント前で2人夕飯を調理しながら、よしころんふと上のほうを見ると・・・
ク、ク、クマがいる~~~~~!! (*_*;
「ほら、ボーっと見てないで、カメラ!カメラ!!」 パートナー。 よしころん、あわわわ~~~~ ギリギリ間に合いました ^^;
クマはテント場のすぐ上の雪渓をゆったりと横切っていきました。
私達がテントを張っていた場所からは直線距離で300メートル前後でしょうか。
山でテント泊をされる方、山は彼らの領域です。 食糧等は必ずテントの中に片づけましょう。
お星さま、まだまだ思うようには撮れませんが、めげずにがんばりますぅ~~ ^^;
その2に続きます ^^v
次回記事からはコメント欄開けると思います。 ご訪問遅れがちでコメントも残せていませんがご了承くださいませ m(__)m