10月30日(木)    快晴#58942;

茂倉新道登山口P ~ 矢場ノ頭 ~ 茂倉岳 ~ 武能岳 ~ 蓬峠 ~ 東俣沢出合 ~ 林道終点 ~ 茂倉新道登山口P
 

夕日に照らされて燃える黄葉







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午前6時、夜明けとともに登山口を出発。

万太郎山。 結構雪がついています・・・(2日前の28日に冠雪)

「う~ん。 雪の状況で無理そうなら引き返そうね・・・」  (念のためアイゼンは持参しています)










万太郎~エビス大黒~仙ノ倉~平標   主脈のスター勢揃い~ヽ(^o^)丿










振り返って茂倉新道。 見えている道路は関越道 土樽PA付近。 あのあたりから尾根づたいに登って来ています。

  茂倉新道で茂倉岳までの単純標高差は約1300m。 土合駅から西黒尾根で谷川岳の単純標高差約1200mを上回ります。









巻機山も綺麗に見えています♪











矢場ノ頭(1490m)付近で森林限界を越えます。 谷川連峰の森林限界は標高1500m前後。 
北アルプス(約2500m)や南アルプス(約2700m)と比べても極端に低い。 この山域の厳しい自然環境が伺えると思います。









右に見えているのは谷川岳ですよ~^^  トマの耳、オキの耳が分かりますか。










茂倉岳避難小屋 このあたりから雪が増え始めました。










茂倉岳山頂~ヽ(^o^)丿 標高1978m  谷川岳1977m(オキの耳)より高いのよ~

この日の行程の1/3くらいなのでまだ元気な2人 ^^;










左から 一ノ倉岳~オキの耳~トマの耳   肩の小屋も見えています♪










ここからが本番! 未踏の武能岳に向かいます。










鞍部まで一気に約400メートル下ります (><)










朝日岳方面  残念ながら白毛門 (しらがもん) までは入りきらず(><)










振り返って 茂倉岳。 まだまだ下りますぅ ToT










北斜面には結構雪がついています・・・










             
所々こんないやらしい下りもあり(><)

アイゼンを付けるには 帯に短し襷に長し な雪の具合・・・ この大下りで神経を使ったこともあり、だんだんと脚に疲れが。









やっと鞍部まで下りてきました。振り返って 一ノ倉岳 茂倉岳。 白毛門から馬蹄縦走すると、ここは登り返すことになるのね…










登り返して 武能岳山頂~ヽ(^o^)丿










蓬峠、蓬ヒュッテが見えてきました~~~










夢のように美しい稜線・・・

あぁ、本当になんて美しい稜線なんだろう。 あの山のその向こうまでいつまでも歩いてみたいそんな道。
この日は終日雲もガスもない快晴に恵まれ、憧れの谷川馬蹄形の全容を全て見渡すことができました。
肉眼では遠く佐渡島までも確認♪ 谷川馬蹄形やはり想像以上に素晴らしいルート (でもとってもしんどい^^;)









蓬ヒュッテ到着~ ^^

今回のルート谷川岳を通らないこともありとても静かに歩けます。 この日稜線上で会った人は2人だけでした。
ヒュッテ前のベンチで小休憩。 なんとなく右脚に違和感を感じストレッチ。
13時半には蓬ヒュッテを出発し、下山開始。 日没前には余裕で下山完了予定だったのですが・・・

う~んやはり右脚がおかしい・・・ 以前左脚で経験した腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)の症状と似ている。
東俣沢出合付近まで下ったところでよしころん、とうとう右脚が壊れてしまいました ToT
あとは緩い下り、ここまで来れば大丈夫。 精神的にホッとしたこともあったのでしょう。
傷みで右ひざを曲げることができません (><)

以前左脚で経験しているので、痛みを抑えるためのツボは分かっています。
ストレッチしつつ、ツボを押さえつつ、足をひきずりつつ、ノロノロ下山。
パートナーも相当脚にきていたようで、なんでもない沢の渡渉で転倒 ToT
ラスト2時間は2人してへろへろのボロボロ・・・









よくがんばりました♪  最後に山の神様からいただいたご褒美。

ラストは全く余裕なくコースタイムの倍以上かかってしまいましたが、日没前に無事下山完了。
まだまだ脚力不足を実感させられた2人。 来年に向けてまた鍛えなおさないと。 

よしころんの右脚はやはり腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)のようです。 以前は左脚だったのに今度はなぜか右脚・・・
前回(2010年)は完治まで3か月かかりましたが、以前の経験から対処法が分かっているので日に日に回復していますのでどうぞご心配なく^^ 
それにしてもいつのまにか歩き方が雑になっていたのかもしれませんね。 反省しきり・・・
腸脛靭帯炎、日常生活には全く影響ありませんし、平地であればふつうに歩くことができるのですが、足に大きな負荷をかけることはできませんので、しばらくハードな山行はお休みになりそうです。
下界の深まる秋を楽しめればいいなと思っています♪