6月9日(月)    くもり (時々晴れ 時々雨)


カッコソウから始まったサクラソウ科の小さきサクラに会う花旅。
先月はシナノコザクラ、ニホンサクラソウと訪ね歩きましたが、その際クモイコザクラ(そうよばれる)やはりサクラソウ科のお花が咲くことを知りました。
帰宅後調べてみるといくつかの群生地が存在するようです。 そのなかに山歩きとしても興味ある群生地を発見。
一般登山道なし。 バリエーションルート。
2人で地形図を確認。 尾根さえ間違えなければ1本道。 目的地まで推定3時間前後。
なんとか行けそうだね。 会いに行ってみることにしました。









登山口近くに小さな石碑がありました。 このあたりは昔から歩かれていた道のようです。







急登の尾根を喘ぎながら登っていると森の主 ブナの巨木が現れました。





はじめまして。 未熟な私達をどうかお導きください。







おぉ~! ササバギンラン ちょっとだけ早かったね ^^;







マイヅルソウも咲き始めました♪










標高を上げるにつれて、一面のグリーンワールドです。





少し怖いくらいの深い森、踏み跡薄く倒木多数。 他に歩いている人は誰もいません。 ここ一人ではちょっと来られないねぇ。

急登を登り始めて約2時間。 目の前に大岩が現れました。 
ここかも~! 岩のあいだに咲いているお花がないか目を凝らして探します。 う~ん、ここじゃないのかなぁ・・・
すると 「あ! あそこ!!」 小さなピンクのお花が目に入りました!






ホテイラン(布袋蘭) 【絶滅危惧lB類】





「わぁ!ホテイランが咲いてる~~~~(*_*; !!!」

ランが咲きそうな雰囲気だなぁ~と思いつつ登っていましたが、まさかのホテイラン!
山の神様、森の神様、ありがとうございますぅ~~ ToT

しかし目的の コザクラちゃんはここではないみたい・・・ 
ホテイランを後にして緩むことのない急登をさらに登り続けます。
倒木をかき分け、またぎ、細い稜線を進むことさらに1時間。 今年はもう終わっちゃったのかなぁ・・・
諦めかけたその時、またも眼前に大岩が見えてきました。
よし、せめてあの岩までは頑張ってみよう。






咲いていました~~~ ToT










素晴らしいです~~~♪







イワハタザオ





イワハタザオ と コザクラ







キバナコマノツメ と コザクラ














咲いていてくれてありがとう♪ 来年もまたきっと会いにきます。

咲いていると信じて急登に喘ぎつつ登り続けたことで出会えた可憐な花々♪
そしてまさかのお花との出会いも^^ 
深い森のおかげで途中降られた雨に体が濡れることもなく、山に森に感謝の1日なのでした♪

6.13 追記
調べなおしたことろ、当初記載していたコザクラではないかもしれません(><)
思っていたコザクラとは葉っぱの形状が少し違うようで・・・
申し訳ございません m(__)m
故に文章中「クモイ・・・」となっていたところは訂正させていただきました。
コメント頂いた方にも大変申し訳ありませんでした。