唐松岳へ②(2017年9月) [北アルプス]
月と雲と剱岳
よしころん、元来夜更かしは苦手なタイプ。ふだんも22時過ぎには床についています。
しかし山に泊まると夜の景色が気になって仕方ありません。
数時間おきに寝ては起き、外の様子を確認し撮影、また寝ては起き撮影…これを朝まで繰り返します。
上の写真はテントの中、下半身はシュラフにくるまったまま三脚立てて撮影^^;
上半身はダウン、ネックウォーマー、ニット帽、グローブで完全防寒。
奥に寝ているパートナーがモゾモゾしていたので、『やっぱり寒いかな… 悪いなぁ…』
そう思いつつ撮影していましたが、全く気付いていなかったそう。なんだ…遠慮せずにもっと撮ればよかった(笑)
さよなら オリオン また明日☆彡
この写真を撮っていたとき、2段上のテントの方が撤収をはじめていました。
え!?まだ午前1時ですけど… どんだけ早立ち~^^;
唐松岳と天の川とプチ流星 (ピンアマご容赦…m(__)m)
4時前、周りのテントの方も次々に起き始めた様子。そろそろ上のほうに向かいますか…
テン場から小屋方面に向かって歩いていると、おぉ~唐松岳と天の川がコラボしてるじゃありませんか!?
空もどんどん白んできているし、慌てて撮ったら失敗の巻 ToT
あー平常心、平常心、慌てない、慌てない。
五竜岳
剱岳 モルゲン♪
唐松岳と不帰の嶮
白馬岳方面
富士山を探せ! 画面真ん中左より^^ ちっちゃい三角です~
朝ごはん食べて、テント撤収して8時前に下山開始
カッコイイ 五竜岳
丸山ケルン
初日同様、丸山ケルンより下は雲の中。 八方池からの眺望を望むことは叶いませんでした。
オヤマリンドウ さようなら…また来るね^^
タカネマツムシソウ
今回の山野草撮影はこの2枚のみ。
山野草を撮らないとストレスが溜まるので、やはり次回からマクロレンズは持っていきましょう^^;
撮ることは出来なかったのですが、会えて嬉しかったお花がひとつ。
ハッポウタカネセンブリ♪ まるで小さな青い星のような、それはそれは可憐なお花でした^^
来年、また会いに行かなくちゃヽ(^o^)丿
唐松岳へ①(2017年9月) [北アルプス]
丸山ケルンを越えたころから白馬岳方面がすっきり見え始めました♪
黒菱からリフトを乗り継いで八方尾根経由、唐松岳山頂へ、1泊2日(テント泊)の往復ルート。
数年前なら経費削減兼ねてリフト利用はなかったでしょうが、現在故障持ちの夫婦はがっつり頼ります^^v
リフト、本来は2人乗りですが、荷物が大きいため1人ずつ乗車。
荷物重量が15キロを超えるとリフト料金の他に手荷物料金(片道¥210)が発生します。
間違いなく20キロオーバーのパートナーは計量パスして手荷物券も購入。
私はカメラと一番重いレンズをパートナーに預け計量に。14.9キロ!?ぎりぎりセーフでした^^;
期待していた八方池からの白馬岳は帰路も望むことが出来ず、またのお楽しみに^^
五竜岳、その後ろは鹿島槍
唐松岳頂上山荘より我が家(真ん中緑色)と剱岳
この写真だと小屋からテン場までそう遠くなさそうに見えますが…
唐松岳より唐松岳頂上山荘とテン場
急斜面にテン場が張り付いているのが分かると思います。ちなみにこの写真の中に我が家は写っておりませぬ…
我が家の敷地?(笑)はこのさらに下の斜面。小屋まで標高差70メートルくらいあるかなぁ。
真夜中、テントから小屋までのトイレが試練でありんす^^;
唐松山頂より不帰嶮を経て白馬岳方面
同じ日の朝、achamiさんが歩いた道。すごいなぁ…
1時間近く山頂にいたのですが、その間白馬岳方面から来られた方が3組ほどいらっしゃいました。
我が家(テント)からの剱岳♪
やはり我が家(テント)から 焼けるかなぁ♪ 期待したのですが…
このあとガスで真っ白に。 残念ながら夕焼けを見ることは叶いませんでした^^;
夜と朝の景色に期待です~ おやすみなさいzzz
夜の燕岳 (2016年10月) [北アルプス]
深夜2時、前日からずっと張りついていたガスがようやく晴れてきました。
パートナーをテントに残し、カメラをお供に一人深夜のお散歩へ (よい子はまねしないでね 笑)
雲のマフラーは暖かい?
朝陽を待つ 燕岳
スタンバイOK! レリース片手に日の出を待っていたのですが・・・
ひぃぃ~~ レンズ・・・いつのまにか曇ってました ToT ToT ToT
もうすぐ夜明けだよ~ いまだシュラフでぬくぬく中のパートナーに一応声をかけました。
合戦尾根で燕岳を訪れるのは今回で3回目。
1回目は2013年、表銀座3泊4日テント泊縦走、燕岳~大天井~西岳~槍ケ岳(肩まで)を経て上高地へ下山。
http://yoshikoronron2.blog.so-net.ne.jp/2013-09-22
2回目は2015年、パノラマコース3泊4日テント泊縦走、燕岳~大天井~常念岳~蝶ケ岳を経て上高地へ下山。
http://yoshikoronron2.blog.so-net.ne.jp/2015-07-31
実は下るのは初めて^^; いままで登るだけだった合戦尾根、なんとか無事下ることができました。
そして一度訪れてみたかった登山口にある中房温泉を貸切で堪能
燕岳、今度は雪のある時期に来られますように^^ (レンズの曇り対策万全にして~~^^;)
撮影日:10月18日
立山 秋③ (2016年9月) [北アルプス]
秋をまとった 剱岳
剱岳の全容、やっと拝むことができました~ヽ(^o^)丿
画面中央が 雷鳥沢キャンプ場 、上のほうに見えているのが 室堂ターミナル。
(前回記事の記念写真はちょうどその中間付近で撮影 ^^v)
剣御前小屋まであと僅かというところで、室堂方面からにわかに雲が広がってきました(><)
えぇ~! さっきまであんなにいいお天気だったのに~~~
このあと5分も経たないうちに雄山~室堂方面はガスに覆われて見えなくなってしまいました・・・
剣御前小屋まで登らないと剱岳の雄姿を望むことはできません。
剱岳 写真一枚も撮ってないよぉ~~~ ToT うぅぅ・・・7月に続きまたしてもダメなのかしら。
剱岳 見えました~ヽ(^o^)丿
剣御前小屋到着時、あたりはガスと強風で真っ白~~~ な~んにも見えません ToT
稜線上に位置する剣御前小屋は強風が吹き抜けています。
小屋の脇、風のあたらない場所でランチ休憩をしているとにわかにガスが晴れてきました!
あわわ~~! おにぎりくわえて撮ったのが上の一枚!(笑)
相変わらずガスで突然真っ白になったり晴れたりの繰り返しですが、まだ雨は大丈夫そう。
翌日は確実に雨予報…
当初計画では翌日訪れる予定だった別山までこの日のうちに足を延ばすことにしました。
別山への稜線
写真だけ見ていると終始お天気のように思われるかもしれませんが、真っ白になったり晴れたりの繰り返し ^^;
剣沢キャンプ場と別山への分岐にデカザックをデポ、カメラと最小限の荷物で別山へ。
別山より 剱岳
別山は立山三山 (別山、雄山、浄土山) のひとつ。
まずは山頂にある祠にお参りです。 ここまで来られたことに、無事に戻れること、家族のこと・・・
沢山祈っちゃいました ^^;
立山三山、残すは浄土山のみ。 来年行けるといいな^^
眼下に見えているのはこの日の幕営地、剣沢キャンプ場。
キャンプ場に下りつつ、デカザック背負いつつ撮ったのが今回1枚目の写真です。
その写真を最後にメモリーカードの容量ゼロに。
いらない画像消して撮ろう~思ったら、ほとんどの画像を違うカメラで撮っていたため消去不可! ( ゚Д゚)!!!
ひぃぃぃ~~~ 星空撮影用に三脚+バッテリー3つ持ってきたのにぃ~~~ ToT
これらはただの重石に。 ここで撮影は強制終了となりました。
(いずれにせよ夜はガスと雨と強風で撮影できる条件ではありませんでした)
ひとつ嬉しかったこと。 剣沢キャンプ場、前日で営業終了しており、フリーサイトとして利用できましたヽ(^o^)丿
この日剣沢は剣御前小屋方面からの風が吹きつけ、テントは終始バタバタと音をたてています。
弱いながら電波が入っていたのでスマホで雨雲レーダをチェックすると、翌日は早朝から雨、9時頃からは本降り予報。
雨が強くなる前に雷鳥沢付近までは達しておきたいね。 出発時間は6時に設定、19時就寝につきました。
テントのなかは相変わらずバタバタと風の音、そこにパラパラと降り始めた雨の音、テントならでわの音だわね~ と思いつつ私は耳栓装着。
少し遠くなった風と雨の音を聞きながらいつのまにか眠りについていました。
4時半起床。 雨はまだ弱い。
軽く食事を摂ったあとテント内でカメラを含めた荷物をパッキング、レインウェアも装着、なんとか小雨のうちにテント撤収完了。
6時前、剣沢キャンプ場を後にしました。
剣御前小屋付近の風に注意だね・・・
予想通り剣御前小屋へと近づくにつれ雨は横殴りに、吹き付ける強風にデカザックは煽られます。
メガネも風で飛ばされそうだし、水滴で前は見えないし、目の前の道に集中出来ないので外しました。
つくづく昨日のお天気のうちに歩いておいてよかったな・・・そんなことを思いつつ雨風のなかを黙々と歩きます。
標高が下がるにつれ風はおさまったものの雷鳥沢キャンプ場を過ぎたあたりから雨はいよいよ本降りに。
しかしここまで来れば残るは室堂までの整備された道のみ。
早朝のテント撤収が功を奏しました。 9時過ぎ、室堂ターミナルに無事到着。
晴天と悪天、対照的な2日間を堪能できた思い出深い山旅と相成りました。
1日目は天国の、2日目は修行の道のようでした^^; やはり山歩きは晴天に限りまする~(笑)
※家庭の諸事情でPCの前でのんびりという時間を作るのが難しい状況です。
しばらくの間nice! のみのご訪問となりそうですがどうかご容赦くださいませ m(__)m
山には行きま~す ^^v
立山 秋② (2016年9月) [北アルプス]
やっと雷鳥沢キャンプ場が近づいてきました。 しかし本日の幕営地はあの山の向こう ^^;
秋の雲ですねぇ♪
新室堂乗越へと向かう途中。 あぁ、どこもかしこも美しすぎる・・・
ゆるゆると少しずつ標高を上げていきます。
稜線に乗ってからずっと剣御前小屋が見えているのですが、なかなか近づかない~~
振り返ると 奥大日岳。 その向こうには能登半島も望めました♪
あちら方面にも歩いてみたいねぇ♪ 立山は魅力的なルートがいっぱい!
記念写真も初日のうちに ^^v
人に写真を頼むことって滅多にしないのですが、デジイチ持っていた男性にお願いして撮っていただきました♪
ありがとうございました^^
※続きます^^
※家庭の諸事情でPCの前でのんびりという時間を作るのが難しい状況です。
しばらくの間nice! のみのご訪問となりそうですがどうかご容赦くださいませ m(__)m
山には行きま~す ^^v
立山 秋① (2016年9月) [北アルプス]
9月27日(火) 晴れ
9月28日(水) 雨
我が家から立山は正直遠い・・・^^;
関東地方から立山に訪れる場合、ほとんどの方はアクセスのよい扇沢から入られることでしょう。
しかし扇沢から入ると立山駅から入るのと比較すると交通費が倍近くになってしまうのです。
常に経費削減が必要な我が家はP2号くんと一緒に立山駅まで夜通しで走ります ^^;
6時半、立山駅到着。晴天予報のこの日、すでに一番近くの駐車場は満車状態。枠のない場所にも駐車されている始末。
駅から少し離れた第二駐車場になんとか無事駐車できました。
この日は平日にもかかわらず朝からたくさんの人が訪れており、増発された臨時便に乗車、室堂へ向けてGO!
晴天予報は初日のみ。 翌日は確実に雨予報(><)
初日の晴天のうちにとにかく撮れるだけ撮る!で撮影に集中させてもらうことに ^^v
室堂ターミナルをスタートして1時間経っても雷鳥沢キャンプ場にさえとどいていません ^^;
ということで次回に続きます~
※家庭の諸事情でPCの前でのんびりという時間を作るのが難しい状況です。
しばらくの間nice! のみのご訪問となりそうですがどうかご容赦くださいませ m(__)m
それでも山には行きますのでご安心を~(笑)
室堂ターミナル ~ 雷鳥沢キャンプ場 ~ 新室堂乗越 ~ 剣御前小舎 ~ 別山 ~ 剣沢キャンプ場(泊)
9月28日(水) 雨
剣沢キャンプ場 ~ 剣御前小舎 ~ 雷鳥沢キャンプ場 ~ 室堂ターミナル
雄山方面
我が家から立山は正直遠い・・・^^;
関東地方から立山に訪れる場合、ほとんどの方はアクセスのよい扇沢から入られることでしょう。
しかし扇沢から入ると立山駅から入るのと比較すると交通費が倍近くになってしまうのです。
常に経費削減が必要な我が家はP2号くんと一緒に立山駅まで夜通しで走ります ^^;
これぞ 錦秋!
6時半、立山駅到着。晴天予報のこの日、すでに一番近くの駐車場は満車状態。枠のない場所にも駐車されている始末。
駅から少し離れた第二駐車場になんとか無事駐車できました。
この日は平日にもかかわらず朝からたくさんの人が訪れており、増発された臨時便に乗車、室堂へ向けてGO!
臨時便のおかげで9時前に室堂ターミナルをスタートすることができました♪
みくりが池
左端にちょこっと写っているのは 剱岳!
この日は目の前の稜線を越えて 「剣沢キャンプ場」 まで歩かなくてはいけないのですが、全く前に進みません ^^;
地獄谷より奥大日岳
晴天予報は初日のみ。 翌日は確実に雨予報(><)
初日の晴天のうちにとにかく撮れるだけ撮る!で撮影に集中させてもらうことに ^^v
室堂ターミナルをスタートして1時間経っても雷鳥沢キャンプ場にさえとどいていません ^^;
ということで次回に続きます~
※家庭の諸事情でPCの前でのんびりという時間を作るのが難しい状況です。
しばらくの間nice! のみのご訪問となりそうですがどうかご容赦くださいませ m(__)m
それでも山には行きますのでご安心を~(笑)
2016年 夏山④ (2016年7月) [北アルプス]
稜線の上の雲が少し焼けました。
テントに戻ってからは前日同様テント内にある荷物の虫干し(笑)
テントの下の土が湿っていると、どうしても下から湿気がくるのですね。
濡れた土の上にテントを張った場合、何日かその場に滞在するのなら、多少面倒でも翌日以降乾いた場所へ張り替えたほうが快適に過ごせそうです。
現地で実際に眺めた星空に近い雰囲気かな☆彡
夜もガスが覆ったり晴れたりの繰り返しでしたが、滞在3日目にしてようやく星空を撮ることができました^^
明けて4日目の朝、「雷鳥沢キャンプ場」 3泊4日お世話になりました♪
火山ですねぇ。
みくりが池に映る浄土山
こんなに歩かなかった夏山も初めてでしたが、それもまたよし^^
これからも自分たちの山歩きを続けていきたいと改めて感じた夏でもありました。
2016年夏山旅、お付き合いいただきありがとうございました m(__)m
2016年 夏山② (2016年7月) [北アルプス]
雷鳥沢キャンプ場 ~ 大走り ~ 富士ノ折立 ~ 大汝山 ~ 雄山 ~ 一ノ越 ~ 雷鳥沢キャンプ場(泊)
3日目の朝、今日こそすっきり晴れるかな~^^;
3日目にしてようやく稜線を歩くことが出来そう。 サブザックに荷物を入れてGO!
お花を撮りつつのんびりゆっくりと上を目指します♪
イワギキョウ かわゆす~~♪
山と花とオヤジ(笑)
花はいつも健気
富士の折立~大汝山~雄山 いざ!3000メートルの稜線へ!!
「富士の折立へ向かう登山者」 後姿がかっこよくてパチリ!
自然の造形
今回の山旅で一番腹立たしかったこと・・・
登山道を歩いていると、飴の袋、その切れ端、アミノ酸の袋、薬を飲んだ空・・・等々小さなゴミが結構落ちています。
1度の山行、2人で結構な数を拾うことも多々あります。
あ、イワツメグサだ~♪ と思って顔を近づけると岩の隙間にタバコの吸い殻が押し込んでありました・・・しかも2本。
なんとも言えない気持ちになる瞬間・・・
こんなところまでタバコを持ってきて、吸って、なぜ持ち帰ることができないのか・・・理解不能。
下界同様山にもいろんな人間が歩いているんだと認識させられる瞬間。
そして私は山でもどんどん人見知りになっていくのでした。
※続きます・・・
2016年 夏山① (2016年7月) [北アルプス]
雷鳥沢キャンプ場の朝(2日目)
1日目、予定では「剣沢キャンプ場」まで歩く予定でしたが・・・
早朝の立山駅、雨ジャンジャン。 前日の天気予報ではくもりだったのだけど。
スマホで雨雲レーダーをチェック。 昼にかけて雨雲が通過するようだけど昼過ぎには抜け、午後以降夕方からはくもり予報。
パートナー20キロ、よしころん15キロのデカザックを背負って雨の稜線を歩くほどストイックではない私たち。
直前の体調不良もあり、とにかく無理なくのんびりが今回の山旅のテーマ。
初日の行先はあっさりと「雷鳥沢キャンプ場」に変更。
雨が小康状態となる頃に室堂に着くよう時間調整して立山駅を出発しました。
お昼すぎ雨の室堂駅、さすが日本有数の観光地!
こんな悪天にもかかわらず老若男女、色々な国の言葉が飛び交い観光客でごった返しています。
雨が小降りになった頃を見計らって、私たちは「雷鳥沢キャンプ場」に向けて歩き始めました。
室堂から約1時間で「雷鳥沢キャンプ場」到着。
雨のなかえっちらとテント設営。 ようやく落ち着いて狭い我が家でラジオを聞いていると 「立山地方、大雨洪水警報」 (*_*;
夕方からくもりの天気予報も大外れ ToT
パートナー、大雨の際テント内に浸水しないよう、周りに溝を掘ってくれました。
夜半過ぎ、雷が近くで鳴り始めました。 目を閉じていても光っているのが分かります。
雷雲は剱岳方面のよう。 『剣沢に泊まっていなくてよかった・・・ 雷・・・どうかこれ以上近づいてきませんように・・・』
耳栓を深く押し込んでシュラフにくるまり直しました。
2日目、午前8時を過ぎた頃から雨はやみ、ガスも少しずつ晴れてきたのでお散歩に出かけることに。
ライチョウさん、お邪魔しました ^^;
これ以上標高の高い場所には1日ガスが張り付いていたため、2日目は足慣らしでおしまい。
お花を眺めながら我が家に帰宅。
この日は少し日差しがあったので、テン場に戻ってからはテント内のものを全て外に出して乾かしました。
前日から泊まっている人はみ~んな虫干し中! なかなか面白い光景だったので写真に残しておけばよかった(笑)
雨の中でテントに泊まると、テントから外に出るという普段なんでもない行動のひとつひとつがとても大変。
トイレに行くにも登山靴を履いて、レインウェアを上下着用しないといけませんし、帰ってきてテント内に入る際も一苦労・・・
どんなに気を付けていてもテント内は湿っぽくなってしまいます。
食事もテント内で調理しないといけません。 一つ間違えるとテントを焼いてしまいますからこれまた大変。
そしてドロドロになったテント、帰宅後の手入れも数倍大変でした ^^;
さて3日目は稜線を歩けるかな・・・
※続きます^^
鹿島槍ヶ岳に… 届かなかった訳② (2015年8月) [北アルプス]
8月19日(水) くもり 時々 晴れ
前日の疲労で夜はよく眠れるかと思っていたのだけど、実際はあまり眠ることができませんでした。
浅い眠りを繰り返し、夜中に何度も目が覚めてしまいます。
そして目が覚めるとどうしてもトイレに行きたくなってしまう・・・
真暗闇のなか、ヘッドライトの光が他のテントに当たらないよう気を付けながら小屋横のトイレに向かいます。
種池山荘のテント場はトイレにも比較的行き易いのでありがたい。
(それでも夜中だと片道3分はかかります。 ちなみに冷池山荘は片道15分かかるらしい・・・ 当初冷池山荘テント場に泊まる予定だったので、念のため携帯トイレも持参していました。)
テント泊をはじめた頃は暗闇が怖くて夜のトイレのたびにパートナーに付き合っていてもらっていたのだけど、最近はひとりでも夜の景色を楽しみつつ行けるようになってきました。
外に出るたびに夜空を見上げたけれど、この日は明け方まで濃いガスに覆われていました。
体調がよければ鹿島槍ヶ岳を往復するつもりでいたのですが・・・
カメラ以外の荷物をほとんどパートナーに担いでもらい、よしころんほぼ空荷で歩いているにもかかわらず登りになると息があがってしまう。
やはりどうにも体にうまく酸素がとり込めていないようで、歩きはじめてわずか2時間の時点で脚に疲れもきはじめていました。
この体調ではとても無理だな・・・
種池山荘~鹿島槍ヶ岳のほぼ中間地点で引き返すことにしました。 時間は午前8時。
「時間もまだまだあるし、鹿島槍まで行ってきていいよ。」
『一人で行ってもつまんないからね。 俺たちはピークハンターじゃないし、また機会があれば行けばいいよ。』
「ホントすみません・・・ ToT」
【再会その2】
前方から背の高い外国人の男性がやってきました。
「こんにちは~^^」
『コンニチハ~^^ コノサキニ ライチョウハ イマシタカ?』
「さっきから声は聞こえているんですけど、姿は見えなくて~^^;」
『150メートルクライシタニ メスノライチョウガイマシタヨ~』
お話ししながら あれ? この方、前に会ったことがあるかも・・・ よしころん
「あの~ クマとライチョウを追いかけている方ですよね。 以前双六でお会いしたことがあります!」
『OH! スゴロクデ!! イツゴロデスカ?』
「3年くらい前かな~」
そのときの記事 http://yoshikoronron2.blog.so-net.ne.jp/2012-09-04
やはり3年前に双六でお会いしたレンジャーでした!
相変わらず、『景色カンケイナイ~』でクマとライチョウを元気に追いかけていらっしゃるよう^^
『ジャ~マタ! 3年後ニアイマショウ~(笑) 』 笑ってお別れしました (^_^)/~
そしてしばらく進むとレンジャーの言葉どおり♪
体も少し小さめでヒナも連れていなかったので、まだ若いメスのようでした。今度会うときは立派なお母さんになってるかな^^
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
8月20日(木) くもり のち 雨
朝、前日よりも体調がよかったので、よしころん一人で爺ケ岳の途中まで登り日の出を待ってみたのですが、残念ながら朝陽を望むことは叶いませんでした。
さぁ、下山です。
種池山荘のFさんに「また来るね~!」 下山のご挨拶♪
Fさん、山荘の窓から私たちが見えなくなるまで見送ってくれました (^_^)/~
最終日、よしころんの体調も問題なく雨が本降りになる前に扇沢到着。
こうしてなんとも不思議な3日間の山旅が無事終了しました。
計画通りにはいかなかったけれど、菊池先生はじめ、Fさん、レンジャー、1度の山行でこんなにもたくさんの人に会えるなんていままでにないことでした。
【ガツガツ歩くのはお前たちの山歩きじゃないだろう 自分たちの原点を思い出せ】
山の神様からのメッセージだったのかもしれないね。 そんな話をしながら下山しました。
ということで、今後はいままで以上に森や花を愛でながらのまったり山歩きを目指す予定の2人なのでした(笑)
種池山荘(テント泊) ~ 爺ケ岳(南峰) ~ 爺ケ岳(中峰) ~ 爺ケ岳 北峰付近 (往復)
今回の山旅での最高地点
種池山荘のうしろは立山~剱岳
谷間から少しずつ雲が湧いてきています。
爺ケ岳(南峰)
体調がよければ明け方前にここまで登ってきたかったのだけど・・・
前日の疲労で夜はよく眠れるかと思っていたのだけど、実際はあまり眠ることができませんでした。
浅い眠りを繰り返し、夜中に何度も目が覚めてしまいます。
そして目が覚めるとどうしてもトイレに行きたくなってしまう・・・
真暗闇のなか、ヘッドライトの光が他のテントに当たらないよう気を付けながら小屋横のトイレに向かいます。
種池山荘のテント場はトイレにも比較的行き易いのでありがたい。
(それでも夜中だと片道3分はかかります。 ちなみに冷池山荘は片道15分かかるらしい・・・ 当初冷池山荘テント場に泊まる予定だったので、念のため携帯トイレも持参していました。)
テント泊をはじめた頃は暗闇が怖くて夜のトイレのたびにパートナーに付き合っていてもらっていたのだけど、最近はひとりでも夜の景色を楽しみつつ行けるようになってきました。
外に出るたびに夜空を見上げたけれど、この日は明け方まで濃いガスに覆われていました。
鹿島槍ヶ岳
体調がよければ鹿島槍ヶ岳を往復するつもりでいたのですが・・・
カメラ以外の荷物をほとんどパートナーに担いでもらい、よしころんほぼ空荷で歩いているにもかかわらず登りになると息があがってしまう。
やはりどうにも体にうまく酸素がとり込めていないようで、歩きはじめてわずか2時間の時点で脚に疲れもきはじめていました。
この体調ではとても無理だな・・・
種池山荘~鹿島槍ヶ岳のほぼ中間地点で引き返すことにしました。 時間は午前8時。
「時間もまだまだあるし、鹿島槍まで行ってきていいよ。」
『一人で行ってもつまんないからね。 俺たちはピークハンターじゃないし、また機会があれば行けばいいよ。』
「ホントすみません・・・ ToT」
またね~ ヽ(^o^)丿
1枚目の写真、爺ケ岳(中峰)でゆっくり過ごすことに♪
この贅沢な景色を2人貸切^^
あぁ 綺麗・・・
動かなければ元気なよしころん ^^;
のんびりと写真を撮りながら種池山荘のテント場に戻ります。
トウヤクリンドウ
どっちゃり!(笑)
【再会その2】
前方から背の高い外国人の男性がやってきました。
「こんにちは~^^」
『コンニチハ~^^ コノサキニ ライチョウハ イマシタカ?』
「さっきから声は聞こえているんですけど、姿は見えなくて~^^;」
『150メートルクライシタニ メスノライチョウガイマシタヨ~』
お話ししながら あれ? この方、前に会ったことがあるかも・・・ よしころん
「あの~ クマとライチョウを追いかけている方ですよね。 以前双六でお会いしたことがあります!」
『OH! スゴロクデ!! イツゴロデスカ?』
「3年くらい前かな~」
そのときの記事 http://yoshikoronron2.blog.so-net.ne.jp/2012-09-04
やはり3年前に双六でお会いしたレンジャーでした!
相変わらず、『景色カンケイナイ~』でクマとライチョウを元気に追いかけていらっしゃるよう^^
『ジャ~マタ! 3年後ニアイマショウ~(笑) 』 笑ってお別れしました (^_^)/~
そしてしばらく進むとレンジャーの言葉どおり♪
ライチョウさん~(メス)ヽ(^o^)丿
あぁ~ ハイマツの中に入っちゃった~~~ と思ったら 足元に出てきて ビックリ! (@_@。
体も少し小さめでヒナも連れていなかったので、まだ若いメスのようでした。今度会うときは立派なお母さんになってるかな^^
タカネヨモギ
ウサギギク
11時前にはテント場に戻り、その後はテント場のまわりでゆっくりと過ごしました。
燃ゆる剱岳2
この日の夜は途中で目覚めることもなく、朝までぐっすりと眠ることができました。
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
8月20日(木) くもり のち 雨
種池山荘(テント場) ~ 扇沢
朝、前日よりも体調がよかったので、よしころん一人で爺ケ岳の途中まで登り日の出を待ってみたのですが、残念ながら朝陽を望むことは叶いませんでした。
さぁ、下山です。
種池山荘のFさんに「また来るね~!」 下山のご挨拶♪
Fさん、山荘の窓から私たちが見えなくなるまで見送ってくれました (^_^)/~
最終日、よしころんの体調も問題なく雨が本降りになる前に扇沢到着。
こうしてなんとも不思議な3日間の山旅が無事終了しました。
計画通りにはいかなかったけれど、菊池先生はじめ、Fさん、レンジャー、1度の山行でこんなにもたくさんの人に会えるなんていままでにないことでした。
【ガツガツ歩くのはお前たちの山歩きじゃないだろう 自分たちの原点を思い出せ】
山の神様からのメッセージだったのかもしれないね。 そんな話をしながら下山しました。
ということで、今後はいままで以上に森や花を愛でながらのまったり山歩きを目指す予定の2人なのでした(笑)