7月12日(金)午前5時前、芦安駐車場到着。
広河原行始発タクシーの出発は午前5時40分。
平日にもかかわらず乗り場にはすでにタクシーを待つ人の列ができている。
眠い目をこすりながら出発の支度をしていたそのとき・・・
「ああぁぁぁ!!!」 パートナーの声。
車の屋根に置いていた愛機 Nikon D7000 が車上から滑落。
気が付くとカメラはアスファルトの地面にたたきつけられていた。
絶句・・・ 言葉がないとはまさにこのこと。
一眼レフを使い始めて5年。
カメラを庇って自分が擦りむいたことは何度かあったけど、こんなところで落っことしてしまった。
しかも登山中ではなく駐車場で・・・
D7000、とても一緒に山へ連れて行ける状態ではありません。
ごめんなさい。 明日には無事に帰ってくるから待っててね ToT
そんなこんなで広河原行始発タクシーにも乗り遅れてしまった (><)
テン場で飲むのを楽しみにしていた山酒(ジム・ビーンのペットボトル)も持ってくるのを忘れていた (><)(><)
朝から散々である。 自分のばか、バカ、馬鹿~~~~(><)(><)(><)
しかし済んだことはクヨクヨしても仕方ないのだ!!
えぇ~い! 登山中に雑念があっては怪我の元。
カメラとレンズがない分、私の荷物は2㌔以上軽量化。 軽く歩ける ^^v
さぁいざ! 北岳へ!!!
ということで今回の写真は全てスマホ撮影です。
D7000 と 18-200㎜レンズは今月いっぱい入院中。 早く元気になって帰ってきてちょ~~ ToT
7月12日(金) ~ 13日(土)
12日 晴れ : 広河原 ~ 二俣 ~ (右俣経由)小太郎尾根分岐 ~ 肩の小屋テント場(泊)
13日 くもり : 肩の小屋テント場 ~ 小太郎尾根分岐 ~ (右俣経由)二俣 ~ 白根お池小屋 ~ 広河原
北岳登山、このあたりまではウォーミングアップのようなかんじ。
私達は左俣の雪渓をテント担いで歩きたくないので、ここからは小太郎尾根に向かう右俣コースを選択。
しかし北岳はいずれのコースを選択しても、頂上稜線に取り付くまでがチョ~しんどい ToT
翌朝帰路に歩いた同じ道は一面のガスと下から吹き上げてくる強風で体があおられるほどでした。
そのお天気のかわりにライチョウが出迎えてくれましたが。。。
今年のはじめにテント購入。
4月、奥多摩での大人の遠足時にテント泊の練習予定だったのだけれど、雨のためバンガローに避難。
このときは歩荷訓練だけとなっていました。
主人の連休はないまま時は流れ、あれから3か月・・・ ようやくその機会がやってきました ヽ(^o^)丿
いくつかの候補のなか、直前の天気予報で行先を決定するのが私達の山行スタイル。
パートナー : 「北岳でいいよね~」
よしころん : 「もちろん北岳には行きたいけれど、本当に大丈夫?」
パートナー : 「大丈夫、担げるよ!」
初めてのテント泊、もう少し軽めの所でもいいんじゃ・・・ (2位の山より軽めのテン場はいくらでもありそう)
しかも北岳は 『今までで一番キツイ・・・』 昨年パートナー自身がそう言った、とても軽くは登れない山。
でも確かにこの時期の北岳は行きたいし、次の機会はいつになるか分かんないし・・・
歩荷さんが別荘担いで登れるというなら信じて行きましょうぞ!
2012年の記録
http://yoshikoronron2.blog.so-net.ne.jp/2012-08-10
http://yoshikoronron2.blog.so-net.ne.jp/2012-08-12
登山前に予期せぬトラブルもあり、そして実はやはり荷物が重くて途中で水も捨てましたが ^^;
大好きな北岳に最高の別荘が建ちました ヽ(^o^)丿
クロユリ イワウメ
イワベンケイ タカネヤハズハハコ
キタダケソウ キバナシャクナゲ
サンダル履きのまま、お花を眺めながらフラフラ歩いていたらいつのまにか結構上のほうまできていました。
かなり分かりづらいけれど、ふたつの雪渓のあいだに私達のおうちがあります♪
スマホの電池も切れてしまい、画像はここまで ^^;
計画では2日目に山頂に登り、トラバース道周辺のお花を観察して下山予定だったのですが、
目覚めるとガスで眺望なし、おまけに風も強い。
稜線上では体があおられ、テントも飛ばされそうな強風のため 「去年行ったからいいね~」 あっさり撤退決定。
今思えばお天気もよく時間も十分あった1日目に山頂まで登っておけばよかったのですが・・・
ここまで風が強くなるとは。。。 やはり山の天気は難しいです。
2日目は三連休の初日だったこともあり、二俣まで下山するとすごい数の人が休憩していました(@_@。
この様子だと大樺沢ルートはかなり混雑していそう・・・
遠回りにはなるのですが、二俣からは人の少なそうなお池小屋経由で下山しました。
二人怪我もなく無事下山完了。 車で待っていてくれた D7000 にもただいま。
「カメラ、きっと私達の身代わりになってくれたんだよね。 また来ようね。」
北岳、D7000が退院したら、またカメラと一緒にリベンジしたい二人なのでした。
山行終了後 「テント担いで登れるのはやっぱり北岳が精一杯みたい。それ以上は無理だから~~」 パートナー
・・・・・ いや、だから、ここ標高2位の山ですから。 それ以上って一体??(笑)
<後日自宅でのこと>
テントの手入れをしようと、グランドシートを袋から出したとき、シートに付いていた小さな石が床に転がった。
それは小石とも呼べないくらい、爪の先っちょほどの小さな小さな石。
間違いなくあの3000メートルの別荘で一緒に過ごした石だ。
ほらほら、これみて~~
パートナーにそのことを話すと、「わぁ、あそこから連れて帰ってたんだ。」 その小さな石を見て子供のように喜んだ。
「北岳のかけら」 私達の小さな小さな宝物がまたひとつ増えました。
(追記)※もちろん国立公園内のものや植物を勝手に持ち去ることは許されませんので、悪しからず・・・
広河原行始発タクシーの出発は午前5時40分。
平日にもかかわらず乗り場にはすでにタクシーを待つ人の列ができている。
眠い目をこすりながら出発の支度をしていたそのとき・・・
「ああぁぁぁ!!!」 パートナーの声。
車の屋根に置いていた愛機 Nikon D7000 が車上から滑落。
気が付くとカメラはアスファルトの地面にたたきつけられていた。
絶句・・・ 言葉がないとはまさにこのこと。
一眼レフを使い始めて5年。
カメラを庇って自分が擦りむいたことは何度かあったけど、こんなところで落っことしてしまった。
しかも登山中ではなく駐車場で・・・
D7000、とても一緒に山へ連れて行ける状態ではありません。
ごめんなさい。 明日には無事に帰ってくるから待っててね ToT
そんなこんなで広河原行始発タクシーにも乗り遅れてしまった (><)
テン場で飲むのを楽しみにしていた山酒(ジム・ビーンのペットボトル)も持ってくるのを忘れていた (><)(><)
朝から散々である。 自分のばか、バカ、馬鹿~~~~(><)(><)(><)
しかし済んだことはクヨクヨしても仕方ないのだ!!
えぇ~い! 登山中に雑念があっては怪我の元。
カメラとレンズがない分、私の荷物は2㌔以上軽量化。 軽く歩ける ^^v
さぁいざ! 北岳へ!!!
ということで今回の写真は全てスマホ撮影です。
D7000 と 18-200㎜レンズは今月いっぱい入院中。 早く元気になって帰ってきてちょ~~ ToT
7月12日(金) ~ 13日(土)
12日 晴れ : 広河原 ~ 二俣 ~ (右俣経由)小太郎尾根分岐 ~ 肩の小屋テント場(泊)
13日 くもり : 肩の小屋テント場 ~ 小太郎尾根分岐 ~ (右俣経由)二俣 ~ 白根お池小屋 ~ 広河原
大樺沢沿いのルートは沢が多くて気持ちがいいです♪ (私の心の傷も洗い流しておくれ~~)
二俣付近
北岳登山、このあたりまではウォーミングアップのようなかんじ。
私達は左俣の雪渓をテント担いで歩きたくないので、ここからは小太郎尾根に向かう右俣コースを選択。
しかし北岳はいずれのコースを選択しても、頂上稜線に取り付くまでがチョ~しんどい ToT
このあたりにはまだ所々に残雪もあり、新緑の雰囲気が残っていました。
小太郎尾根分岐からは稜線歩き♪ 青空の下での稜線歩きほど気持ちいいものはありません^^
翌朝帰路に歩いた同じ道は一面のガスと下から吹き上げてくる強風で体があおられるほどでした。
そのお天気のかわりにライチョウが出迎えてくれましたが。。。
北岳直下3000メートル別荘の完成~~ヽ(^o^)丿
別荘からの富士山~♪
別荘からの北岳~♪
今年のはじめにテント購入。
4月、奥多摩での大人の遠足時にテント泊の練習予定だったのだけれど、雨のためバンガローに避難。
このときは歩荷訓練だけとなっていました。
主人の連休はないまま時は流れ、あれから3か月・・・ ようやくその機会がやってきました ヽ(^o^)丿
いくつかの候補のなか、直前の天気予報で行先を決定するのが私達の山行スタイル。
パートナー : 「北岳でいいよね~」
よしころん : 「もちろん北岳には行きたいけれど、本当に大丈夫?」
パートナー : 「大丈夫、担げるよ!」
初めてのテント泊、もう少し軽めの所でもいいんじゃ・・・ (2位の山より軽めのテン場はいくらでもありそう)
しかも北岳は 『今までで一番キツイ・・・』 昨年パートナー自身がそう言った、とても軽くは登れない山。
でも確かにこの時期の北岳は行きたいし、次の機会はいつになるか分かんないし・・・
歩荷さんが別荘担いで登れるというなら信じて行きましょうぞ!
2012年の記録
http://yoshikoronron2.blog.so-net.ne.jp/2012-08-10
http://yoshikoronron2.blog.so-net.ne.jp/2012-08-12
登山前に予期せぬトラブルもあり、そして実はやはり荷物が重くて途中で水も捨てましたが ^^;
大好きな北岳に最高の別荘が建ちました ヽ(^o^)丿
北岳には翌朝向かう計画。 テントを張ったあとはのんびり花散歩♪
クロユリ イワウメ
イワベンケイ タカネヤハズハハコ
キタダケソウ キバナシャクナゲ
ピンクのお花は イワカガミ
サンダル履きのまま、お花を眺めながらフラフラ歩いていたらいつのまにか結構上のほうまできていました。
かなり分かりづらいけれど、ふたつの雪渓のあいだに私達のおうちがあります♪
スマホの電池も切れてしまい、画像はここまで ^^;
計画では2日目に山頂に登り、トラバース道周辺のお花を観察して下山予定だったのですが、
目覚めるとガスで眺望なし、おまけに風も強い。
稜線上では体があおられ、テントも飛ばされそうな強風のため 「去年行ったからいいね~」 あっさり撤退決定。
今思えばお天気もよく時間も十分あった1日目に山頂まで登っておけばよかったのですが・・・
ここまで風が強くなるとは。。。 やはり山の天気は難しいです。
2日目は三連休の初日だったこともあり、二俣まで下山するとすごい数の人が休憩していました(@_@。
この様子だと大樺沢ルートはかなり混雑していそう・・・
遠回りにはなるのですが、二俣からは人の少なそうなお池小屋経由で下山しました。
二人怪我もなく無事下山完了。 車で待っていてくれた D7000 にもただいま。
「カメラ、きっと私達の身代わりになってくれたんだよね。 また来ようね。」
北岳、D7000が退院したら、またカメラと一緒にリベンジしたい二人なのでした。
山行終了後 「テント担いで登れるのはやっぱり北岳が精一杯みたい。それ以上は無理だから~~」 パートナー
・・・・・ いや、だから、ここ標高2位の山ですから。 それ以上って一体??(笑)
<後日自宅でのこと>
テントの手入れをしようと、グランドシートを袋から出したとき、シートに付いていた小さな石が床に転がった。
それは小石とも呼べないくらい、爪の先っちょほどの小さな小さな石。
間違いなくあの3000メートルの別荘で一緒に過ごした石だ。
ほらほら、これみて~~
パートナーにそのことを話すと、「わぁ、あそこから連れて帰ってたんだ。」 その小さな石を見て子供のように喜んだ。
「北岳のかけら」 私達の小さな小さな宝物がまたひとつ増えました。
(追記)※もちろん国立公園内のものや植物を勝手に持ち去ることは許されませんので、悪しからず・・・