ゆるゆる進もう～♪ ⑤

お久しぶりです。
みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか。

9月、パートナーの腎盂がんステージⅣ宣告より丸２年経ちました。
おかげさまで定期検査も特に異常なく”がんの所見なし”状態が継続しています。
検査の間隔も少し空くようになりました。

夏のあいだは畑仕事、庭の手入れ、友人や家族の訪問、ラジウム温泉での湯治などなど慌ただしく過ぎていきました。
パートナーの体調が安定していることもあり、それに従って私の勤務日数も増加。
そんなこんなでこちらはすっかりご無沙汰してしまいました。

8月には２人の孫娘の七五三のお詣りと記念撮影を少し早めに行いました♪
写真撮影のみならず、孫娘たちとのお出かけや外食も。
パートナー、昨年は想像すらできなかったことがいつの間にか出来るようになっていました。




２年前、私たちは絶望というの暗闇の中に深く沈んでいました。
１００万人に１～5人の発症率と言われる腎盂がん、ステージⅣ…
なんで、なんで、なんで…　考えても仕方のないことばかり頭の中でリフレイン。
治療を受けること＝自分たちが前に進む、その道標のようであったようにも思います。

生物は必ず終焉を迎える。
あたりまえのことなのですが、この2年で少しずつ少しずつ自分の中で受入れることが出来てきたように感じています。
人の体内には35兆とも70兆とも言われる細胞があり、脳や心筋など一部臓器の細胞を除き、日々生まれては消え、入れ替わっています。
ところがその過程で細胞のコピーミスが発生。これががん細胞。しかし通常は免疫細胞が頑張って退治してくれているんですね。
しかし加齢やストレス、酒タバコ、発がん性物質等々で免疫をすり抜けたがん細胞がどこかのタイミングで増殖をはじめやがて発症。
私たちの身体の中では日々がん細胞も発生、加齢と共にがんを発症するのは生きていれば仕方のないことなのだと思えるようになりました。
そして人体の不思議、加齢にも抗がん剤にも負けずパートナーの体調はゆっくりゆっくり回復傾向です。
いつかのピンピンコロリを目標に、困難を受入れつつも夫婦で身体の中のがん細胞を増やさないようゆるゆると日々過ごしていこうと思います♪










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ばばばかお許しくださいませ＾＾；